イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-10日目
ドバイ経由で帰国
ここドバイ空港で東京組と飛行機の搭乗ゲートが違うので、お別れして移動します。
こちらが我々大阪組の搭乗ゲートがあるエリア。
エレベーターに乗って、上へ昇ります。
エレベーターを出ると、何となく見た事のあるような光景が目に入ります。
色とりどりにキレイな色を発光する噴水。
そう言えば、このイタリア旅行で行く時にドバイ空港を経由したがその時に添乗員さんが「またここに戻ってくることになりますよ~」と言っていたのがまさにこの場所だった。
ここで一旦解散。搭乗時間まで各自、自由に過ごす事に。ちょっと買い物を見てみよう。
もしドバイ空港の宝くじで車が当選しても、乗らないだろうな。。
エミレーツ航空公式グッズショップ
行く時のドバイ空港でも物色した「エミレーツ航空公式グッズショップ」。売っている物の写真を撮って、甥っ子に送ったら「欲しいっ!!」との返事があったので何か買わざるを得ない状況になってしまった。。
という事でエミレーツ航空グッズを購入!商品に付いているタグにはドバイ通貨「AED」で表示されていた。
ちなみに1AED=約30円程である(19.1月現在)
エミレーツ航空の赤色の帽子、飛行機のデザインが入ったフリーサイズ。それとタグとネックストラップ。飛行機マニアにはたまらないアイテムみたい。
ちなみに後日甥っ子ちゃんにエミレーツ航空グッズをプレゼントし、喜ぶ様子です。ちょっと恥ずかしがり屋さんなんで目元を隠していたが「めっちゃ嬉しい!サイコー!」と喜んでいただけました!
まだまだ時間があるので、ドバイ空港内を見て回る。しかし行きに充分にお店を見回ったので、そこまで新たな発見がない。そこで気になっていたお洒落なコースター売り場に行ってみる。相変わらず欲しくなるデザインのコースター、しかもしっかりとした材質で水滴が付いたグラスを乗せても引っ付かない表面になっている。
「欲しかったら買え!」という考えだが、1枚20AED(約600円)と”いいお値段”だったので迷いに迷って珍しく買わない事に。。
こっちの丸型のコースターもいい感じのデザイン!ただ同じ値段で購入は見送る。恐らく空港外であれば、もっと安かっただろう。
「もしこのコースターを買う運命であれば、またどこかで出会えるだろう!」と気持ちを切り替える。
日本行きの飛行機に搭乗開始
初めは搭乗時間まで長いな・・と思っていたが、色々歩き回ってお土産物を物色していたら、あっという間に搭乗の時間に。
あともうちょっとで日本に帰れる。
再びエアバスA-380に乗り込む。
機内のモニターで映画を見ると、どうしても目が疲れてしまう。JINSで昔に購入した”ブルーライトカット”のメガネを持っていっていたが、ローマ~ドバイ間でも映画を見ていたので目は既にお疲れ状態・・。
という事で「音楽でも聞こう!」とジャズのチェンネルを選択。「ジョン・コルトレーン」のアルバムを聞いてリラックス!
ドバイを出発
ドバイ~関西国際空港までの飛行時間は約8時間50分。行きの時にかかった11時間に比べれば、だいぶ早く着くみたい。
まずは夜中に出てくる機内食。折角なんで頂きます。意外とオムレツが美味しかった!
機内でもひたすらビールをもらう。この日本に帰る飛行機であればアサヒビールが置いてある。行きの飛行機にチラッと見た「ミスターインクレディブル2」をもう一度しっかり見てみる。
2回目の機内食も頂く。パスタっぽいのが出てきた。日本食と違って、大雑把な感じの料理が楽しめる飛行機!
そしてこの日本へ帰る飛行機(A-380)でトイレが故障し、次々と使用禁止になりトイレ待ちの人が沢山並んで渋滞中に。よくトイレで歯磨きする人が居て、中々出てこなかったりはするのでそれで混み合う事はあったがトイレの故障多発は初めて。そして前にあった3つのトイレが最終的には1つしか使えなくなっていた。。
無事日本に帰国
そんな困難もあったが、今回も無事に関西国際空港に到着。何気ない事かもしれないが、飛行機に関わる人達に感謝する瞬間である。
日本語を見ると、「日本に帰って来れた!」とホッと安堵する。関西国際空港に到着後は自由解散なので、各自荷物が出てきた順にお別れを行って消え去っていく。ボクも添乗員さんに感謝の意を伝えて、帰路に着く。
帰りの電車で大阪人オジサンと再度出会い、ラインを交換する。またどこかで出会えるかな??
ちなみにローマで購入したグッチのカバンを奥さんにあげたら「少し大きいかなっ?!」と言いながら、毎日通勤に持って行っているそうでヨカッタ、ヨカッタ!
