ポルト空港近くの「パーク・ホテル」にチェックインし、暗闇のスーパーへ-ポルトガル旅行記-10

ポルトガル旅行記:2日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日

暗闇を進むには勇気が大事?!

さてこの旅は2日目で、今日は北スペインにある世界遺産のサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を見学し、その後はこのヴィアナ・ド・カストロの街を観光終了。これから本日と明日も宿泊する、ポルトの街にあるホテルに向かいます。

 

今日は朝は雨が降っていたけど、幸い観光中に雨は止み、一時は晴れた空まで見れたので充分に満喫できた。

 

バスで走る途中、遠くの空には分厚い雲の隙間に夕陽が見える。ポルトガルに来て、初めて見る夕陽である。

 

第二の首都ポルトにて

さてヴィアナ・ド・カストロの街を出発して、約1時間でホテルに到着する。こちらは道路を挟んだ向かいに「フランシスコ・サー・カルネイロ空港(Aeroporto Francisco Sá Carneiro)」が見えます。1945年に開港したポルトの国際空港で、国内的には2番目の規模を誇るという。

 

飛行機が飛んでいくのも、小さくだが見えるホテル。勿論ここから歩いて空港まで行けるけど、前の道を迂回していくのがちょっと面倒みたい。

 

 

パークホテル(PARK HOTEL)に到着

さてそんな国際空港近くのホテルに到着、なおこちらのホテルは今日明日と連泊します。

 

【パーク・ホテル・ポルト・アエロポル】
(Park Hotel Porto Aeroporto)

 

住所:Av. do Aeroporto 241, 4470-558 Maia

 

 

昨日のホテルとは違い、フラットな入口。まずは添乗員さんが全員分のチェックインをしてくれます。

 

そのチェックインの間にホテル内を見て回る、こういった行動は最近の習慣にもなってしまった。まあ初めて訪れる所は色々観察しておく必要もあるので。

 

入口脇にはバーカウンターとはお世辞にも言えないような、バーカウンターがあった。特に可もなく不可もないような値段だが、ここはポルトだけに甘い味が特徴的なポートワインもある。

甘いお酒が大好きなボクには、たまらない街である!

 

ただこのホテル、空港の真横にあるのだけど大体空港ってのは周辺には何もない郊外などに造られる事が多い。だからこのホテルも周辺には目立ったものはなく、スーパーに行くのも少し遠いようだ。更にポルトの中心部までは13km程もあり、お得意の歩きではかなり時間が掛かってしまうので夜歩きは残念ながら諦める事に・・・。

 

このホテルは珍しくカードキーなどもなく、暗証番号を入力すればドアが開くシステム。

 

ホテルの部屋は?!

ホテルの部屋のドアはこういった暗証番号でロックされているタイプ。これであればカードキーなど磁力がおかしくなって開かないとかは、あまり無いので良さそうに思うけど、あまり一般的ではない所を見るとキーレスは色々と抵抗があるのかもしれない。

 

このようにず~~っと奥まで続いているように見える廊下。

 

空港から近いだけに、空港を利用する人向けのこじんまりとした感じの部屋の広さ。大きなダブルベッドがだいぶ圧迫感を出している。あまり広くはない部屋だけど、部屋の広さを求めてはいないので個人的には全く問題は感じない。

 

狭い部屋というよりかは、こじんまりとした部屋という印象。もっと狭くても良かったけど、もう少しポルトの歴史地区まで歩いて行ける範囲のホテルが良かったが、安いツアー料金にする為にはこういったホテルをチョイスする必要があるんだろうな。それにツアー参加者さん達の大半はボクみたいに夜歩き2~3時間もしたりしないので。。

 

シャワールームやトイレなども、こじんまりとした空間になっている。ここもバスタブはなく、シャワー受けといった感じのバスタブもどきが付いていた。

 

 

夕食のお時間

さて今日は18時30分からホテル内にある食事会場で夕食となります。まずは先にドリンクをオーダーするシステムで、先払いです。

 

ポルトガルの名産品として有名なのは、このワインに使われるコルク。このコルクの生産量は、実はこのポルトガルが世界一なのです。全世界で使われる半分の約50%がこのポルトガル産だという。この温暖な気候や雨量がコルク樫の木を育てるのに適しているそうだ。そんな名産のコルクを加工して、ワインの栓以外にも帽子やサイフや靴などもポルトガルでは売られているのである。

 

ドリンクは先に各自オーダーする必要があるので、まずはこちらでウエイトレスさんにビール大を注文する。

 

するとわざわざこのようなレシートまで発行してくれる。ビール大は1杯5ユーロ。

 

ビールは銘柄が書いてないグラスだった。

だから何のビールなのかは分からなかったけど、ビールであれば特に問題はない!

