ドルマバフチェ宮殿編にある世界最大級のシャンデリアは、重量が4トンを超える・・-トルコ旅行記59

【トルコ周遊10日間ツアー】8日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬

 イスタンブールの観光へ!

昼食を食べてから、先程もバスの車窓から見えたサッカー場付近でバスを降ります。

 

向こうに見えるモスクは「ドルマバフチェ・モスク」(Dolmabahçe Mosque)で1853年にオスマン帝国第31代スルタン「アブドゥル・メジト1世」の母親である「ベズミ・アレム・バリデ・スルタン」の命によって建設された。設計者はこれから見学するドルマバフチェ宮殿と同じ、「ニコゴス・バリアン」”オスマン風バロック様式””ルネサンス様式”の融合した外観が特徴的なんだとか。

 

さてそんなモスクには入らずにドルマバフチェ宮殿へ急ぎます。普段は入場するのによく待つ事があるらしく、特にこんな天気がいい日は逆に待ち時間がしんどいようです。

 

なので現地ガイドさんの足取りが自然と早くなっています。

こちらでも入口にて手荷物検査があります。ただしこういった観光地での荷物検査で引っ掛かった人を見た事が無いけどね。。

 

こちらは時計台のようだ。

 

ドルマバフチェ宮殿の入口に進む門の前では観光客が集まっています。この辺りでチケットを販売しているようです。

 

ここはまだ門であるが豪華に掘られている。

 

オスマントルコ時代に6人の皇帝がここに住んでいたという。そして王位継承権を持つ子供には英才教育を施していたそうだ。今の時代にみたいに自分の息子を甘やかしてボンボンみたいにしていた訳ではなく「ノー」は無い、スパルタ教育だったそうだ。

 

いつもは混雑する場所なので、なるべく早く進みたいとちょっと焦り気味な現地ガイドさんをさておき、まずは記念写真に興じる男。

 

 ドルマバフチェ宮殿の見学開始

チケットが入手できたみたいなので、こちらから進んで行きます。

 

トルコの観光地ではどこでもこのような自動ゲートになっていて、入場チケットのQRコードをかざして進む方式となっていた。

 

最初の門をくぐるとまた直ぐに2つ目の門が現れる。

 

2つ目の門をくぐると緑溢れる、管理が行き届いた庭園が目に飛び込んでくる。

 

 ドルマバフチェ宮殿の景色 動画

 

入った正面には大きな噴水の池がある。ただしそんなのを悠長に見ている暇はなく、速足の現地ガイドさんに付いていかないといけない。ちょっと緊迫気味の現地ガイドさんの雰囲気に、ツアー参加者さん達もちょっと速足に。でもそんなのより写真が一番のボクは速足ながらも辺りの風景を写真に収めていく。

 

こちらがドルマバフチェ宮殿で、よ~~く見ると大半が幕で覆われている。その幕に絵が描かれているので、パッと見は分かりにくいけど改修中のようだ。

 

こちらの側面からの入口の門は閉まっていた。さっきバスで前を通った時に見えた門がこれだったみたい。

 

そしてドルマバフチェ宮殿内に入るには土足厳禁。なので入口に用意されているビニールの靴カバーをここでも装着して中に入ります。

 

 ドルマバフチェ宮殿の観光終了・・

ただしドルマバフチェ宮殿内の写真撮影等は全て禁止されていました。豪華なクリスタルをふんだんに使用した階段に日が差し込んでとても綺麗な景色があったりだったのに残念。そんな中唯一外から捉えた、ドルマバフチェ宮殿を代表する巨大なシャンデリア。恐らく世界最大規模のシャンデリアでその総重量はなんと4,500kgにもなるという。。高さ36mの天井から吊るされただけのイギリスから購入した750本のキャンドルが灯される特注のバカラ製だという。

その壮大なシャンデリアは思わず感嘆してしまう位の規模。ただ地震が多いトルコで、このままだと落下する危険がないのかが気になる。地震が発生した時は結構揺れるらしいけど、こんなデッカいシャンデリアのレプリカを造るのも移動させるのも大変なのでそのまま展示しているようだ。

