【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】7日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
モロッコで最も高い峠越え!
モロッコの「アイト・ベン・ハッドゥ」があるワルザザートの街から、マラケシュまでは距離にして約180kmあります。しかしその途中には標高2000mを超える山脈が立ちはだかっており、しかもトンネルが無いので峠越えをしていかないといけません。
峠を越える道を走り、約4時間の長時間移動です。
オートアトラス山脈越えの道。バスはクネクネと曲がりくねった道を登って行きます。こういう長時間の移動ではゆったりと2席を1人で使えるバスだと楽ですね。
一番高い山は「トゥブカル山(Jbel Toubkal)」で標高は4165m。ただ道自体は舗装されていて、走り易すそうな道。運転手さんの安全運転テクニックが発揮されるタイミングでもある。
昼食後のシエスタ(午睡)から目覚めると、ナントカ峠という場所に着いたそうだ。
ここで10分間の写真ストップに。
ティシュカ峠(Col Du Tichka)に到着
こちらはティシュカ峠で一番標高の高い場所だそうで2260m。
標高が高いだけあって、ちょっと肌寒い。アイト・ベン・ハッドゥの時の恰好そのままだと寒そうだ。
マラケシュ~ワルザザート間の移動の時には、ここを必ず通るみたい。なので休憩がてらに寄り道する観光客も多いみたいだ。
そんな標高の高い場所でも、ちゃんとお土産物屋さんが並んでいる光景には、ちょっと驚く。
以前南米のクスコやウユニ塩湖などの標高の高い街に行った時に”高山病”になった経験があるので、二の舞にならないように慎重に動く。
ここも標高が高いってだけで、特別ここでしか見れないものやお土産があったりする訳でもない。
この辺りでも沢山取れるのだろうか、化石や石などがたくさん並べられている。
この場所に着いた時には全然物売りさんがいませんが、観光バスなどで観光客が来たらゾロゾロっと出てきます。ただ標高が高いからか、あまりしつこい物売りさんはいませんでしたね。
無駄な酸素の消費を抑えているのでしょうか?!
こちらの右奥は崖になっているので注意です!
ここの物売りさん達は”高山病”に適応しているのか?
□POINTちなみに”高山病”とは標高の高い場所で酸素濃度が薄く、体内に必要な酸素が回らずに酸欠になる状態。症状としては頭が痛くなったり、ふらついたり、吐き気があったり、食欲不振になったりします。対策としては2000mを超える標高の高い場所では、あまり激しく動かず、呼吸を大きめにしましょう!
ここにはカフェがあるようだ。標高の高い場所でゆったり休憩するのもどうかと思うが。。
地元民の車がやってきた。この辺の物売りさん達はこの辺には住んでいないのかな?あまり人が住むには適していないような環境だ。
モロッコの他の観光地に比べても、テンション低めの物売りさん達。あまり若い人はおらず、オジサンばかり。空気の薄い場所では、安静にするのが一番なのかな?!
そして最後にこちらのティシュカ峠記念碑の前で写真を撮る。
「一応、ここに来ましたよ!」って感じで。
高山病経験者なので「こんな2260mの標高など怖くはない!」と果敢に沢山のポーズ。
再びバスでマラケシュヘ移動
マラケシュ~ワルザザート間の道のりで一番高い峠を無事越えて、バスは進んでいきます。辺りは険しい山ばかり。
道中は山ばかりですが、とてもキレイな光景です。バスの車窓から外の景色に思わず魅入ってしまいました。
こんな峠の前後に建物の建設現場があります。こんな辺鄙な場所で何を立てているのでしょうか?
モロッコを代表する美しいオートアトラス山脈の景色。やっぱり人工物の景色より、大自然が創り出した景色の方が素晴らしく感じる。
自然の偉大さには人間は勝てませんね!
こんな険しい山道もキレイに道路が舗装されているのに、ちょっと驚く。そこまで交通量は多くはないが、モロッコでも主要な道なのだろう。
ここで添乗員さんから、後で立ち寄る店で売っている「アルガンオイル」の使用方法をまとめた紙をもらう。アルガンの木はモロッコ原産だが、アルガンオイルはヨーロッパでも売っている国がある。去年スペインに行った時にアルガンオイルを買って、毎日塗っているけどあまり効果については実感が無いような・・・というか実感を気にもしていないけど。。
アルガンオイルのお店に到着!
