エジプト旅行記:阪急交通社(トラピックス)1人旅限定参加ツアー
阪急交通社(トラピックス):1人旅限定参加ツアーのエジプト旅行記の続きです。
アブシンベル神殿へ向けて移動
5日目はイシス神殿・アスワンハイダムを訪問後、3時間をかけてアブシンベル神殿へ移動します。
永遠真っ直ぐの道。途中寄り道する場所もないのでひたすら3時間バスで走ります。
車内にてエジプトチョコレートの販売会
途中、現地ガイドのアジーがお土産用のチョコレートの説明・販売を行います。
エジプト製のピラミッドチョコ。事前に添乗員さんから「現地ガイドさんが販売するチョコやシャツは自己責任で購入して下さい。不具合等があっても阪急交通社としては責任を持てませんので」とのアナウンスがありました。でも買ってみたら特に問題はなく、甘く美味しいチョコでした。
そして暑いから溶けてしまうのでは?と心配していましたが、そこは問題ありませんでした。さすがエジプトのチョコレート!
アブシンベル神殿の画像が入ったピラミッド型チョコのパッケージ。
12個入って1箱10ドル。あまりエジプト産のチョコがないだけに、いいお土産となりました。評判は良かったのですが、人によってはちょっと固めのチョコだったみたい。
アブシンベル神殿近くで昼食
途中砂漠の遠くの方で蜃気楼が見えました。本当に遠くにオアシスがあるかのような感じでした。そんなこんなで約3時間かけて昼食レストランに到着。バスドライバーさん、お疲れ様。ここでもクラブツーリズムの方々と遭遇。ちなみにこちらさんはここで一泊する日程だそう。
セティ アブシンベル レイク リゾート ホテルの中にあるレストランでヌビア料理をいただきます。まずはコンソメスープとゴマペーストを付けて食べるパンが前菜に出てきます。500mlのロング缶のステラビールが美味しかった。海外旅行って思い起こすとビールばっかり飲んでいる記憶が。
ライスとシチューが出ます。シチューの中身は①ビーフ、②チキン、③フィッシュと3種類を事前に選べました。
私は前回の南米旅行時の教訓として「チキンに外れはなし!」とチキンを選択しました。でも他の方のビーフを味見させて頂いたら、ビーフが一番おいしかったです。意外とサクサク食べれて見事完食。
デザートはスイカ。意外とこれもおいしかった。
アブシンベル神殿の入場チケット
昼食後、そのままアブシンベル神殿を見学します。こちらは入場チケット、160EGP(約1,000円)。
ただちょうど昼間なので日差しが強い時間。タモリさん(勝手に付けたあだ名)は旅慣れた人なのでタオルをかぶって準備。
こちらはアブシンベル神殿の背面。ぐるっと回って正面に向かいます。
アブシンベル神殿
約3,200年前にラムセス2世によって建てられた大小の神殿。当時この地方はヌビアと呼ばれていた。約200年程前に発見された時には大半が砂に埋もれていた。
そして先述したようにアスワンハイダムの建設の影響で水没を防ぐ為に、元々あった場所から高台に移設されました。
約5分程、歩きます。
道が付いていますが、そのまま行くとちょっと遠回りになるのでショートカット。
ついにアブシンベル神殿が見えてきます。
アブシンベル神殿の昔の絵
約170年前のデビッド・ロバーツさんの絵でも一部が砂に埋もれていました。
アブシンベル神殿の正面。感動の一瞬。
デビッド・ロバーツさんの絵。数千年の歳月で降り積もった砂が歴史を感じさせます。
「宣誓~私はここに来れたことを幸せに感じています~!」って感じのポーズ。
アブシンベル神殿正面の動画
なんとこの時間、アブシンベル神殿を貸切しているのか?!と思わせるように他に観光客が居ませんでした。ちょうど12時半ぐらいの炎天下に行く人間もそうそうは居ないという事か?
