長寿庵・唐船峡店で鹿児島のソウルフード”そうめん流し”を食す編-西郷どんと鹿児島周遊旅行記-11

【鹿児島周遊旅行記】3日目

【個人旅行】2019年10月13日~16日

 鹿児島といえば”そうめん流し”の巻

鹿児島旅行3日目の昼食は鹿児島の南西にある指宿までやってきました。指宿といえば名物の砂蒸し温泉ですが、その前にまだ昼食を食べていないという事でこちらの方にやってきました。

 

 長寿庵(開聞唐船峡店)にてそうめん流し!

こちらが目的のお店の看板。【長寿庵(開聞唐船峡店)】というお店が西郷どんのオススメなんだとか。すぐ横にある市営のそうめん流し店もあって、メニューや値段は殆ど同じなんだけどコッチのお店の方が雰囲気がいいらしい。


【長寿庵(開聞唐船峡店)】

住所:〒891-0604 鹿児島県指宿市開聞仙田77
TEL:0993-32-3155


 

入口の看板には色んなメニューが表示されていたけど、ボクの目は右下にある”黄金色した飲料”にしか目が行かない・・・。

 

お店まではこの階段を降りて行きます。何とも雰囲気溢れた、自然の中で食べれる感じを受けます。

 

ここには他にも市営の店もあるけど、長寿庵さんは和風の内装をしているのでこっちの方が心もゆったりとくつろげるそうだ。

 

先程芋焼酎やリキュールの試飲で、そこそこ空腹気味の状態でアルコールを飲んだのでいい気分になっているボク。旅行中はひたすら吞兵衛に変身してしまうのであります。。

 

長寿庵店内の眺め 動画

 

長寿庵店さんに入るとまずは食券売り場で先にメニューを選び、支払いします。

 

そしてその時にくれる、こちらの料理引換券をテーブルに置いておくと、頼んだ料理が出来次第テーブルまで持って来てくれるシステムです。

 

ビールだけは一番先に出てきます。勿論西郷どんは運転手なので飲めないので、ボクだけ昼からビールで楽しみます!そしてここのそうめん流しが人気なのは”平成の名水百選”に選ばれた「京田湧水」を使っている事にあります。ただ普通の水道水ではないのです。

 

そんなお店の敷地内にはこのようにその「京田湧水」が流れ落ちる滝が造られています。これにより名水から発生するマイナスイオンとその音で、更に心が和やかになる・・・ハズ。

 

長寿庵店内の眺め 動画2

 

ボクは長寿定食の上を注文。ちなみに長寿定食には他に”特上””梅”もあった。ビールの飲めない西郷どんは特上をチョイスしていた。

 

そしてメインのそうめんがざるに入って、中央に置かれます。一緒にめんつゆも置かれて、鹿児島のめんつゆは濃厚で甘口になっていてボクにはとても向いていましたね。

 

このざるの量で2人分です。そうめんは単品で追加も出来ます。

 

そしてそのままざるから食べてもいいのでしょうが、ここに来たからにはこの回るイケスの中でそうめんを流さないとね!

 

流れだすそうめんの景色 動画

 

定食でこんな三角なおにぎりが出てくるって、あまり無いような。。でもとても美味しそうだ!

 

こちらはお味噌汁。鯉かな、魚の切り身が入っていて、濃厚な出汁でした。

 

「やっぱ、これですよ~~!最高です!」と嬉しそうにそうめんを食べ出す西郷どん。どうやらそうめん流しの発祥はこの鹿児島の唐船峡らしく、鹿児島県民にとってはソウルフードで鹿児島県民は年に何回も食べにくるようだ。

 

そうめん流しを楽しんでいると、鱒の塩焼きが出てきます。ギョロッとした目が何とも印象的です。

 

そうめん流しというと、てっきりよく見る竹の木で造った水路に流していくイメージがあったけど、本場ではこれが一般的な食べ方なんだって。しかも水源が豊富なんで、ず~~っと同じ水が回流する訳でなく、新しい水に循環されていくシステムなんだって。水が豊富な地域だけあって、何とも贅沢な食べ方である。

