イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-3日目
ベネチア観光
イタリアツアー、3日目の朝。ホテルの部屋の窓から外の天候を確かめるも”どんより”とした曇り空・・・小雨も降っていて、この様子じゃベネチアも水没していて観光もままならないのでは・・?と感じる。
ホテルの地下にあった自動販売機。水500mlが1.1ユーロとそんなに安くない。今回の旅もバスの運転手さんが500mlの水を1ユーロで販売してくれる。
水はバスの運転手さんから買うのがベスト。スーパーの方が水は安いが持ち運ばないといけないので、買いたい時に必要な分のみバスで購入がオススメ
ホテルにて朝食バイキング
朝の7時からオープンのハズが先に数人来ており、さすが「日本人は早い!」と思わせる瞬間。
「まずは野菜を・・・」と思うも、あまり野菜の種類が無い。。
ここの瓶に入った水は、「ミネラルウォーターではなく水道水みたいな味がした」と周りの人が言ってました。当の私はそんなの関係なしにゴクゴクと飲んでいましたが。
ソーセージとベーコンとスクランブルエッグ。
これはどこのホテルの朝食バイキングにも必ず置いてありました
かろうじてプチトマトとほうれん草もどきがあったので、ゲット。パンの種類だけは豊富にあるのですが。
本日の朝食はこんな感じにチョイス。定番のクロワッサンは欠かせない。
同じひとり参加ツアーのメンバーと席を囲むが、まだ打ち解けた訳ではないので探り探り話をしながら朝食を食べる。
夏の時期に来れればプールで泳げるのに。
中国人の団体が居て、プールサイドにタバコの吸い殻をまき散らしていた・・。
バスに乗ってベネチア本島に移動
途中に鉄道の駅を通過。
ちょっとカッコイイ赤い列車を発見。新幹線みたいな乗り物なのか?
道中、添乗員さんが現地手配会社と情報をやり取りしていて、朝から30cm前後浸水しているとの情報が入る。ただ昨日もそれぐらいの水かさで観光自体は行えるとの事で一応ホッとする。
ベネチア本島の対岸に到着
ベネチア本島に渡る船の発着場のバス停に到着。露店が集まっています。ここでベネチア本島が水没している為に靴の上から履ける靴カバーを買った方がいいとの事で購入します。
ここの露店で1足6ユーロで買いましょう!値段の割にシッカリした造りになっていました
こちらの先に停留している小舟に乗り込んでいきます。
前と後ろに客室がありますが、前は天井がテントで雨が降ると濡れそうなので後部デッキに座ります。
ベネチア本島に水上バスで移動
天気は曇り。あまりいい色の空ではない。。
船内は寒くなく、雨にも濡れないので快適。
雨がポツリポツリと振っている。どうなるベネチア本島の観光??
ベネチア本島連絡水上バス内からの動画
こんな小さな船にも関わらず、コンセントの差込口が用意されています。
そして「Wi-Fi」の文字が。試しに繋いでみると・・・見事に接続!
この船のWi-Fiが意外と電波が強くビックリ!充分に使えます
こちらは先程購入した6ユーロの靴カバー。元々10ユーロの表示でしたが、6ユーロに値下げしてくれましたが5ユーロまでは値引いてはくれませんでした。色は青・黄色・オレンジの3色ありました。
窓には雨粒が・・。ヤバそうな雰囲気。
そしてベネチア本島に到着。どれくらい浸水しているのかを楽しみにしながら下船します。
中々広く、キレイな内装の船でした。
こちらが先程乗ってきた船。まだ新しそうな感じ。
ベネチア本島に上陸~観光
ベネチア(Venezia)はイタリアのヴェネト州の州都で、アドリア海の最奥部のラグーナ(干潟)と大小の島に発展した「水の都」で別名「アドリア海の真珠」とも呼ばれる。150本以上の運河、400本以上の橋、100を超える島々から構成されておりその独特な文化と景観より1987年にこの街全体が”世界遺産”として登録された。
4~5世紀に地を追われた西ローマ帝国の避難民がベネチア共和国を形成し、12~15世紀は東西貿易で全盛を誇ったが1797年にナポレオンの侵略に負け、ベネチア共和国は崩壊しその後イタリア王国に編入された。
ベネチア本島は車の乗り入れが禁止で、島内の移動は徒歩かゴンドラの手段しかない。地下奥深くにある大陸プレートが毎年数ミリずつ沈下していっているので、数百年後には「水に沈んだ都」になる運命を持つ街でもある。
ベネチア本島に到着
ここから見る限りは、そこまで浸水はしていない模様。靴カバーは様子を見てから履く事に。
でも岸部は水が乗り上げてきている。その為、柵が設置されている。
ベネチア本島の高潮の影響による波打ち際の動画
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
船着き場の対岸には「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 (Basilica di San Giorgio Maggiore)」が見える。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会はサン・ジョルジョ・マッジョーレ島にあり17世紀の初めに天才建築家パッラディーオが手掛けた美しい教会である。ファーサイド・内部ともに古代ローマの古典様式に基づいた均衝美が象徴的。鐘楼へはエレベーターで昇る事が出来き(入場料6ユーロ)、ベネチアの街を一望できる風景は一見の価値あり。
ベネチア本島の内部はこのように入り組んだ水路があり、「迷宮」とも呼ばれるベネチアの街の醍醐味。
とりあえずゴンドラ乗り場まで移動します。
さっきの船に乗っている時ほどの土砂降りではないが、まだポツポツと小雨が降っている。
この辺りのレストランやショップも浸水により、老朽化が激しいみたい。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の像 (Monumento a Vittorio Emanuele II)
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はミラノのガッレリアの名前にも付いていたイタリア王国の初代国王。1886年に始まった第三次イタリア独立戦争にて当時オーストリアの支配下にあったベネチアを奪還した。
今日は天気も悪く、水かさも高い為多くのゴンドラが運休している模様。プカプカと虚しく揺らめくゴンドラ達。
波に揺らめくゴンドラの様子 動画
よ~~く見ると建物の裏の壁で塗装が剥がれ落ちている箇所が多々見受けられる。老朽化が激しいベネチアの街。意外と住みにくいらしい。
高潮の影響による膝上浸水対策に足場が組まれている。ここを歩けば濡れはしない。
この辺りにくると地面が水浸しになっており、気付けば靴が濡れだしていた。足袋シューズは水が入り易いので慌ててさっき購入した靴カバーを装着!
チャキ~~ン!!
そんな私の様子を見てか、周りの人達も一斉に靴カバーを装着しだす。こちらの人のカッパは可愛いデザイン!
一斉に阪急交通社1人旅ツアー参加者が靴カバー団体に変身!ちなみにオレンジ色が派手で一番人気がありました。
ベネチアの街でのゴンドラ遊覧の様子は次回に続きます!
↓↓イタリア旅行記:初回↓↓
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