【チュニジア世界遺産紀行8日間】3日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
スースの旧市街地を見下ろす?!
現地ガイドさんとスースの旧市街地を軽く歩いた後は自由時間です。チュニジアで唯一のお土産専門店ショッピングセンター「SOULA SHOPPING CENTER」の前で解散です。
スースでフリータイム!
という事で自由時間に突入しましたが、ショッピングセンターでのお買い物もいいけどやっぱり建物や景色を見たいので近くを散策する事にします。
まずは添乗員さんとツアー参加者さん有志の人達と「リバト」に向かいます。結局半数位の人と一緒に行きましたね。
こちらがリバトの入口です。
入口には一応荷物検査があります。こういう時はボクのようにカバンが無しの”手ぶら”だと、簡単に通過できるので楽ですね!
入口を入ってすぐ右にあるこちらの窓口にてチケットを購入します。このリバトの入場料は8TND(約300円)。なおちょっとした団体が一気に来たからか、窓口のオジサンが「お釣りの小銭が足りないから、先にちょうどの金額を払ってくれる人が来てくれ!」って感じで言っていましたね。日本だと大体どこのお店や観光地でも”お釣りは店側がちゃんと用意しているもの”という常識がありますが、世界では通用しませんね・・。
メディナ最古のリバトに入場!
ボクは細かい小銭を持ってなく10TND札しかなかったので、他の人が小銭を支払って受付で小銭が集まるタイミングを見てさっとチケットを購入しました。こちらがリバトの入場チケット。
まずは階段を上がります。こちらのリバトは8世紀に建てられた要塞跡。
上に登ると見張り台のような塔があります。ここは登れるみたいなのでせっかくなんで上まで登ってみる事にします。
周りには昔のアラブ時代に建てられた建物で囲まれています。
白い壁に、ブルーの扉やサッシがキレイな建物が見えます。
元々は要塞として建てられた建物ですが、のちにはイスラム教の神学校としてイスラム教布教の拠点にもなった場所である。
見張り塔内部の壁には、落書きが沢山書かれている・・・・。
ここの塔の階段は思った以上に横幅が狭く、途中ですれ違えないぐらいでした。「上から人が降りてきたらどうするんだろう?」と思う位でしたが、幸い人とぶつかる事なく済みましたね。
要塞の為に「銃眼」と呼ばれる敵を攻撃する穴があります。内側が広く、外側は矢が入りにくいように狭くなっています。
そして見張り塔の頂上付近に着きます。勿論ここの壁も落書きが・・・。
リバトの見張り台の頂上からの眺め
周りのオジサマたちは「ハ~~、ハ~~(汗)」と階段に少しお疲れのようですが、無事頂上まで登ってきました。スースのメディナ(旧市街地)がこの場所から一望できます。
こちらはメディナの南側。右奥には同じような要塞跡が見えます。
こちらの高松からお越しのオジサマも階段を登ったので、少しお疲れが出ている様子でしたがここからの景色を見れて喜んでいます。ここの塔は約38mの高さ。
下を見下ろすと、入口での会計が遅れたせいでリバトへの入場が遅れたツアー参加者さん達の姿が見えます。
元々要塞として建てられた建物なので、この見張り塔の他に見張り台が合計7箇所もあります。
このスースの街ではあまり自由時間が無かったので、旧市街地の散策は少ししか出来ませんでしたが、敵の侵入を防ぐ為に入り組んだ道になっているメディナが見えます。
そしてここからは港も一望できます。こうやって昔は見張っていたのでしょう。ちなみに右に見える建物は先程周りを一周したグランド・モスク。
それとこの塔は高いので、めちゃくちゃ風が強かったですね。帽子が飛んでいかないように注意しましょうね。
見張り塔からの景色 動画
ここでもちょっと曇っていてビミョーなお天気でしたが、港をバックに記念写真を。映画「サタデーナイトフィーバー」のジョン・トラボルタのようなポーズになっていましたね。。
海が近いので貿易港として発展したスース。グランド・モスクも上から見るとモスクっぽく見えますね。
見張り塔からの景色 動画2
見張り塔の上はあまり広くなく、人が増えてきたので降りる事にします。階段は幅が狭く上がってくる人とすれ違えない可能性があるので、外人2人組カップルの後に続いて降りていきます。
見張り塔から降りる様子 動画2
2階の回廊はイスラム教徒達の住まいでもあったようだ。
さっき登った見張り塔。続々と観光客が来ますが、あの階段ではどうやってすれ違うのだろうか??
リバトの見張り塔をバックに写真を撮ります。
ここでも”スパイダーマン”の血が騒いで(??)、こちらの壁に登ってもう一枚。何気なくこういうポーズをしていますが、この奥側に落ちると下まで5m位ありそうでした。
ちなみにボクの兄は7年前に橋から転落して死んでいます(不慮の事故と判定)。それなのに転落しそうな場所で騒ぐ男。。
そんな親には見せにくいポーズですが、もし落ちても阪急交通社の海外保険に入っているので大丈夫!(笑)
ここでもチュニジアの女の子と軽く交流をします。社会見学で来ていたような感じの女の子でした。挨拶がてらに寿司キーホルダーをプレゼントします。
するとその場では、ボクにビビッていたのか(?!)全然リアクションが無かったのですが、右側に見える集団に戻るとその女のコが「ス~~シ!ジャポネ、ジャポネ!」と連呼していました。どうやらその集団で「ワタシ、日本人から寿司を貰ったのよ!」と自慢しているようでした。
この写真ではちょっと分かりにくいですが、真ん中に見える集団がさっきの女のコ達の集団。
コッチを見て騒いでいたので手を振ると「キャーキャー」言って喜んでくれましたね!!
