指宿名物の砂蒸し温泉【砂湯里】で美肌に編-西郷どんと鹿児島周遊旅行記-12

【鹿児島周遊旅行記】3日目

【個人旅行】2019年10月13日~16日

 砂の中で蒸し焼きに?!

鹿児島県指宿にある唐船峡で、そうめん流しの発祥地と言われるこの場所で美味しいそうめんを味わい次なる目的地に向かいます。その前に駐車場の奥に指宿の猫ちゃんを見かけたので、思わず駆け寄ります。

 

すると「指宿は開聞岳と流しそうめんと砂蒸し温泉の3点セットが人気ニャ~!ゆっくり楽しんで行きなさいニャ~!」というような顔をしていたような・・・。

 

 砂蒸し温泉に向かう

そうめん流しを食べた唐船峡から砂蒸し温泉のある辺りまでは車で約20分程と近い。

 

砂蒸し温泉に近づいていく光景 動画

 

車で走っていくと、奥の方に煙が上がっているのが見えてきた。

 

民宿みたいな建物が見えてきた。そこそこ車が停まっている。

 

この砂蒸し温泉「砂湯里」からの景色はとても綺麗。右側には高くそびえる開聞岳がよく見える。大阪市内に住んでいるとあまり山は見れないので、こういう光景は何とも気持ちいい景色である。

 

目の前には東シナ海が地平線に広がっている。ちょこっと船が走っているのが見える。

 

ここにも久々に来たという西郷どん。鹿児島県民も砂蒸し温泉にはしょっちゅうは来ないみたい。

 

砂蒸し温泉付近の景色 動画

 

 山川砂むし温泉「砂湯里」にて


【山川砂むし温泉-砂湯里】

住所:鹿児島県指宿市山川福元3339−3

 


 

温泉の前では天然の蒸気を使ったかまどで卵とかが作られていた。生卵を籠に入れておけば、熱い蒸気によってゆで卵ができるという訳だ。

 

砂蒸し温泉前で温泉卵が・・ 動画

 

ここが今回訪れた砂蒸し温泉、ここには入浴スペースもあるけど、海を見ながら入れる露店温泉は別の場所にある。

 

砂蒸し温泉は体の上に暖かい砂が乗せられていく。なので、それが体に合わない時は早めに出るなり、スタッフさんに言う也しないといけないようだ。

 

まずは入って券売機で入浴券を購入します。

 

大人は830円だけど、タオルが必要なのでついでに購入します。

 

そして更衣室で真っ裸になってから浴衣に着替えて、砂蒸し温泉に向かいます。手荷物(カメラ)やタオルはこの付近に置かれている籠に入れて持って行きます。

 

先に砂蒸し温泉に辿り着いていた西郷どん。早速砂が掛けられています。

 

目の前には海が地平線に広がる、素晴らしい眺めが広がっています。この時間帯は砂を掛けてくれるスタッフさんは3人いて、2人は学生のアルバイトのようで1人は年季入ったベテランのオバチャンでした。

 

そしてここでカメラは籠に入れて、ボクも砂蒸し温泉を体験する事に。なお写真撮影はここのスタッフさんが行ってくれました。

 

なので写真をスタッフさんに撮ってもらいたい人はなるべく写真を撮り易いように、ロックとかは外していた方がいいかも。ましてや指紋認証などなっていると、スタッフさんがロックを解除できませんからね。

 

この砂蒸し状態になった写真は全て、ここのベテランオバチャンが撮ってくれたものです。

 

年の割に・・・というとちょっと失礼かもしれませんが、仕事柄写真撮影が手慣れているようで次々にスマホを駆使して写真を撮ってくれます。しかもボクだけでなく、西郷どんの写真もちゃんと撮ってくれます。

 

ただこのベテランのオバチャンはモロッコ旅行時のメグちゃんバリに、斜めの写真を沢山撮ってくれました。

 

すっかり砂に埋められて2人組。熱い太陽光線を防ぐ為に、顔付近には小さいパラソルを立ててくれます。

 

思った以上に熱くはない砂蒸し。だけど暖かいといった感じの温度でとても気持ちがいい。

 

隣の西郷どんは怖い顔で眠っていたようだ。。

 

そんな横でボクはオバチャンがどんどん写真を撮ってくれるので、それに相手して顔だけで色んなポーズをする。

 

最後はやる顔ポーズが無くなり、久々の「西川く~ん!!」のポーズでシメ。

 

砂に埋もれているのであまり汗を掻いている実感がなかったけど、そこそこに汗が出るみたい。だからあまり長時間入っていると脱水症状にもなる可能性があるので、初心者は10~15分程が適しているようだ。

 

砂蒸し温泉を体験した後は、砂を落としてから浴槽に入る。個人的にはこの浴槽の方が気持ち良かったような・・・。

 

鹿児島では名物のボンタンアメも大阪では全然見ない。ここで買いたい気持ちもあったけど、今買えば荷物になるので、帰りの空港でまとめて購入する事にする。

 

西郷どんは湯上りに、牛乳ではなく温泉サイダーを飲んでいた。。

 

一時ラウンジのボーイをしていた時期があって、それからコースターという物にとても興味が出てきて旅行先では必ず見てしまうアイテムとなっている。ただどこに行っても必ずコースターは売っていて、色んな材質やデザインなどの物が売られておりそれを見ているだけでも充分に楽しめるのである。

 

相変わらず開聞岳はあの位置にある、当たり前だけど・・・。だんだん太陽が疲れて下がってくる時間になっていた。楽しい時間はあっという間に過ぎていくのである。

 

本当は近くにある、露店温泉風呂に入りたかったのだけど日程を管理していた西郷どんは「露天風呂、入ってる時間はないので!」と言って拒否された・・・。

 

何とも言えない綺麗な景色の鹿児島。桜島以外にもこんなにいい感じの山がある事を知れて、本当に良かったと思う。

 

ドライブ中に見える開聞岳 動画

 

開聞岳は標高924mの高さで登山道も整備されているので3時間程あれば登頂できるそうだ。そしてその頂上に登ると周り360度を見回せる絶景が広がっているそうだ。

 

 池田湖に到着!

そんな開聞岳を見ながらドライブした後は、九州最大の湖でありカルデラ湖でもある「池田湖」に到着。最大の水深は233mもあるという。

 

この湖はカルデラ湖(火山の噴火活動によって出来た)だけあって、あまり魚の生態系が出来ていない。元々はとても綺麗な水質の湖だったが、その後は生活排水や工業廃水などが流れ込み水質が汚染されたという。

 

そんな池田湖にはこちらの怪獣というか、珍獣でもある「イッシー」という未確認生物の目撃例が多数報告されているという。湖というだけで、どこかの湖の真似をしてイッシーと名付けられているようだ。

 

池田湖付近の景色 動画

 

そんなイッシーの横には屋久杉が展示されている。何とこちらは樹齢2000年と、その生命力の凄さを実感できるものである。そんな屋久杉から見ても人類が2000年も経った今、こうやって小さなスマホで何でも出来る時代になるとは想像すらしなかっただろうな。。

 

鹿児島からだと屋久島に行きやすい。飛行機だけではなくフェリーや高速船なども運航している。いつかは行ってみたい屋久島である。

 

この「池田湖パラダイス」というお土産物屋やレストランがある建物の中には、池田湖で獲られた天然記念物”大ウナギ”が展示されているという。体長が2mを超える個体もあるらしく、池田湖で目撃されたイッシーはこの大ウナギの可能性が高いという。

その様子はまた次回に続きます!

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