池田湖の大ウナギを見た後は黒豚のトンカツを味わう編-西郷どんと鹿児島周遊旅行記-13

【鹿児島周遊旅行記】3日目

【個人旅行】2019年10月13日~16日

 本日の夜も黒豚なり!

鹿児島の薩摩半島南部の指宿でそうめん流しと砂蒸し温泉を楽しんだ後は、九州最大の湖である池田湖に来ています。そしてこちらの「池田湖パラダイス」という施設に天然記念物である大ウナギが展示されているのでそれを見学してみます。

 

 池田湖の大ウナギとは?!

こちらの水槽にいるのがそんな大ウナギ。最大全長2メートル、体重は20kgにもなるという。ちなみに寿命は30~50年と言われていて、とても長寿な魚である。

 

大ウナギはこの一匹だけではなく、他の水槽にも展示されている。

 

大ウナギの様子 動画

 

流石にここに展示されている大ウナギは体長は2メートルまではなかったけど、それでも1メートルは優に超えていた。なかなかゴツい顔をした大ウナギはウツボのようにも見える。

 

大ウナギは肉食で魚やカニやカエルなどを食べるそうだ。なので一部の地方では大ウナギの事を「カニクイ」とも呼ぶらしい。

 

こんな大きいウナギだと普通のウナギより、沢山食糧になりそうだけど大きいだけあって普通のウナギに比べると”大味”であまり美味しくないんだとか。。

 

普通のウナギに比べると熱帯にしか生息しないので、日本国内では九州以南に生息する場所が多い。

 

大ウナギの様子 動画2

 

特に味気のしない大ウナギを見た後はお土産物屋さんで、どんな商品が売られているのかを物色する。こちらは西郷どんチップスで、鹿児島土産としてのインパクトは充分にありそうな商品だ。

 

先程砂蒸し温泉で西郷どんが飲んでいた指宿サイダー。化粧箱箱入りのセットまであった。

 

こちらがイッシーという未確認生命体の目撃情報が多数寄せられたという池田湖。水深は233メートルもある深い湖なので、ネッシーのような生物が居るかもしれないというロマンは一応ある。ただし本家のネッシーも偽造だったみたいし。。

 

鹿児島でも南部に位置する指宿は熱帯に属する気候で、何とも気持ちがいい。ただし住民の性格も熱帯によくあるようにゆっくりとした時間を過ごす性格のようだ。今では少なくなってきたらしいが、こちらの人達は「集合時間とは家を出る時間である!」とか。暖かい気候の所に住んでいると、そういう性格になりやすいんだろうな。

 

池田湖の景色 動画

 

池田湖からの帰りに大きな武家屋敷のような建物群が見えてきた。

 

元お酒の卸業者で働いていた西郷どんから「ここがさつま白波で有名な薩摩酒造の本社兼工場です!」との事。鹿児島では最大規模の焼酎メーカーである。

 

そして今日も夕陽になってきた。これから西郷どんが寄る予定の場所で夕陽を眺めたら綺麗との事だったけど、そこに我々が着くのが間に合わずに先に太陽が沈んでしまった。。

 

 火之神公園にて

東シナ海が一望できるこの辺りは”火之神公園”があって、キャンプ場もありバーベキューも人気なんだとか。そしてこちらに置かれた魚魂碑の穴から見える岩は、高さ42mの立神岩と呼ばれる。

 

太陽が沈む前に来れば、更に景色が素晴らしかっただろうとちょっと残念がる。

 

そしてこの場所は2005年に公開された映画『男たちの大和/YAMATO』のロケ地としても使われた場所である。枕崎に来た鈴木京香が出ているシーンだとか。

 

 

 

というのも1985年に戦艦大和が沈没した(1945年4月)場所が割り出された。その沈没場所に近いこの枕崎の火之神公園に戦死者を弔う慰霊碑などが建てられた。

 

この海岸から約200kmの沖合で、海上の特攻部隊として突撃した戦艦大和は沖縄に辿り着く前にアメリカ軍の猛烈な攻撃を受けて大破・沈没し乗員の内約2700人が大和と運命を共にしたのである。

 

火之神公園から眺める東シナ海の景色 動画

 

敗戦濃厚な状況になってきても簡単に白旗を揚げる訳にはいかずに、最終的には全てを失うまで闘う事になるのである。

 

その横にはプールがあったけど、夏の時期しかオープンしていないようで廃墟のようになっていた・・・。

 

高い魚介類は勝手に獲ってはいけないようだ。警告の看板が建てられていた。

 

