【チュニジア世界遺産紀行8日間】6日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
階段の数は・・?!
いい天気の中、だんだんイシュケウル国立公園に近づいてきたようです。
イシュケウル国立公園までもうすぐ
この辺りは【世界遺産】イシュケウル国立公園の敷地内に入っているようだ。
この奥に見えるのがイシュケウル山で標高は511m。その右手前にあるのがイシュケウル湖。かつてはヨーロッパから来る渡り鳥の越冬地であったが、最近は環境破壊の影響もありその姿はあまり見れなくなったようだ。
このイシュケウル国立公園敷地内には至る所で羊などが普通に放牧されている。そして国立公園ではあるが、この中で生活をしているベルベル人もいる。
羊の群れを見守るバス 動画
それにしても綺麗な場所。こんな場所が既に環境破壊で、昔とは違ってきているとは思えない。。
至る場所で羊が飼われている。
それも大量に・・・。
そんな大群の羊はお構いなしに道路も進んで行く。
彼らはここの住人であり、我々は外様。バスも羊が邪魔だからといって、無下にクラクションを鳴らしたりはせずに静かに羊の群れが進むのを気長に待つ。。
羊の群れを見守るバス 動画2
さすがにバスのドライバーもクラクションを鳴らすも、それを無視して喧嘩しだす羊たち。
いいものが見れました!!
こちらは後程訪れる予定のイシュケウル山。展望台までは130段前後、階段を登らないといけないので年配の方にはちょっとしんどい話。
途中に門があり、そこを通る際に門番のような人に現地ガイドさんが入場料を払っていましたね。
この辺のオリーブの木の下にはお墓らしきものが沢山あります。
のんびりした雰囲気のイシュケウル国立公園。
ホントに今日はいい天気だが、逆にその分紫外線も強いハズ。最近は油断して日焼け止めクリームを持って来ていないので、思いっきり焼けるだろう。。
この動物の楽園もかつてはピンクのフラメンゴで一面賑わっていたそうだ。こうやって世界を旅してみると、日本国内だけではなく世界中の土地でも環境破壊が起こっているのを実感する。
ちょっと狭い道。「対向車が来たら、どうするんだろう?!」という声があったが、対向車と出会う事はなかった。。
イシュケウル国立公園に到着
そしてここでバスを降ります。
やっぱりいい天気の時の方が、いい気分になりますね!
晴れると直射日光が当たるのもあって、気温が温かく感じる。晴れている時と曇っている時で服装を変える必要がある。
こちらにはサイの置物などがあり、皆さんその写真を撮っていましたね。
あちらには象の置物もあります。実際ここに象が居たのかな?!
いや~~~!ホントにいい天気!最高!
それでは、これから階段を登って行きます。現地ガイドさん曰く「135段ですが、123段や125段の説もありますので、皆さん登る時に段数を数えてみて下さい」との事。
このイシュケウル国立公園の敷地の地図。イシュケウル湖は横にあるビゼルト湖と繋がっており、片方の水位が高い時にはもう一方に流れ込んだりと常に流れ込んだり出たりを繰り返しているようだ。
階段をこれから登って行きます。ただ全部均等に階段がある訳ではなく、場所によっては段差の大きさが違ったりして少しトリッキーな登り道となっています。
この看板に書かれている事の内容は、簡単に言えば「とりあえず階段を登れ!」と。
現地ガイドさんに言われた通り、段数を数えながら階段を登って行きます。
段数を数えて登っていると、それを見つけて邪魔して喋りかけてくる奥様。。そんな妨害にも何とか対抗し、段数を数えていきます。
上の方まで登ってくるとイシュケウル湖が綺麗に見えるようになってきた。とりあえず軽く見惚れる事に。
階段と言っても、中途半端な段もありそれを1と数えるか数えないかで頂上までの段数が変わる。この辺りまで来ると早速「ハ~~・・・ハ~~・・・」と息が上がる人が出てきます。
この辺りでは皆さま、ほぼ息が上がって汗を掻いて来ています。皆さま、若くないとはいえ、いかに普段体を甘やかしているかが見えます。
このイシュケウル国立公園はチュニジア国内で6つある国立公園の中で、唯一の世界遺産となっている。
かつての自然の楽園も”人類のおかげ”で、今ではその面影は消えつつある。
地球上で進化し過ぎてしまった人類。その行く先はさて、どうなるやら・・・?!
イシュケウル国立公園の景色 動画
そろそろ頂上のようだ。段差は125段だった、間違いがなければだけど・・・。
と思ったら、まだ階段があった。。
渡り鳥の楽園であったイシュケウル国立公園。その鳥たちの説明板。
その説明板の下に猫ちゃんが隠れていた。
「さて、ここまでの階段数の正解は何段ニャ~~??」という顔。
皆さん階段を100ちょい登っただけで、お疲れのようでここで水入りとなります。トイレ休憩です。
こちらのトイレ、便器に水は流れないけどトイレ横に設置されているホースからは水が出る。。
「よくここまで登ってきたニャン、お疲れ!!」という顔。
この猫ちゃんは人懐っこくて、こちらに嬉しそうに寄ってきましたね。
しかしこちらの子猫ちゃんは、人慣れしていないようで警戒して遠くでニャーニャー鳴いていた。
モロッコやチュニジアでは人懐っこい猫ちゃんばかりだったので、こういった警戒心がある猫ちゃんがちょっと新鮮に感じる。
それにしても眺めのいい山頂。風も気持ちいい。
その昔はこの湖一面にフラミンゴの大群がいたのだろう。そう思うと感慨深いね。。
先程の警戒している子猫ちゃん。こちらには興味がありそうな顔をしているが、近寄ってはこない。
奥の茂みに結局逃げ込んでいきました。
こちらの猫ちゃんには寿司キーホルダーでどんな反応をするのか試してみた。封も空けていないし、食べ物でもないので特に無反応でしたね。。
こちらの猫ちゃんは遊んで欲しいらしく、しっぽを触ってあげました。
こちらの猫好きお父さんは自然に猫ちゃんを撫で撫でしています。これは玄人と見受けられますね!猫を飼っている人はこういう動きが自然に出来ます。
そして全員トイレを済ませたとこで、お次はこちらの自然博物館の中に入って現地ガイドさんから説明を聞きます。
その様子は次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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