 

さてホテル内の夕食会場は、セットメニューではなくビュッフェ形式。手前はトマトソースで煮込んだソーセージとお肉が入っている模様。

 

サラダも単品ではなく、色んな物が混ぜられた状態で置かれている。

 

「君子危うきに近寄らず」じゃないけど、見た目だけで判断して取る料理が偏ってしまうビュッフェ形式。ボクは色んな物を味わうタイプではないので、個人的にはビュッフェよりもコーススタイルの方が嬉しいのである。

 

こちらは温野菜が2つものトレイで置かれている。結構人気があるのだろうか?!

 

さて写真を撮っている間に、いつの間にかお皿を持った人達で行列が出来ています。しかしそんな行列に並んでいる間も、ツアー参加者さん達がどういった料理を取るのかを見ているだけでも楽しめます。

 

普段家ではフルーツを食べるけど、意外と旅行先ではあまりフルーツは食べない。ツアーで訪れるレストランなどではあまりフルーツが出てこない傾向にあるので、朝食時のホテルでの朝食会場でビタミンCを意識して補給する必要がある。

 

瓶入りのミネラルウォーターは1人1本、無料で付いていた。だけどやっぱり食事時にはビールが必要なのである。

 

向かいに座っているお父さんはよく喋って楽しい御方でした。本人曰く後期高齢者と言っていたけど、全然元気でそうは見えず、スマホでよく代わりに写真を撮ってくれたけど、全部綺麗に写せていたし。

 

こちらのソーセージの輪切りが結構美味しかったので、珍しく2皿目を取ってきた。

 

お米はパサパサだったのは仕方ない事。外国で日本の米のような質を求める事は不可能である。

 

 

暗闇の中にあるスーパーへ向かう

まだこれからスーパーマーケットへ寄るタイミングは何回もあるみたいだけど、とりあえずホテル周辺に出て夜歩きをしないと我慢できない体になってきたボク。

 

という事で徒歩で20分程掛かる、近くにあるスーパーマーケットへ1人向かう。しかし空港周辺の郊外の街なので、辺りは暗く歩道も狭いし、人通りも殆どない。そんな道を歩くのも最近慣れてきて、楽しくなってきた頃合い。

 

 

この辺りは道が斜めに走っていたりで、少し迷いそうな街。だけど事前にスマホにダウンロードした地図をオフラインでチェックしながらスーパーマーケットへ向かう。一応道には街灯がそれなりに明るく灯されていたけど、場所によっては街灯がなく、真っ暗な場所もあった。なので一応緊張感を持ちながら、万が一を想定しながら歩く。

 

ホテル近くのスーパーマーケットにて

そんな人通りが少なく、ちょっと不安になりつつも地図を信じて歩いていたら、遠くにスーパーマーケットらしき建物の明かりが見えてきたので一安心。こちらがホテルから歩いて、15~20分の場所にあったスーパーマーケット。

 

そこそこの広さのスーパーマーケット。さすがにちょっとホテルから遠く、途中の道が暗かったのでツアー参加者さんの姿は誰一人見かけなかった。

 

ひたすら夜道を歩いてきたのは、全てアルコールを求めてである!

冷蔵庫に入った冷えたビールもあったけど、冷蔵庫内にはあまり種類が置かれていなかったので、こちらの棚にあるお買い得な価格のビールを購入する。

 

そしてスーパーでの買い物で満足したボクは意気揚々と、やって来た道をまた一人で帰って行く。ご覧のように郊外の道でもそれなりに明るい。現地の女性が一人で歩いたりもしていたので、そんなに治安が良くないという訳でもなさそう。単に人が少ないだけだろう。

 

スーパーから帰った勢いで空港内を見学しようかと思ったけど、徒歩用の迂回路が結構回りくどい感じだったのでパス。。

 

こちらは宿泊するパーク・ホテル、2階建ての平べったいホテルである。

 

こちらが今晩の戦利品、ボクとしては珍しく赤と白のワインを購入する。本当はポートワインが飲みたかったんだけど、720mlを1本丸々飲み切る自信がなかったので、小瓶優先でこちらを買ってしまった。手前の袋は飴ちゃんで、ちょっと微妙な味。ミルク味のようなパッケージにも見えるけど、食べ慣れてくるとそこそこな味の飴ちゃん。日本に帰ってからオカンにプレゼントしたら、こんな一言がオカンから戻ってきた。

「マズいから、要らん!!」と。。。

 

瓶ビールの栓までフクロウのデザインをした、こちらのビールを晩酌にポルトガル最初の晩を過ごすのであった。。

こんな旅はまた次回に続きます!

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