【チュニジア世界遺産紀行8日間】5日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
カルタゴの・・・?!
スフィンクスの家
こちらの家は「スフィンクスの家」(Maison du sphinx)と呼ばれるもの。床がモザイクになっていて、ちょっと他の家とは違うようです。
こちらの看板にはお風呂跡が写されています。
床のモザイクも特に何かの絵が描かれている訳ではないけど、点々マークになっている。
こちらのお父さんは脇を広げてデジカメで写真を撮っていた。ボクも一時デジカメで写真を撮っていた時代があるが、このように脇を広げて写真を撮ると手ブレする可能性が高くなる。なので写真撮影する時は”脇を締めて”撮影するように心掛けていたっけ。。
この家の手前にある土台の上に登ります。ここで皆”とりあえず”写真を撮ります。
この家の真ん中には風呂跡があるみたい。
そして右奥には公共の風呂場もあったようだ。個人宅に風呂がない人はそこに入っていたのだろう。
ここだけは大きな屋敷だったようだ。
手前にあった説明板。なんと一部は2階もあったようで階段もある。
当時の街には雨水や排水を集めるシステムが整っていたようだ。
古代人の知恵にはいつも驚かされる。現代人はそんな昔からの知恵をそのまま活用するだけではなく、機械で代用させているのである意味、当時の人達よりも進化しているともいえる。
今では雑草がボ~~ボ~~状態の「スフィンクスの家」。。
ちなみにこの遺跡の名前だが、当時の名前は残っておらず近くにある「ケルクアン川」から取られているそうだ。
先程見た”ケルクアン遺跡の主”みたいな木が見える。まさかこの木は当時から生えていた訳ではないだろうな。。
こちらにも似たような木が植えられている。ただし1本だけなので、ちょっと寂しい感じがする。
海沿いの方に出る。こちらも住宅が並んでいる。
そんな家がズラ~~っと並んでいる。
雑草が生えまくっているケルクアン遺跡。ちょっと手間でも雑草ではなく芝生にすれば見た目もよくなりそうな感じだけど、どう?!
海沿いは別荘が多いので、ひょっとしたらこの辺も別荘だったのかな?
この荒波を見ていると、もう少しの高波が来るとこの辺りは一巻の終わりのようにしか見えない・・・。
こちらはあまり土台が残っていない。当時戦争に勝ったローマ軍は土台の上だけ破壊し、土台はそのままにしたようだがこの辺は土台も破壊されたのかな?!
遺跡とは言えども、土台ばかりなのでちょっと戸惑う。もう少し立体物の建物が残っていれば楽しめるのにな。。
手前の穴は井戸みたい。その周りには柱が残されている。
この遺跡のすぐ横は地中海。しかもこんな天気だと波も荒い・・。
お茶目な現地ガイドさん。カメラを向けるとポージングしてくれた!でもお腹がだいぶポッチャリしていましたね。。
この辺りは波が強いので、そのままにしていると土地が浸食されるので護岸工事をして浸食対策をしているそうだ。
ケルクアン遺跡から見る地中海 動画
この辺でこのケルクアン遺跡の案内も終了。岸沿いを戻って行きます。
波対策で大きな岩が沢山置かれています。
ここの階段も当時のまま残されているようです。ここで上り下りしながら海岸へ行っていたのでしょうか。
よく見ると年代物っぽい階段の造り。
この辺は囲いがされていないので遺構内に入ろうとすれば、入る事ができる。ただ遺構に入った所でって感じ。。
日本海のように荒波の地中海。地中海というともう少し穏やかなイメージがあるんだけどな・・・そういう意味ではこういう地中海を見れて、いい経験をしたと思う事にする!
湾曲している海岸線の道、あえてこういう造りにしているのだろうか。
この辺は珊瑚のかけらとかも入っていそう。
古代フェニキア人の時代の居住区。紀元前3世紀頃の物と推測されていて、約2300年前のもの。その間、どれだけの雨風を凌いできたのか、それを考えるだけで「大したものだ!」と感じる。
ここでもチラホラとたんぽぽが咲いている。海風に乗って胞子が遠くまで飛んでいきそうな感じがする。
それにしても地中海は荒れている。この静止画では分かりにくいが、右奥側にも白く大きな波が見て取れると思う。
ツアー参加者の中で1人だけ、その波に夢中になり写真を撮っている男。
この写真の方が海が荒れている感じが伝わり易いですね!
波打ち際まで行くと、水しぶきが飛んでくる。しかし波に夢中になっている男はそんな事お構いなし・・・。
ケルクアン遺跡から見る地中海 動画2
これにてケルクアン遺跡の見学は終了。トイレを済ませてバスに向かいます。
チュニジアでは珍しく、スズキの車を見かける。海外で日本車を見かけると、ちょっと嬉しい気分になる。
バスに乗り込み、今日の観光は終了。本日宿泊予定のチュニスの街に向かいます。
バスでチュニスに移動
チュニジアの郊外では普通にこのように道路にまで羊がはみ出して放牧されています。
羊や牛などが道を歩いているのが普通のチュニジアなので、車を運転する側も注意して見守ります。なお、クラクションを鳴らすと動物が驚いてしまうので動物たちが進路を空けるまで粘り強く待ちます。
ケルクアン遺跡からチュニスのホテルまではバスで約2時間半の予定。
チュニジアの道路ではヒッチハイクする人を度々見かけます。
ベルベル人は伝統的に羊の放牧など、昔ながらの生活をしているようです。
チュニスに向かう途中には山というか、小高い丘というか微妙なものが見えてきます。
何か石かが出る場所なのか、掘られている箇所がありました。
チュニジアは思ったより道路事情がよく、ガタガタの道はなく高速道路も快適でした。
今晩はチュニスに泊まり、チュニジア観光最終の都市です。
その様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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