これまた冠水しているベネチアのサン・マルコ寺院の中に入るも、これはこれで乙?-イタリア旅行記11

イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-3日目

ベネチアの街 観光

ベネチアのサンマルコ広場で冠水している広場で記念撮影する観光客

ベネチアの街を観光しだして、多少時間が経ってくるとこれくらいの冠水にも慣れてきます。辺りではそれを楽しむ観光客の人達の姿が見えます。

 

ベネチアのサンマルコ広場で冠水しているのをバックに

サンマルコ寺院に向かって、左側の方が地盤が沈んでいるのか?画面右に比べて冠水が激しい。左側の建物に入っているカフェは毎日掃除が大変そうだ。

 

ベネチアのサンマルコ広場で冠水している広場で記念撮影する子供

ちょっと目立つオレンジのジャケットを着た子供。知らず知らずに足元の丸い印の場所に吸い寄せられたかのように立っている。

 

冠水するサンマルコ広場の様子 動画3

 

サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)の見学

サンマルコ寺院をこれから訪問予定

828年に2人のベニス商人がエジプト:アレクサンドリアから運んだ”福音史家”「聖(サン)マルコ」の亡骸を安置する為に礼拝堂を建設したのが起源。「聖マルコ」は『新約聖書の「マルコによる福音書」』の著者で1世紀頃に存命していたとされる人物。

ローマ帝国からの避難民が作った街は迫害を避ける為に旧の守護聖人「テオドロス」から新たな守護聖人と迎えて街を強固にしようと画策した。しかし当時アレクサンドリアを支配していたイスラム人に見つかると亡骸を強奪される可能性があったので、それを隠す為にその亡骸が入っている籠にイスラム人が見ただけで嫌う”豚肉”を満載させて検問を無事通過して持ち帰ったとされている。
その後976年に火災で焼失し再建され、1063年から400年掛けて幾度の改修と修復を行い現在の形となった。その為に「ロマネスク」「ゴシック」「ルネサンス」の各時代の様式が混在し「ビザンチン様式」の影響も濃く、1つの建物にこれだけ多くの建築様式が入って調和しており、ヨーロッパでも珍しい特徴的な建物である。特にビザンチン文化の特徴である黄金の装飾と床の金地のモザイク画は一見の価値あり。

 

サンマルコ広場で足元が冠水している

サン・マルコ寺院の近くにくると足首まで水に浸かっている状態に。

 

サンマルコ寺院の入口の様子

サンマルコ寺院の正面中央上部には「聖マルコ」の像が掲げられている。その下にはベネチアの象徴とされる「有翼の獅子像」が見る事ができる。

 

サンマルコ寺院に向かう途中の冠水の様子

足元が悪いので、とりあえずサンマルコ寺院の前の足場まで移動します。靴カバーが大活躍でみんな「買って良かった!」と大喜び。

 

「4頭の馬の」像

見学予定のサンマルコ寺院

中央右には馬の像が見えます。こちらは「4頭の馬」と言われる像で十字軍が東ローマ帝国を征服した時の戦利品として13世紀にコンスタンティノープルからベネチアに運ばれたブロンズ像のレプリカ。オリジナルは寺院内の博物館に所蔵されているそうです。

 

サンマルコ寺院の横の像

サンマルコ寺院の横に回り込み、並んでいる列の最後尾に並びます。その横にはちょっと”ズングリ”とした獅子っぽい像があります。

 

サンマルコ寺院の横で恵を欲しがる人

パッと足元を見ると、冠水している水の中に腰を落とし首を垂れてコップを突き出している人が。コップの中にはお金らしきものが入っている。何も言わずにたたずんでいるのでビックリ!