炎天下の時間なんでこういう動画を取っていると、スマホが暑くなって最後は撮影機能が停止してしまいました・・・。
まじかで見るラムセス2世の像。
ラムセス2世の像も移設された時に細かく切り刻まれたので、よ~く見るとその跡を確認する事が出来ます。
こちらは入口。中での写真撮影には300EGP(約1,900円)が別途必要です。
ラムセス2世の像の足元には奴隷の壁画があります。奴隷を足元に刻んでいるという事は自分の力を誇示しているのか?
奴隷の姿も一人一人違います。
像の足元には奥さんであったネフェルタリの像が小さくあります。ラムセス2世が彼女をとても愛していたことを象徴しています。
アブシンベル神殿の入口
入口には門番がいます。これより中は写真撮影はお金を払わないと禁止です。
こちらがアブシンベル神殿の扉の鍵。「幸運のカギ」とも呼ばれるアンクの鍵。ちなみに写真を撮ろうとするとチップ(バクシー)を要求されるので注意!お金ではなく、代わりにボールペンを渡すのでもいけます。
アブシンベル神殿の内部
デビッド・ロバーツさんの絵。神殿の中にある像たち。門番の人が暇そうに像の足元で寝転んでました。。。
神殿の奥にはプタハ神、アーメン・ラー神、ラー・ホルアクティー神、ラムセス2世の4体の像が並んでいる。年に2日だけここに光が差し込み、この像が光に照らされる日があるそうです。
デビッド・ロバーツさんの絵。当時は色が付いていたみたい。
そしてキレイにライトアップされた部屋もあります。
神様に貢ぎ物を差し出している様子。こんな絵、多いですね。
アブシンベル小神殿
大神殿を後にして、小神殿に向かいます。
こちらが小神殿。ネフェルタリ王妃の為に建設したという。労働者達からしたら、たまったものではない・・・。
ラムセス2世とネフェルタリが仲良さそうに並んでいます。
像の足元には彼の子供がいます。90歳まで生きて100人以上の子供がいたそうな。
こちらのオバサマはジンバブエのお土産らしき物を羽織っています。
アブシンベル小神殿の内部
ラムセス2世が勇敢に戦っている絵。
こちらの小神殿は門番がいなかったので、代わりに門番をしてみました。
「撮影するなら、お金よこせ!」ってポーズ。
偉大であったと思われるラムセス2世。
帰るのに、大神殿の方に戻ります。
改めて見ると感慨深い。
この像達は約3,000年もここに座って、色んな景色を見てきたのだろう。
アブシンベル神殿の落ちた頭部
無残にも落ちてしまっている顔。
来る前はキレイに直せばいいのにと思っていたが、建設後数年でこちらの顔は崩れたらしい。そのまま3,000年経っているので、このまま置いておく方が歴史をそのまま伝える為にいいのかも。
ここで談笑するツアー参加者一堂。この頃になるとみんな仲良し。
ほぼ貸切状態で見学できたアブシンベル神殿。最高でした!
お土産物屋さんにいた可愛らしい子供達。こういう子供であればお土産を買ってあげたくなるのに。
アブシンベル神殿からの帰路
帰り道に見かけた山。とりあえずエジプトでは三角っぽい山があれば、ピラミッドに見えてきます。
アスワンとアブシンベル神殿を繋ぐ道は本当に一本道。風景も全然変わらないのでバス運転手は大変だろう。しかもこっちが真っ直ぐ走っていても、相手がこっちに突っ込んでくる可能性もあるし。万が一を想定し、がっちりシートベルトを締める!
途中、フラフラと走っていた車を追い越す。荷台には2人のお兄ちゃんが乗っていた。カメラを向けると手を振ってくれた。
約3時間の道のり、トイレを催す人もなく無事アスワンにたどり着く。ほっとする瞬間。
こちらは岸側で最初に泊っている船。こちらを通ってプリンセス・サラー号に乗り込む。
本日のタオルアート。明日は朝の2時半に集合なので、今日は早く飯を食べて寝ようっと。
クルーズ船での夕食バイキング
明日はこのクルーズ船:プリンセス・サラー号を下船するので、最後のバイキング。野菜たっぷりのヘルシーな食事で締めます。食べた後、今までのドリンク代を清算。
こうして長かった5日目が終了。まだまだ次回に続きます!!
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