エジプト旅行記:阪急交通社(トラピックス)1人旅限定参加ツアー
阪急交通社(トラピックス):1人旅限定参加ツアーのエジプト旅行記の続きです。
王家の谷を見学後、ハトシェプスト女王葬祭殿に向かいます。
チケット売り場で人生の先輩からアドバイスをもらいます。「チケット売り場で現地人が日本語で喋りかけてきたら、殆どボッタクリですよ!」と。
色んな国を1人旅してきたこの先輩によると、現地語しか喋れない人は外国語を操る人に比べてチケットを売れないので誠実に対応せざるを得ないらしい。だから外国で日本語を喋りかけてくる人には要注意!?
ハトシェプスト女王葬祭殿の入場チケット。80EGP(約500円)
ハトシェプスト女王葬祭殿
紀元前1500年頃、エジプトで最初の女王になったハトシェプスト。彼女の為の葬祭殿でルクソール西岸の王家の谷東側の断崖を背に建てられました。エジプトの建造物の中でも、特に美しいと評判の遺跡です。
しかし1997年にテロリストの襲撃により多数の観光客が死傷しています。
まずは入口を入った所の建物でミニチュアを見ます。
ここも僅かな距離ですがトロリーバスで移動します。
ハトシェプスト女王葬祭殿の入口
断崖絶壁を背に建てられています。岩が崩れてきたら一巻の終わり・・・と思うもここで3,500年も現存しているのであります。
トロリーバスを降りて、少し徒歩で歩きます。ここも暑い。
横は切り出された岩たち。そのまま残っています。
ハトシェプスト女王葬祭殿が近くなってきました。
ハトシェプスト女王葬祭殿に背を向けて、来た道を振り返るとこんな感じ。何もない。
ハトシェプスト女王葬祭殿の壁画
壁画も多少崩れているもキレイに残っています。ここも日陰に入ってからの説明。こういった配慮がガイドさんには必要です。
ハトシェプスト女王も夫の摘子が成長すると、王の座を追われます。その後、その摘子がハトシェプスト女王の像などを破壊してしまったみたい。歴史的にみると、当時の王様は自分の権力を示す為に過去の権力者達の像などを壊します。後年まで考えて価値のある建造物を残す・・・より自分の生前中の権力維持の方が大事なのですね。
ラマダン中なので暑い中、水も飲まず案内してくれるアジー。ラマダン中はエジプト人の皆さん、とてもストレスが溜まっているみたい。でもそんな素振りを見せないアジーはエライ!
圧倒される景観。
キレイな状態で残っている像。こちらも近くに現地人が「カメラ撮るよ~!」って言ってくるけど、スリやチップねだりには注意!
礼拝堂なのか、お墓なのか。。。
壁画が一部キレイな状態で残っています。こちらの人は門番ではなく、チップねだりのお方です。こちらにある像は残念ながら顔が破壊されています。
こちらは天井。
しかしエジプトは暑い。湿度は日本みたいにないので、カラっとしていてすっとした暑さ的な感じ。
ここでも像をバックに写真を撮ってもらうも、指がカットイン・・・。
もう一枚の写真も指カットイン・・・・。
見上げると断崖絶壁が真上に。もし地震が起これば・・・と想像を少しして楽しむ。
写真を撮るセンスの重要さを思い知った今回の旅。前回の南米旅行時は現地ガイドさんのセンスが良すぎて、全然分からなかったが今回のエジプト旅行で撮ってもらった写真を見て、その有難さを思い知る。
ただ撮るだけではなく、アングルや背景など細かい注文を入れてくる人に撮ってもらうべきである。今回はそんな人は見当たらず・・・。
遺跡の出口では建て替え中の建物が。
ハトシェプスト女王葬祭殿の出口付近
顔は見えなかったが、いいカラダをした欧米系の女性。ちょっとしたお洒落感がなく、カジュアルな感じがいいね。
出口に続く道ではお土産物屋さんが軒を並べています。そこの人達が商品を持って売り込みに来ます。
エジプトで驚く事のひとつに日本人を見ると日本語で話しかけてきます。中には「ヤマモトヤマ~」と意味が分からずに気を惹くために喋ったりしています。ただ大したお土産物はなく、ぼったくり感も強いので何も買う気はありません。
メムノンの巨像
古代ファラオのアメンホテプ3世の像。
こちらの像は残念ながらボロボロ。石材の調達の為に昔に破壊されたようだ。
デビッド・ロバーツの絵では少しだけキレイな感じ。
エジプトの歴史に対して、尊敬の意を込めて敬礼!
エジプト人の押し売りの様子
ここでも押し売りが。添乗員さんが標的にされる。強い意志を持って「ノー!」という態度で接しないとず~~っと追いかけてきます。
断り下手な添乗員さん。バスに乗るギリギリまで付いてこられています。それを見て楽しむ私達。
のどかな景色。バスの中は涼しくて快適。エアコンがある現代に生きれるなんて、なんて幸せなんだ!と感じる。
続きはまた次回。
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