ドンルイス1世橋の上に登り、世界遺産のポルトの街やドウロ川を眺める-ポルトガル旅行記-18

ポルトガル旅行記:3日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日

高い所好き?!

さてポルトの街観光は昼食を食べた後は老舗ポートワインさんを見学し、ドンルイス1世橋をバスで渡ってポルト歴史地区の方へ再びやって来ました。

 

ポルトの街にて

こちらはポルトの裁判所で、建物の前にはアテネのような女神の像が置かれている。

 

こんな世界遺産の歴史地区になっている街だけど、中央右側には落書きされて汚い外装になっている建物も見える。。

 

それにしてもヨーロッパらしく、隙間が全くなく建てられた建物群で隣の家の音がモロに聞こえそうな感じ。。

 

ポルトの街にある、一番高い建物のクレリゴス教会が見える

こちらはこのポルトの街でもランドマーク的な存在になっているクレリゴス教会である。なお、ポルトの街を見下ろせる高台にある塔で、勿論塔に登って見学できるとの事。

 

やっぱり街中に来ると観光客などで人が多い、ポルトの街。

 

そしてなかなかいい雰囲気を持っているように思わせるポルトの街。

 

 

ポルトの街を観光

こちらの馬に乗った像は「ビマラ・ペレス(Vímara Peres)」という人物で、9世紀の貴族でポルトガル郡を支配していた人らしい。

 

このポルト大聖堂の前でバスを降ります。12世紀に造られた歴史ある大聖堂ですが、こちらの内部見学は無し。この後に自由時間が貰えるみたいなので「中を見たい人はその時間内にどうぞ!」との事。

 

起伏の激しいポルトの街並みが見える。それとさっきまで晴れていた空も、ちょっとどんよりとした雲に包まれてきている感じ。。

 

さてここから再びポルトの街の観光開始です。

 

そんな場所に機関車の形をした、よく観光地にある乗り物がこっちに向かって進んできた。

 

ただあまりスピードが出ない乗り物で、こんなのに乗るよりも自分で歩きたいボクは殆どこんな乗り物に乗った記憶がない。。

 

こちらの壁に描かれているのは、落書きか?? アートなのか??

 

先には先程下から見ていたドンルイス1世橋が見えてくる。という事は今歩いているこの道は、昔には車が通っていた道のようだ。

 

このドンルイス1世橋の上の道は開設当時から車が走っていたけど、2005年にメトロの車両が走る計画になったので、通行禁止となり代用道として別の橋が近くに建設された。

 

ドンルイス1世橋を走るメトロは、こちらの線路を登って上がってくるみたい。

 

 

ドンルイス1世橋を上段の道を歩く

さていよいよさっきまで下から見上げていた歴史あるドンルイス1世橋の上段を歩いていきます。ただし人気のスポットなので、行き交う人が多い場所。

 

ここは頻繁にはメトロが走っていないので、レールが敷かれている場所も普通に立ち入っても問題ない。だけど勿論”自己責任”という言葉が常識の海外なので、そんな場所を歩いていて万が一轢かれてしまっても文句は言えないのである。

 

ドンルイス1世橋の上を歩く 動画

 

日本とは違って、こんな近くに電車の車両が走る場所なのにその間には敷居すらない。ただこのようにポールは立っているが。

 

電車が来ない隙にドンルイス1世橋上段の写真を撮る。理論的にはレールの間に挟まれたこの場所にいたら、轢かれる事はないハズだけど、電車が来てもここに立ってられる自信はないけどね・・・。

 

「見てくださいよ~~これがあのドンルイス1世橋ですね!」という感じで叫んでいるように見える男。。

 

そしてこんなドンルイス1世橋が人気のスポットであるのは、高い場所だけにあるからだけではなく、このように見下ろせる景観が素晴らしいからである。

 

橋の上を走るメトロの車両 動画

 

写真撮影に夢中になっていると、音もなくすり寄ってくるメトロの車両には充分に注意する必要がある。

 

下にいた時には分からなかったけど、こうやって上にくるとドウロ川が濁っているのがよく分かる。さっきは晴れていた空に誤魔化されて、ドウロ川も綺麗に見えていたのだろう・・・。