ヨーロッパの街ではこういう物乞いの人をよく見かける。

 

サンマルコ寺院の横で入場する為に行列を作る人達

我々の後ろには新たな観光客ですぐに行列が出来ている。ベネチアの街でも一番の観光名所のサンマルコ寺院。並ぶのは仕方なさそうですね。

 

サンマルコ寺院の横にある建物

辺りの建物も歴史がありそうな感じ。2階からは人が実際に住んでいるそうな。こんな所に住むというのも色々と問題がありそうだけどね。

 

サンマルコ寺院の入場待ちの人々

ちょっとずつサンマルコ寺院に入場する列が進んでいく。ツアー参加者の人達と談笑しながら、待ち時間を過ごす。

 

サンマルコ寺院の入場待ちの人々2

□POINTちなみにサンマルコ寺院は大きなカバンを持って入れないので、その場合は預ける必要があるが荷物を預けると盗まれる可能性がある為に大きなカバンは持って行かない方がいい

 

サン・マルコ寺院の入口

サンマルコ寺院の入口の浸水状況

見ての通り、サンマルコ寺院の中まで水が浸水している。

 

サンマルコ寺院の入口のモザイク画

ファザードには5つのモザイク画が描かれている。この左側はサンマルコ寺院の創建当時の様子が描かれている。右側は「総督による遺骸の引き取り」と呼ばれていて、聖マルコの遺体を引き取った当時の様子が描かれている。

 

サンマルコ寺院の入口のモザイク画の様子

こちらは正面入り口で上から「聖マルコ像」「有翼の獅子像」「4頭の馬の像」「キリスト昇天のモザイク画」と豪華に並んでいる。

 

サンマルコ寺院の入口のモザイク画の様子2

入口毎の間にある大理石の柱もそれぞれに模様や色が違い、風格を増している感じがする。

 

サンマルコ寺院の入口正面ファザードのモザイク画

「キリスト昇天のモザイク画」があるこちらの正面からは入場できずに右端まで移動。

 

サンマルコ寺院の入口正面ファザードから入場

いよいよサンマルコ寺院の入口が近づいてきた。

 

サンマルコ寺院の入口正面ファザードから見るサンマルコ広場

サンマルコ寺院の入口から見た広場方面。向こうに2つの円柱が見える。

 

サンマルコ寺院の入場時間の案内

サンマルコ寺院の入場時間案内がある。
平日は9:30~16:45まで、日曜日は14:00~16:45まで

日曜日のイタリアは混みあうので、これから観光予定の方は訪問する曜日だけは注意!

 

サンマルコ寺院ファザードのモザイク画のアップ

サンマルコ寺院の入場口上部のモザイク画が、金地でとてもキレイ!

 

サンマルコ寺院の内部見学

□POINTサンマルコ寺院内部の写真撮影はできません。知らずか知ってか写真を撮る人が居てますが、「撮影禁止」なっている場所ではマナーを守りましょう!

という事でサンマルコ寺院・内部の写真はありません。。。

 

サンマルコ寺院内は薄暗いのですが、上部の壁画や屋根裏には黄金の装飾に感動します!それと床のタイル画にも忘れずに目を向けて下さいね。こちらも素晴らしい出来になっています!

サンマルコ寺院、見学後の出口から

あっという間に出口に出てくる。

 

サンマルコ寺院、見学後の出口から出て集合

サンマルコ寺院内の見学に一同感嘆し、アントニオさんと談笑する。

 

サンマルコ寺院、見学後の出口から出てガイドさんの姿を

「ドウデスカ、ベネチアハ?イイトコロデショ?」と言いたげな現地ガイド「アントニオ」さんのドヤ顔。

 

サンマルコ寺院横のショップの様子

付近のお土産物屋さんの様子。ベネチアらしいお土産物がたっぷり展示されている。興味深々も寄る時間がな~~い・・。

 

サンマルコ寺院横のショップの様子2

キレイなアクセサリー類が並んでいる。

 

サンマルコ寺院から移動

そんな様子を横目に見ながら、次は「ベネチアンガラスの工房」に向かいます。

 

続きは、また次回に!

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