 鹿児島市に戻り、夕食タイム

そんな薩摩半島の南端まで行った本日の観光を終えて夕食タイム。昨日食べた黒豚のしゃぶしゃぶが美味しかったとボクが言うと「じゃあ今日は黒豚のトンカツでも食べましょうか?!」と西郷どんが言うのでトンカツに決める。


【黒豚料理 寿庵 鹿児島中央バスチカ店】

住所:鹿児島県鹿児島市中央町11 鹿児島中央ターミナルビル B1

 


 

まずはビール、このお店では通常の冷えた生ビールと、更にキンキンに冷えた”エクストラコールド”の生ビールが同じ料金だった。なので一杯目はキンキンに冷えたビールで乾杯する!

 

昨日のしゃぶしゃぶも美味しかったけど、断然黒豚のトンカツも楽しみである。ボクの好きな食べ物の1つにトンカツが入っていて、カツ丼などは毎日でも食べれる位好きである。

 

セットメニューだと色々食べ過ぎてしまうので、一品ずつ頼むことにする。

 

お店は平日の21時前頃だったけど、あまりお客さんはいない感じ。この建物は地下通路でJR鹿児島中央駅と繋がっていて、とても便利な場所である。

 

まず運ばれてきたのは西郷どんのイチオシである”黒豚豚骨煮”(税抜780円)である。豚の角煮だけど、鹿児島では骨付きで出てくる。この骨からいい味が滲み出てきて、美味しくなるという。

 

そしてこちらも初日から西郷どんが勧める”きびなごの刺身”(税抜780円)。大阪ではあまり食べる事が出来ない。

 

お次はお好み焼きで上に掛けるソースマヨみたいなのが下に引かれた”黒豚コロッケ”(税抜780円)。

 

今まで食べたコロッケの中でも、こんな盛り付けのコロッケは食べた記憶がないと思う。

そしてやっぱりコロッケは旨い!

 

そしてメインの”厚切り黒豚ロースかつ”(税抜2020円)である。さっきの黒豚コロッケの盛り付けは盛大だったけど、こっちのトンカツは至って質素な感じ・・・。まあでもそんな飾りつけは不要な位に美味しいという事なんだろう。

 

トンカツと共にゴマとすり鉢が出てくる。ゴマはそのままでは体の中で成分を吸収しにくいから、このようなすり鉢で潰して体に吸収しやすくする。そこから生まれた「ゴマすり」という言葉だけど、現代では”他人に気に入られる様に振る舞い、自分の利益を得ようとする事”という意味になっている。本来は相手の為にゴマをするのだけど、自分の為にゴマをするようになっているという事か。

 

ソースは甘口と辛口の2種類が出てくる。店員のお姉さんに「お姉さんだったらドッチを使う??」と聞いてみたら「う~~ん、私だったら甘口ですかね?!」との答えが返ってきた。という事で甘口のソースを掛けて食べる事にする。

 

勿論トンカツにはピリっとさせてくれる辛子も必需品です。

 

しっかりとゴマすりした小鉢に甘口ソースを入れて、さらにカラシを付けて食べる黒豚ロースかつはとても美味しかった!!鹿児島に来て良かったと感じる瞬間である。

 

昨日はしゃぶしゃぶ食べ放題でその後2軒目に行ける余裕が無かったので、今日はその反省を活かしてほどほどにして店を出る。

 

こちらは大きなブロッコリーに見える木が立ち並ぶナポリ通り。ちなみに姉妹都市であるナポリにもカゴシマストリートがあるそうだ。

 

相変わらず明るくライトアップされている鹿児島中央駅とその上にある観覧車。鹿児島のランドマークでもある。

 

 2軒目は屋台村にて

芋焼酎を飲みに初日も来た「かごっまふるさと屋台村」に到着。出入口にあるお店ははちょっと人の流れが多いので、奥まった位置にある店でゆっくりと飲もうと店選びをする。

美味しかった鳥刺し、ただしこの屋台村では外のテラス席では提供してはいけないルールになっているようだ。店内と言っても扉1枚で遮られているだけでテラス席と殆ど差は無いけど、そういったルールなんだとか。

 

店員さんに銘柄はお任せで芋焼酎を頼む。

 

ちなみにこの店で対応してくれた大学生バイトのお兄ちゃんは、昨日の夜に前を通った「鹿児島県立中央高校」の出身だった。そう横にいる西郷どんの後輩にあたるのであった。

という事で本日も鹿児島での楽しい一日が過ぎていくのであった。。

明日の様子はまた次回に続きます!

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