 

橋の上から下を見下ろす。高所恐怖症の人からしたら、こんな景色も見れないようで勿体無いと思ってしまう。

 

こちらのドウロ川沿いには先程工場見学にいったサンドマンなどのポートワイン工場が沢山見える。それと共に帆船が何隻も停泊しているも見える。

 

こちらの方は今日昼ご飯を食べたレストランがある辺り。坂を登るのがシンドイ人向けに、エレベーターみたいなのが設置されているのも見える。

 

このポルトの街は、日本の長崎の街とも1978年に姉妹都市となっている。

 

 

ポルトの歴史地区の街並みは、ヨーロッパの街でよく見られるように赤い屋根が多いけど、建物の色は黄色だったり青い色だったりと様々。

 

ロープウェイはこの辺りから乗れて、この中央奥に向かって進むルートである。

 

このドンルイス1世橋が1886年に完成した後は、ポルトに住む人々にとって生活の面でとても便利になっただろう。それまでは下にあった橋だけだったけど、このように高い位置でも道が繋がったのだから。

 

曲がりくねるドウロ川。だいたい150m前後の川幅で、この先は下流で大西洋に続いている。

 

ドンルイス1世橋の南側からの景色 動画

 

さすがに橋の欄干に登る訳にはいかなかったので、寄りかかって記念写真を撮ってもらったけど、いつもの派手な服装ではなかったので壁に同化してイマイチだったような。。

 

2002年に開通し、ポルト市内で合計6路線あるメトロ。このドンルイス1世橋を渡る路線はD線のみ。

 

再びメトロの車両が居ないスキにもう一枚記念写真を撮って貰う。今度はベトナム戦争を描いた傑作映画「プラトーン」を意識したポーズにて。

 

 

こちらは先程まで下でバスを待っていた所を上から見下ろす。昔中学生の頃に行っていた塾で、建物の上から唾を落としてそれをかいくぐりながら建物に入るという、今思えば汚いゲームをしていた記憶が何気なく甦ってきた。。

 

こちらの川岸にはドウロ川クルーズの船が何隻か見える。このドウロ川に架かる6本の橋を遊覧するだけのクルーズもあるし、上流まで登るクルーズもあるようだ。

 

 

「ポルト」って聞くと、ボクはサッカーチームのFCポルトが頭に浮かんでくる。2002年にはポルトガル人監督で鬼才ジョゼ・モウリーニョが率いたチームは翌年と続き国内リーグ戦を2連覇し、その年にチャンピオンズリーグも制覇したポルトガル国内では屈指の強豪チーム。最近では活躍した選手をビッグチームに高い値段で売却する手腕で、高い収益を上げているという。

 

日本じゃ、こんな近くに電車が走る場所となると柵があったりするけど、ここは2m毎に置かれたポールのみ。

 

そして音もなく忍び寄ってくるように思える位に静かな軌道音なので、写真撮影に夢中になっていると周りから「危ないよ~~!」と声を掛けられてしまう。。

 

再びドンルイス1世橋からの景色です 動画

 

昔車が走っている時代はこの上に昇る道が繋がっていたんだけど、今では地下に潜っていくメトロの穴がある。

 

どうせ壁に落書きをするなら、誰もが不快感を感じるようなものではなく、誰もが思わず見惚れてしまう位のアート的な絵を描いてくれた方がいいんだけども。。

 

ポルトの街にあった壁画アートのひとつ、オジサンの絵

こちらの絵は「さて充分にドンルイス1世橋を楽しんだでしょ! じゃあその分の通行量を徴収します。」という感じのオジサン。。

 

そして近くにあったお土産屋さんの軒下を覗いてみる。こちらはメトロではなく、可愛らしい路面電車のミニチュアが置かれている。だけど路面電車というと、このポルトではなくリスボンでのイメージが頭に強く残っているが。。

 

アズレージョ柄のマグカップが何とも可愛らしい。安かったので、もしかしたら中国製だったかもしれないけどね。

こんな旅はまた次回に続きます!

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