 

いや~~やっぱり夏場はそうめんが美味しいけど、これだけ濃厚な鹿児島のめんつゆで食べるそうめんはまた一段と美味しい・・この濃厚なめんつゆにはハマりそうだ。。

 

 

平静の名水百選に選ばれるだけあって、その素晴らしい水源を活用したそうめん流し。何とも贅沢である。

 

長寿庵店内の眺め 動画3

 

そんな水が溜まっている池にはお魚たちが優雅に泳いでいる。

 

長寿庵店内の眺め 動画4

 

こちらは長寿庵店の隣にある【市営唐船峡そうめん流し】のお店。メニュー内容は長寿庵店とはそんなに変わらないみたいだけど、テーブルと椅子がちょっと無機質というか安っぽい。

 

そうめんを流すイケスも底に明るい色が付けられていて、とてもカラフルだけど逆に何か味気が無くなるように感じてしまう・・・。

 

こちらが唐船峡(とうせんきょう)。江戸時代はこの辺りまで入り江があって、唐からの船(唐船)がこの辺りまで来ていて、船着き場になっていたのがその由来なんだとか。

 

今ではそこから湧き出る「唐船峡:京田湧水」は1日10万トンも水量があるという。こういうのを見ると日本は水に恵まれた国だという事を実感する。世界を旅すると水を入手するのにどれだけ大変な思いをしている国がどれだけあるかというのを感じれるが。

 

そんな綺麗な湧き水を活かして、この池では魚が飼われていたり最近ではわさびの栽培もおこなっているそうだ。

 

そんな池には魚が沢山放たれている。綺麗な水でのびのびと泳いでいる魚たち。

 

唐船峡の景色 動画

 

「チョウサメの泳ぐ池」と看板が立っている。最近はチョウザメの養殖も始めたようで、新しくキャビアを特産品にしようと研究中なんだとか。

 

そんな湧き出る水を守る神社だろうか?!

 

それにしても池の水は透き通っている。

 

何とも豊富な水源に後押しされて、気持ちいい場所である唐船峡。

 

デカい魚が池で泳いでいると思ったら、あれがチョウザメみたい。何とも存在感がある・・。

 

唐船峡の景色 動画2

 

この旅行時、37歳独身の西郷どんはどちらのおみくじを引くのだろう・・・・?!

 

恋したい男子の西郷どんは”恋みくじ”を引いていた。過去には雀荘の店長をしていた女性と付き合っていた事もあるとか言っていたな。。

 

そんな”恋みくじ”の結果はというと・・・”中吉”でしたね。

なになに・・・愛情運は「一度は別れたけど、この恋は再び二人の間に恋の情熱が燃え上がる日が来ます。決して諦めないで心を強く持ってぶつかりなさい、消極的になっては駄目です。今もなお恋しいこの想いを遂げる日が来ます!」とか。。

 

そんなおみくじを神社の排水パイプに結ぶ西郷どん。別れた女性といえば、さっき聞いた雀荘の元店長との復活は?!・・・・「ないデス!!!」との事。。

 

階段を上がって駐車場に戻ってくる。さっき右側から入ったので長寿庵があったけど、左側の入口から行くと市営そうめん流しの入口があった。でも下では全部繋がっているんだけども。

 

鹿児島は西郷隆盛やそうめん流し、桜島に芋焼酎と黒豚と盛り沢山な土地である。

 

南鹿児島も色んな見所があるみたい。意外と3泊4日でも全然見切れない位に魅力溢れる鹿児島である。

 

奥に見えるのは開聞岳で、南鹿児島では目立つ山である。初日の佐田岬からも見えた山だ。

 

そして空にかかる雲も何とも言えない景色を創り出している。

 

俗に言うウロコ雲というものかな?! という事は明日はちょっと天気が悪くなるかも。。

という事でこの旅はまた次回に続きます!

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