【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】5日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
エギナ島(AEGINA)の巻!
ここエギナ島では約2時間のフリータイムがあります。オプショナルツアーを選んだバスツアー組は2箇所の観光地へ向かいます。それ以外の人はピスタチオ工場に行ったり、ジェラードを食べたりと自由気ままに過ごすみたい。
このエギナ島はこの周辺では最も人口の多い島だそうだ。ギリシャの独立戦争時の1827~1829年にはこの島にギリシャの臨時政府がおかれていた。
クルーズ船を降りるとそこには大型のバス2台が待ち受けています。それぞれにグループ毎に割り当てられているので、間違えないように車両に乗り込みます。
早めに乗って、最前列をキープします。せっかくなんで一番前で景色が見やすい特等席を確保に成功!
ピスタチオなんてどこでも食べれるけど、この島にしか無い遺跡はこのタイミングでしか見れないのでね。。
隣で最前列を確保したオジサンコンビも思わず笑顔になっている。。
オプショナルツアーに出発!
我々のグループは8人がこのツアーに参加。現地の日本人ガイドはもっと多くの人がツアーに参加して欲しかったみたいだったが。。
大体ツアーに来ると2席を1人で使えるが、このバスは人数がキチキチなので1人1席。隣同士に座るとなんだか遠足気分になって、楽しくなってくる。
隣のお姉さまは大阪に近い京都から来られている方。
大きな教会が見えてきます。がこちらはスルー・・・・。
バスは街中を通り過ぎて、島の奥に進んでいきます。
ただ座った席がシートベルトが刺さらず、使えない状態でした。。もし正面衝突をしたら死亡する可能性が激高な場所に座ってしまいましたね・・・。
まずは最初の訪問場所に到着、「聖ネクタリオス修道院」です。
ちなみにバスの中のアナウンスでは「入口にピスタチオ売りが居ますが、質が悪いのしか売っていないので買わないようにご注意下さい」と言っていました。
そしてバスを降りて、入口に向かおうとすると早速先程のアナウンスで説明のあったピスタチオ売りのオジサンを発見!
見るからにだらしない性格っぽい体型をしている。。
「テイスト!ピスタチオ!」と連呼していた。とりあえず味見だけしてみたが、フツーにピスタチオだったが。
こんなオジサンから誰も買わないだろうと思っていたら、中には購入する観光客の姿も見かけた。後で船着き場周辺で沢山のお店があるのに。。
もう少し小奇麗な恰好で売れば、もう少し売れそうな感じがするのだが。。
聖ネクタリオス修道院(St Nektarios of Aigine)
こちらが「聖ネクタリオス修道院」でまだ新しそうな建物です。昔の修道院は横にありました。
ギリシャ正教において聖人となった1920年に死去した「聖ネクタリオス」の棺が保管されています。
ここは1986年に建設が開始されたので、比較的新しい建物。
修道院の正面に来ました。どうも新しさがあるので、重厚感はあまり感じませんね。。
めがねオジサンが先陣のように先頭に立って、次々と進んでいきます。
入口上部にはキリストのモザイク画が飾られています。
修道院の中に入っていきます。まず目に飛び込んできたのは工事中の足場。
せっかくの教会内部もこれだけの足場があると、ちょっと雰囲気がない・・・。
入って右側に行くと「聖ネクタリオス」の棺が展示されています。
言い伝えによると、棺に耳を当てると”音”が聞こえるそうです。
棺に耳を当ててみる・・・
早速こちらのお姉さまが聖ネクタリオスの棺に耳を当てて、音が聞こえるかを試しています。
「どうですか?!」と聞くと、「う~~ん、何か聞こえるような、聞こえないような・・・・」との事。
そうしている内に次々と人がやってきて、みんな棺に耳を当ててきます。
こうなってくると周りの雑音が聞こえているのか? 棺の中の音か? なんて全然分かりませんね・・・。
ちょっと意地悪して棺をトントンと叩いていると「あっ!トントンと鳴ってる!」と驚いている人が居ました。。
聖ネクタリオスは小さい頃に寝る間も惜しんで、読書に励んでいたそうです。
立派なゴールド色をした祭壇が飾られている。
こちらに飾られている絵が「聖ネクタリオス」。彼は晩年をここ、エギナで過ごした。
祭壇の手前の床にはタイル画でこの周辺のエーゲ海の様子が描かれている。手前の島がエギナ島だろうか。
イエス・キリストと聖母マリア様が描かれている。
キリスト教信者にとっては聖なる場所だが、他神教の人間からすればあまり興味を抱かない場所である・・・。
細かい装飾が施されている。
足場だらけでイマイチ雰囲気がない教会の内部。
女子の会話を聞いていると「終わりにピスタチオ工場に行けるかな?」ともうこの教会の見学なんてどうでもいい感じみたい・・・。
ステンドグラスから入ってきた光がレインボーのようになって柱に当たっていて、とてもキレイだ!
光だけで装飾できるステンドグラスは、どこに行ってもキレイである。
教会のステンドグラスだけは、とても好きだ。
出来れば足場のない、完成した状態の時に訪れてみたかったな。
そこまで見所がある建物でもないので、そろそろバスに引き返す事に。
どうも右側にある古そうな建物が修道院のようだ。こちらは新しく建てられた教会のようだった。
ここでも猫ちゃんの番人が待ち受けていた。しっかりとカメラ目線になっている。。
このクルーズ船から乗っている現地ガイドの日本人のオバサマが中々面白い人で、盛んに「しんどい・・・疲れるわ~この仕事!」って口をこぼしていた。しかもガラガラ声なので余計に笑える。
ただアクは強いものの、悪さはないので愛嬌があってイイ感じ!
バスの止まっている駐車場に向かいます。
修道院っていうからには修業している修道士がいるハズだけど、全然見かけなかった。。
裏にある建物が古そうな感じだったが、そちらには全く触れずに次の目的地に向かう。
再びバスに乗り込み、移動する
のどかな田舎道を進みます。
次に見る遺跡は約2,500年前の神殿であのパルテノン神殿より、前の時代に建てられたものらしいので、楽しみである!!
その様子は次回に続きます!
↓↓ギリシャ旅行記:初回↓↓
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