【チュニジア世界遺産紀行8日間】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
鷹と共に・・?!
チュニジアのドゥッガ遺跡を見学しています。その続きです。
この辺りは馬車が走っていて、その馬留も壁に作られていました。
この道では馬車が2台通行できる幅があり、また回旋できる広さもあったようです。
この壁に作られた穴っポコが馬留に使用されていたそうです。
全ての家にこの馬留があった訳ではないので、この馬留が付いている家は”いいお家”だったんだろう。
今では観光地でしか見かける事のない馬車も、大昔は人間の大事な足代わりであった。自動車みたいに排気ガスは出さないが、その代わり糞をするので人口密集地の都市などではその臭い匂いが問題になっており、また糞からはメタンガスが発生するなどその時代ならではの問題もあったようだ。
この足元もモザイクが敷き詰められていたような感じが。
この大きな家跡も有力者がその当時としては豪勢に住んでいたのだろう。
しかしローマ帝国もその力で世界を席巻するぐらいの勢いがあったのに、最終的には滅亡してしまう。そこには人間のサガがあり、世代を超えて長い間優秀な組織を維持する事が困難な事を証明している。
右奥の方には、ちょっと見えづらいが「リビコ・ピュニック廟」というローマ時代以前の小さな塔がある。紀元前3世紀頃の指導者を祀った墓で19世紀まで残っていたが、碑文を大英博物館へ持ち去る時に崩壊したという。今残存するものはフランス政府によって再建されたものである。
道を降りて、次は右に曲がります。
リラックスしながら、歩いていきます。
何やら窓のような穴が見える。
2本の柱が残っている場所に向かいます。ポツーンと建物の入口に目印のように立っている。
まるで何かを歓迎するような高い柱が入口で迎えているようにも感じる。何なのかな?!
お次の場所は「トリフォリウムの家」と呼ばれる。
トリフォリウムの家
この「トリフォリウム」とはクローバーの意味で、ここは公営の売春宿になっていたという。ただ世間体があったのか、一応は大衆浴場として表向きは営業をしていたようだ。
真ん中に公衆浴場があり、その周りに小部屋が並んでいる。
いつの時代でも人間の本質は変わらないという事か。。
ここで現地ガイドさんが嬉しそうに「あるお客さんから面白い事を言われた事がアリマス。その人はボクに向かって「1回いくらでしたか??」と聞いてきました(笑)。そこで当時の10ドルでしたと言ったら「安~~い!!」とビックリしてましたよ!」と言ってました。
これを聞いたツアー参加者の人が「その話、作り話ちゃうか??」と疑ってましたが。。
それは本当か定かではありませんが、このツアー参加者の人達の爆笑が取れたのでオッケーですね!笑いが取れて満足気な現地ガイドさん。
トリフォリウムの家の様子 動画
次の場所も何やら扉があったフレームが見えます。
公衆トイレにて
お次の建物は公衆トイレだった場所だそうだ。
このU字型の所に一定間隔で穴が空いていて、足元には溝があります。
このように穴の上に座ると、トイレっぽく見えますね。横の仕切りがない空間です。
「ムムっ!!」と踏ん張る現地ガイドさん。
このような穴が彫られています。
公衆トイレを丁寧に説明してくれる現地ガイドさん。
公衆トイレの様子 動画
こういう形状のトイレであれば、男性は大小ともにこなせるし、男女兼用も出来ない事はなさそう。
公衆トイレ跡でツアー参加者の人と仲良く記念写真を。
「は~~い、踏ん張って~~ポーズ!」
普通に座り過ぎて、ちょっと面白味が欠けているような感じ・・・。せっかくなんで写真の時は面白いと思うポーズを積極的にしていきましょう!
これにてドゥッガ遺跡の見学は終了です。道端に生えている巨大なサボテンにどうしてもカメラを向けてしまいます。
こんな大きなサボテンのとげが刺さったら、貫通しそうな・・・。
サボテンと共に、ローマ時代の幻想を思い浮かべてそんな世界の気分に浸ります。
帰り道はちょっと登ります。こうやって遺跡内を歩くのもいい運動になります。なので体力にまだ自信のある時に積極的に海外旅行に行っておきましょう。
これにてドゥッガ遺跡の見学は終了となります。最初にバスを降りた付近に無料のトイレがあるので、トイレを済ませておきましょう。
鷹と記念写真を!
ドゥッガ遺跡の見学を終了し、その出入口付近にさっき鷹を乗せてくれるサービスをしてくれるオジサンが居たので、記念に鷹を乗せて記念写真を撮る事に。
するとこんなミラクルな指入り写真を撮ってくれました(笑)!ぎりぎりボクが辛うじて写っているという奇跡的な一枚です!
あんまり鷹に近寄ると目を突かれるかも・・・と思いつつ、鷹をガン見しました。しかしさすが”空の王者”だけあって、微動だにしていませんでしたね。。
ついてに頭にも鷹を乗せてみます。
思った以上に大人しく、飼いならされている鷹なのか羽ばたきもせずに頭の上でジッとしていましたね。
そして、せっかくなんでこのグラサン・オジサンと一緒に記念写真を撮ります。とここでまさかの”斜め写真撮り”の技で出ます。
カメラを約45度傾けて、写真を撮る荒業です!!
とてもノリのいいグラサン・オジサンでしたね。
これだけ写真を撮らせてもらって1TND(約37円)とは、安すぎる・・・・。
こちらのお父さんも鷹を乗せて写真を撮ってもらっていましたが、このグラサン・オジサンがカメラマンまでこなしてくれます。
しかもグラサン・オジサンは1枚で終わらずに、何枚も色々と角度を変えたりして写真を撮ってくれてサービス精神満載です。これで1TND(約37円)です。。
そんな風に鷹との写真を楽しんでいると、劇場手前のスペースにバイクを持ち込む若者の姿が見えました。
彼らはイタリアの人気バイク「ドゥカティ」をここに持ち込み、ドゥッガ遺跡をバックに写真を撮ろうとしていた。ちなみにこのドゥカティ創始者の一族は古代ローマ時代まで遡る由緒ある名家だそうだ。
ドゥッガ遺跡を後にしてレストランに向かう
ドゥッガ遺跡の見学を終了し、バスに乗って近くのレストランに向かいます。本日の昼食はイノシシ肉です。どんな味か楽しみです!
その様子は次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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