【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】7日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
アイト・ベン・ハッドゥのお宅拝見!
アイト・ベン・ハッドゥ内にある個人宅へお邪魔します。
入口の脇にある部屋には絨毯が敷かれています。
個人宅に入ります!
まずは黒猫ちゃんがお出迎え!「わざわざここまで来たか、まあ入り給え!」と言わんばかりの顔をしている。
こちらがトイレ。下水道があるのか、それとも汲み取り式なのか?こういうのを見るとよく「今の若い子は汲み取り式便所(ポットン便所)なんか、知らないでしょ~~!」という言葉を聞く。確かにそう思うけど、ボクはまだ知っている世代です。
入口を入るとリビングルームのような場所があります。
まずは先に2階に登ってみます。
2階は広々とした空間が広がっていて、普通に部屋である。
大人数をもてなす部屋のようだ。ただ椅子などの他には全然何もないが。
この2階はとりあえず見るだけなので、すぐに下の階に降ります。
”メグちゃん”の写真を撮ろうとしたら、上手い事ブロックされました(笑)
下の階に降りるとここの家の主人がミントティーを振る舞う準備をしています。詰め詰め状態で奥から順番に座っていきます。
家の内部は特段変わった感じでもなく、写真や絵が飾ってあってそれ以外は質素な感じ。
こちらは元モロッコ国王の大きな写真が貼ってある。
湯気がいい感じに立っている美味しそうなミントティーをこの家の主が直々に入れてくれます。
ミントティーを注ぐ様子 動画
ミントティーは砂糖無しのアツアツを頂きます。モロッコでは”砂糖入り”が基本ですが、日本人の口にはどうもお茶に砂糖が入っているのは合いませんね。。
そのミントティーのアテにナッツをご主人が配ってくれます。
意外とこのナッツが美味しくて、何回もおかわりしました。お酒のアテにちょうどいい感じでしたね。
皆さん、ちょっと一息入れるタイムのようで放心状態になっている。。
こちらの部屋はプライベートルームのようで、ここで寝ているみたい。
ここにはご主人夫婦が住んでいるようです。
天井の造りは簡素な感じ。上で跳ねたりすると床に穴が空いて、落っこちそうだ。。
ちゃんと時計もありましたね。
こちらのナッツが美味しくて、袋があれば持って帰りたかった!
ミントティーを飲み終って、外に出ます。何とも質素な家です、本当にここに住んでいるのかな?と思える位に。「観光客用に住んでいるフリをしていたりして?」と勘繰ってしまいます。。
ただ景色は最高ですね!こういう場所にはなかなか住める機会もないでしょうね。
世界中には色んな国があって、そこには日本では想像できない色んな暮らしがある。そういうのは本で見るのではなく、実際に現地に赴くとよく理解できる気がする。
空を見上げてみる。気持ちいい気分になれる天気だ!
ここで誰かが「日本人の嫌なところは?」とご主人に聞いていた。
「ウ~~ン・・・・・」と悩むご主人。
「あんまり日本の事は詳しく無くて、全然分からないし思いつかない・・」との事。
アイト・ベン・ハッドゥを後にする
これでアイト・ベン・ハッドゥの観光は終了。充分に満喫できましたね!
帰り道、この川沿いで女性たちが歌を歌ったりして遊んでいました。とても楽しそうな顔をしていましたね。
ミントティーを入れるポットもいいお土産になりそう。だが銀製品の物は結構”いいお値段”がする。
モロッコのミントティーは高い位置からグラスに入れるのが特徴的なので、家でお茶を飲む時も是非真似してみて下さい!
昼食は、ここに着いた時にトイレを借りた建物がレストランなのでそちらで頂きます。
アイト・ベン・ハッドゥへ向かった道を戻ります。
レストラン会場にて昼食を!
やっぱりアイト・ベン・ハッドゥの村が見えるテラス席ではなかったですね・・・。
レストラン【L oasis Dor Ait ben Haddou】
なんとここのレストラン内にも猫が居ました。
こちらの猫ちゃんを触っていると、まさかの膝に乗ってきます。前に1人で初めてネコカフェに行った時でも「コイツ、怪しい?!」と思ったのか全然猫ちゃん達が寄って来なかったのですが、この猫ちゃんは大胆にもボクの膝の上に乗ってきました!
そんな初体験の”ひざ乗り”にビックリして緊張している顔をしているボク・・・
猫ってのは”気まま”というイメージあって「すぐにどっかに行くのかな?」と思っていたら、全然膝の上から降りようとしません。。
「いい場所、見つけたニャ~!」という感じの猫ちゃん?!リラックスムードのようです。
ここで問題発生!
そろそろ食事時間になったので膝から猫ちゃんを下ろして服とズボンを見てみると、この猫ちゃんの毛がいっぱい付いてしまっています。猫アレルギーもあるボクなので慌てて外に出て、猫ちゃんの毛をはたきますが全然取れません。。
結局後で添乗員さんにガムテープをもらって取りましたが、他の人も同じ被害に遭ってました。
まあこれもいい経験ですね・・・
レストラン内の猫ちゃん 動画
昼食タイム!
まずはパンとスープが運ばれてきました。野菜の入ったコンソメスープみたいです。
という事で頂きます!
意外とみんな綺麗好きなのか、ウエットティッシュを使っていました。ボクはといえば、毎回旅行時にはウエットティッシュを持って行くのですが、全然使わずに帰るというパターンが多い。何回か海外旅行に行き出すと、そこまで清潔感を気にしなくなったからかな?
このレストランには残念ながらアルコールを置いてませんでした。
こちらは”ママさん”が頼んだコカ・コーラの瓶。瓶の表示がアラビア語です。
瓶の反対側にはちゃんと見慣れたロゴが入っていました。
こちらはボクが頼んだ水・大で30DH(約360円)です。
こちらはモロッコ名物料理の1つ「クスクス」です。上には豪快に切られた野菜が乗っかっています。「クスクス」は北アフリカでよく食べられている料理で羊肉・鶏肉・魚等を野菜と一緒に煮て、スープと中身を分けて取りだし、そこに「世界最小のパスタ」とも言われる”スムール”と呼ばれる小麦から作られた、米粒より小さい粒粒の蒸したものに乗せて食べる料理である。
こちらの鶏肉などと一緒に野菜類も煮たみたい。カレーみたいなスープの色をしているが、全然辛くなかった。
このスープを最後に掛けて食べると「スムール」と呼ばれる”米もどき”が美味しくいただけます。
順番にクスクスをよそっていきます。
ご飯粒のように見えますが、ご飯粒ではありません。ただ小麦で味が付いていないので、スープなどを付けないとあまり味がしません。こちらのクスクスは中々美味しかったですね。ちなみに都市部では毎週金曜日にクスクスを食べるのが慣例だとか。それだけモロッコ人に人気のある料理なんでしょう。
デザートはここでも果物。
熟したバナナと皮の硬かったオレンジを美味しくいただきました!
バスでマラケシュへ移動
美味しい昼食を頂いた後はバスに乗り込み、次の目的地である約180km離れたマラケシュを目指します。
その様子はまた次回に!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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