 

ドルマバフチェ宮殿内で写真撮影が禁止だったので、その直ぐ出た外で記念写真を撮る観光客たち。

 

横にはすぐボスポラス海峡があるという、とてもいい立地に建てられている宮殿。さすが王族の住む館である。

 

観光客の人達もやっぱりいい場所で記念写真を撮りたい気持ちは一緒なので、そういう場所は取り合いになる。日本人は行儀がいいけど、そういう場所に行くと譲って譲ってとなかなか写真を撮れなかったりする。だけど時間があまり無い時は強引に写真を撮りに行かないといけない。

 

ボスポラス海峡を背に「お箸、貰えますか??」ポーズの闘牛男。このスペインのロンダで購入した闘牛Tシャツは着ていると結構好評。

 

 ドルマバフチェ宮殿からボスポラス海峡を眺める景色 動画

宮殿内の敷地にはこういったように噴水もあり、とても落ち着いた場所。宮殿内の部屋は実に285もあったようで宮殿内の総敷地面積は約1万4000㎡。

 

こちらの門はドルマバフチェ宮殿からボスポラス海峡にそのまま船に乗る為の門。

 

1859年にスルタン・アブドゥル・メジト1世がトプカプ宮殿に代わる近代的な建物として命じて造らせたもの。ただ内部は写真撮影が出来なかったので残念である、とても豪華な部屋や絨毯などが飾られていただけに・・・。

 

宮殿内には男性しか入れない「セラムルク」と、女性しか入れない「ハレム」に分かれていた。今だったら「性差別!」と言われかねない時代だけど現地ガイドさんに言わせると「それは差別ではなく区別です!」とか。

 

ここにもトルコ共和国の大きな旗が掲げられている。

 

こちらにも、もう一か所ボスポラス海峡に通じる門がある。こちらは現在修復中の様子。

 

ドルマバフチェ宮殿の外観は現在修復中だけど、内部は普通に観光可能。外壁を覆う幕がそれっぽい絵が描かれているので、無地な幕が張られているよりかはマシ。

 

イスタンブールでも王族が暮らしていた場所なので、豪華なたたずまいのドルマバフチェ宮殿。トルコ共和国となってからは大統領官邸としても使われていたが、1984年にそのままの状態で博物館として一般開放された。

 

一応改修中だけど、ドルマバフチェ宮殿前で記念撮影をと。

 

宮殿の見学後はこちらのトイレで休憩。日差しが一番キツい時間なので、日陰に逃げ込む人々。

 

地中海沿岸の地域やこのトルコ辺りも日差しはキツくて暑いけど、日陰に入ると湿度があまりないのでそこまで暑くは感じない。その代わり日差しは肌がチリチリする位にキツいけど。

 

こちらは入場口の門を裏側から見た景色。

 

こちらでは休憩の時にお父さんが今更現地ガイドさんに、現地トルコ語での挨拶などの発音を教えてもらっていた。

海外旅行に行っている時はなるべく現地の言葉で挨拶やありがとうなどを言った方が楽しめると思うので、積極的に発音に自信が無くて喋っていきましょう!

日差しが強いので、下手に半袖を着るより日差し防止の為に長袖シャツを着た方が快適だったりする。

 

お洒落な入れ物に入った公衆電話。

 

公衆電話なんて、日本では何年も触っていない。というか触っても電話番号を覚えていないので、結局スマホに頼らざるを得ないのだけどね。

 

 バスに乗り込み、次へ移動

バスに乗り込み次の場所へ移動する。ここイスタンブールでは観光地近くにはあまり長い間バスを停める事が出来なく、油断しているとすぐに罰金を取られるそうだ。ただでさえ混雑している街中で大きな観光バスが停まっているだけで、交通渋滞を引き起こすからだ。

 

レッドブルのイベントブースが見える。エナジードリンクも21世紀に凄く普及した。個人的には体にはあまり良くないものというイメージがあるので、全然口にした事がないけど。

 

賑わいを見せるイスタンブール。やっぱりトルコの中心地はイスタンブールである。

そんな様子はまた次回に続きます!

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