その時の”スター気取り気分”なボク。Tさん、お写真ありがとうございます!!
こちらは入口に設置されている金属探知機。だけど警備としては緩い感じでしたが。
旧市街地を散策!
リバトを出て、ちょっと辺りを散策してみる事にします。車の後ろに猫ちゃんを発見!!
人懐っこい猫ちゃんばかりのチュニジア。近くで写真を撮ろうとすると近寄ってきます。
「スースのメディナについて分からない事があれば、オレに聞けっ!!」って感じ?!
近寄り過ぎ!!!(笑)
こっちの猫ちゃんは全然近寄ってこなかったが。。
公衆ベンチがないので、その辺に座り込む人々。
このエアコンを囲んでいる柵の上に落ちたら痛そうだ・・・普通にしていればこの上に落ちる事は無いだろうが。。
下から見ると全然モスクっぽくないグランド・モスク。
さっき、チラッと見た「中国ストリート」を歩いてみます。
色んな物が売っていますが”中国製”と聞くと買う気が失せる日本人の気質。。ちなみに中国人も”中国製”と聞くと買う気が失せるみたいです。
中国人自体も認める品質の悪さの中国製品。全部が全部、悪い訳ではないんだけどそういうイメージが付いてしまっているから仕方ないんだけどね。。
最近は「Made in PRC」という表示の製品が増えている。「PRCって、どこの国??」と思うが実は”中国”なのである。これは中華人民共和国「People’s Republic of China」の頭文字を取ったものでれっきとした中国製品なのです。ヨーロッパにも沢山出回っている中国製品も「Made in China」と入っていると観光客が買いたがらないので、こういう表示にしているそうです。
ただ世界中の安い製品は中国製品がとても出回っていて、逆に中国製品が無いと生活が成り立たないのが現状である。
このブログを作成している時期にアメリカのトランプ大統領が中国からの輸入製品について関税を25%引き上げたが、諸刃の剣になり兼ねない政策である。
こういう中に入れば、もっとごちゃごちゃした感じのメディナ感があっただろうが、すでにモロッコで体験しているのでパス。
そんな感じで世界中が中国に支配されかねない現状を思い知る旅行でもある。。
「一体世界はど~~ニャルのかな??」
お土産専門ショッピングセンターへ
メディナを軽く散策して、一旦集合地点のこのショッピングセンター前に来ますがまだまだ集合時間まで時間があるのでちょっと中を見てみる事にします。
その様子は次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
【コメント欄】
こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いています。とても細かい描写で、読むだけでその国に行った気分にならせて頂いております。
とうとうコメントさせて頂きます!
わたしはものすごい雨女、嵐女ですが、ヒロくんさんもわりと曇りが多くないですか!?(笑)
とうとうコメントしたわりには、どうでもよいコメントですみません!
三山うららさん
とうとうのコメント、誠にありがとうございます(笑)!
正直天気はあまり気にしないタイプなので、そこまで現地の天気は記憶に残っていません。チュニジアでは曇りが多かったですが、それが曇りなのか?それとも現地特有の天気なのか?微妙な感じでした。
”物凄い雨女・嵐女”との表現されてますが、雨乞いが必要な地区ではとても重宝されそうな特技ですね!
自己満足な内容のブログですが、ご愛顧いただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
わたしは細かいことは全然覚えていられません。
なのでヒロくんさんがここまで細かく描写されること、その描写力に感銘を受けております。もっと言えばコミュニケーション能力も!
いつも引き込まれて一気に読んでしまうので、おかげで今夜も夜更かしです。
わたしの特技はここぞという時に雨を降らせることだけですが、ヒロくんさんはたくさん特技をお持ちなので一緒のツアーにいらっしゃったらそれはもう大変に楽しい旅行になるだろうといつも思いながら拝読しています。
次はどちらに行かれるのでしょう。
楽しみです。
わたしも次の旅行では、1枚の壁画や絵画、建築物の一部、絶景や美女をヒロくんさん的描写してみることに勝手にチャレンジしてみます。
そんなに旅行最中の事を覚えていない感じでもこうやってブログで振り返ると、色々と細かい点とかも思い出してくるものだと思います。
ツアーで旅行する楽しみは、同じツアー参加者さん達との触れ合いです。せっかく旅行して出会えた人達と楽しく時間を過ごしたい・過ごして欲しいという「一期一会」的な考えで過ごしているつもりです。
次は明後日からポーランドに行きますが、その様子がブログにアップされるのはまだまだ先になりますが・・・(それまでに他の旅行3件程を挟むので)。
そうですね、新しく旅行に行く際はちょっと違った視点や姿勢を心掛けると新しい発見があると思うのでドンドンとチャレンジしていきましょう!!
楽しく人生を過ごす為にも、楽しく旅行していきましょう!
よろしくお願いします