時差ボケと飛行機であまり寝なかったので、帰ってすぐに寝ようと思っていると自宅まで帰る電車内で今晩のお誘いの電話が掛かってくる。しんどいと言って断るのも面白くないし、お土産をあげれるチャンスなので、快く快諾する。イタリアに旅行している間にすっかりミナミの御堂筋はライトアップされてキレイ!
そして案の定、午前様になってしまう。こうして楽しかったイタリア旅行もめでたく終了を迎えるのであった。。
<イタリア旅行の感想>
世界的にも有名で人気のある観光地であるイタリア。
前回は近くのスペインに行って同じような国かなと思っていたが、さすが世界一とも言われる観光国だけあって、その遺跡の数と建物の保全には驚いた。
古代~中世の時代に繁栄したイタリアの国。ただその歴史には色んな背景がある。
フィレンツェはメディチ家が銀行制度と貿易で莫大な富を築き、それで儲けたお金を使いキレイな街並みが出来た。それと共に芸術にも多額の出資をし、ルネサンス期の黄金時代を築いた。その芸術に対しての莫大な出資により、ルネサンス期3大芸術家として誰もが知る「レオナルド・ダ・ヴィン」「ミケランジェロ」「ラファエロ」が輩出された。
しかしその芸術に対しての莫大な出費や跡継ぎの息子たちの能力不足で、メディチ家は衰退する事になる。そしてイタリアという国自体も今の世界ではあまり経済力がない国となってしまっている。
しかしそれらの偉人や記録に残らない人達が過去に生きて、築いてきたこの歴史があって今のこの瞬間がある。そんな偉人達が素晴らしい芸術作品が管理されているフィレンツェのウフィツィ美術館で、こんな可愛らしい日本語が喋れる美人さんと出会えた。
これも旅の醍醐味である、と勝手に思っている。
ベネチアでは大雨の影響で、冠水してびしょびしょになったがこれはこれで楽しかった。「沈みゆく街」という運命を抱えているベネチア。この街も元々は地盤が良くない場所に逃げてきた人達が生きていく為になんとか建物を築いたのである。
色々な街を巡るとそれまでは全然興味が無く、知らなかったイタリアの歴史に出会える。そこでその歴史を知る事によって、今まで生きてきた人達の生き様を感じれた瞬間が何とも言えない”啓示”のように感じる。これも旅の醍醐味。
今までの海外旅行には事前にガイドブックなどを購入して、その国の事を予習していなかった。ただ今回はガイドブックを購入し、その国の歴史や名所の説明を見て勉強してみた。
ある人も言っていたが、「ただ漠然とその国を観光」するだけではなく「歴史や文化などを勉強し、その国をしっかり知る気持ちを持って行く」という気持ちになるだけで全然旅行の内容が違ってくる。
前のスペイン旅行に行った時にその事に気付いた。そして今その勉強をする事の重大さを噛みしめている。
「予習・復習は大事!」と小さい頃から聞いていたが、今になってその言葉の意味を痛感する。もっと早くその言葉の意味を理解できていれば、今頃大物になっていたかもしれないが。。それを今のこの歳で知る事が出来ただけでも幸せであると感じる。
ちなみに今回事前に購入し、イタリアの勉強をさせてもらったのが下記の「トラベルデイズ」。デザインが気に行って購入し文化なども分かり易く書いていた。ただガイドブックと言えば定番の「地球の歩き方」も人気である。
個人的にはこういうガイドブックを買って良かったと思うし、その値段の価値はあるハズ。というか「その値段分の元を取る」気持ちにもなって、いい効果が出てるかもしれない。
ちなみに次の旅行はベトナムに行くのだが、すでにベトナムのガイドブックを2冊購入済である。
それと今回も沢山の面白い人達と旅をさせてもらってとても楽しかった。それもこれも阪急交通社(トラピックス)の「1人旅ツアー」のおかげである。イタリアから帰国して「早速、次の旅行を!」とギリシャ&モロッコの1人旅ツアーを足早に2件も早々に申し込んでしまった。。
知らない人と数日間、一緒の目的をもって旅をするので必然と仲良くなる。それと普通に生きていれば、出会う事のない人達。もし街角ですれ違っていても絶対喋る事が無かった人達と異国で楽しく時間を過ごせるなんて!!
「本当に旅って最高!!」
と心から思った。
ちなみにギリシャとモロッコ旅行の前に、急にベトナム旅行が割り込んできたので次回からベトナム旅行編がスタートします。
こんな文才の無い平凡な男の旅行ブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。ここまで読んでくださっているという事はこの旅に興味を持っていただけたのかと勝手に思っております。そんな”貴方様の人生が楽しい方向に進める推進力”に僅かにでも貢献出来ていれば幸いかと思います。
以上 イタリア編は終了です。
↓↓続き↓↓
次は貴方の番かもしれませんよ!
↓↓イタリア旅行記↓↓
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