バスが停まり、こちらのアルガンオイルのお店に向かいます。
トイレにまずは行きたい人も我慢して、まずはアルガンオイル店のPRが先。中ではボクたちの到着に合わせて女性たちがアルガンの実からオイルを抽出する昔ながらの手作業風景を再現してくれています。
女性陣からするとモロッコのお土産で一番狙っているのがアルガンオイルの人も多いハズ。思わず真剣な目でアルガンオイルを抽出する工程を見ているようです。
アルガンオイルのお店の様子 動画
こちらの女性たちは写真撮影OKで、日本語を喋れるスタッフさんが説明してくれます。
アルガンオイルのお店の様子2 動画
アルガンオイルについて簡単な説明があった後は、食用のアルガンオイルを味見します。そのままだと味がないので蜂蜜やアーモンドなどで味付けしています。
パン切れのようなものですくって味見します。ここに来ると女性陣も遠慮が無くなり、”我先に”と戦闘態勢に入っています・・・・。
壁の棚にはたくさんのアルガンオイルが並べられています。ただ一口にアルガンオイルと言っても、用途によって違うみたいで「シワやシミ」など用や「顔」用だったり、「体」用だったりと別れているようです。それがどういう感じに違うかまでは分かりませんが。
女性陣は食い入るように夢中となって、アルガンオイルの棚に群がっています。美容を気にする女性からすると「この為にモロッコに来た」という人も居る位ですからね。
後ろの壁に何気なく「美」と漢字があります。このお店のクオリティーは分からないのですが、アルガンオイルが入っている容器がちょっと安っぽい感じがしました。以前スペインでアルガンオイルを買った時は高級感ある容器だったのですが、ペコペコのペットボトルのような感じだったのでそれで購買意欲が下がってしまいました・・。
こちらは以前スペインで購入したアルガンオイル。容器は瓶でフタがスポイトのようになっていて、自分の好きな量を垂らす事が出来て愛用しています。
アルガンオイルの写真を撮っているとフレンドリーな店員さんが寄って来て「一緒に写真を撮ろうよ!」と言ってきたので、パチリ!と。
勿論アルガンオイルの入ったハンドクリームも色々あります。ただどんな香りかが分からないのでパス。ハンドクリームは香りが大事です!
只今アルガンオイルの棚前は渋滞中です。しばらくは様子見で待機していた方がよさそうだ。
他にも石鹸とかもあるけど、みんなの興味はアルガンオイル。ちなみにこちらの店はユーロや日本円も使えますがクレジットカードが使えませんでした。クレジットカードを使えるようにしといてくれたらもっと売上が増えるのに・・とか思いながら。。
こちらのガラス棚に入ったアルガンオイルは 1200DH(約14000円)~3000DH(約36000円)と高額商品が置かれていました。さすがに誰もこの棚には手を付けていませんでしたね。
ようやく棚の前が空いてきたようです。その代わりレジが混んできています。
こちらの棚にはリップクリームも置かれていました。
アルガンオイルと一口に言っても、意外と色々と種類があるんだなと認識する。意外と奥が深いアルガンオイル!
シワが気になりだしている?!”や~だ~♡姫”も小さめのアルガンオイルをお買い上げのようだ。
添乗員さんも自分用にと険しい顔で商品を選んでいる。
”メグちゃん”から「写真撮って~~!」と言われて、女性店員達との記念写真を撮ってあげる。
こちらの店員さんは手にタトゥーのようなものを入れている。モロッコ名物のヘナタトゥーで入れてから1~2週間で自然と取れていくみたい。ただすぐには落ちないので、日本に帰国してからすぐに仕事などがある人はモロッコで試すのは避けた方がよさそう。
そんなヘナタトゥーお姉さんと記念撮影を。
アルガンオイルを買った記念に他の店員さんとも記念撮影。これがモロッコで噂の”アルガン美人”?!
アルガンオイルの買い物を済ませて、バスに乗る前にトイレに向かう。
こちらのカフェの奥にトイレがあるそうだ。
ちゃんと日本語で「お手洗い」と表示がありましたね。
ここにはその他にTシャツのお店もありました。
残念ながら寄る時間はありませんでしたね。集合時間ギリギリになっているのでバスに急ぎます。
再びマラケシュに向けて移動
これからまたマラケシュに向けて移動します。
この後の様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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