ペトラ遺跡で様々なお墓が並ぶ「ファサード通り」とサンドボトル屋-イスラエル&ヨルダン旅行記12

【神秘のペトラ遺跡&死海&聖地エルサレム巡礼旅】3日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年8月23日~30日

 お墓が多いペトラ遺跡?!

 エル・ハズネを抜けて!

ここヨルダンのペトラ遺跡で、メインの人気の「エル・ハズネ」の見学し、その後はさらに奥に進んで行きます。

 

先程までは馬車を引く馬をよく見かけますが、ここから先は重たい荷物を運べるロバを見かけます。ロバは重たい荷物を抱えたまま、坂道を登る事が出来るので、こういった岩山ではロバの方が重宝できるようです。

 

たくさんのロバがここで仕事待ち状態です。

 

こちらではアジアでよく見かける、ハンディー扇風機を持った人がいました。今年は日本国内でもよく見かけましたね。

 

 ファサード通りの手前の景色 動画

 

このエル・ハズネを抜けた通りにはたくさんのお土産物屋さんが待ち受けています。

 

ただしそんなに欲しくなりそうなものはありませんでしたが。

 

この先にお墓が並んでいる「ファサード通り」と呼ばれる場所が出てきます。

 

先程のシークを歩いている時は直射日光が当たらなくてそこまで暑くならなかったけど、この辺りからは直射日光がまた当たりだしたので暑い・・。

 

 「ファサード通り」にて

このファサード通りの左側には2000年以上も前の時代に造られたとされるお墓がある。

 

お墓の建物の上には階段と見られるものがあるけど「どうやってあそこまで登るのかな??」とこの時は思っていたけど、実際には本当に登る為の階段ではなく、死者が天国まで登って行けるようにという事で造られたものだそうだ。

 

正面にもお墓が見える。死者に対しての敬意は昔から続くものだったようだ。

 

こちらのお墓は「67番の墓」と名前が付けられている特徴的なお墓。上にも入口があり、盗人が隠れていた事で”盗人の墓”とも別名があるようだ。下のこの入口は出来た当時より数メートル土砂が溜まった影響で入口は埋もれかかっている。そしてそんな歴史的な建物の前はロバの待機場所となっている・・・。

 

こちらはその「67番の墓」の説明板。

 

後ろ側の右側部分に同様なお墓跡が見られる。この辺りは一面お墓のようだ。

 

上の階段を見ると「どうやってあそこまで登るの??」とは思わずにいられない。。

 

さてこのファサード通りのお墓内には、自由に立ち入りが可能です。ではちょっと入ってみる事にします。

 

ただしお墓と言っても単に空間があるだけで、特に装飾もされていない質素な空洞。

 

この空洞内に遺体を葬られていたのでしょうか??今となっては何も残っていませんが。。

 

この日陰になる窪みでは、現地民の休憩場所になっていました・・・。

 

土を掘る生物は他にも沢山いるけど、このように岩を削って生活するのは人間位かな??

 

見ているだけでも暑く感じる添乗員さんのニット帽。別の観光客の人も「オウ、クレイジ~~!」っていう顔をしていましたね。

 

ファサード通りの右側も岩が所々で削られていました。

 

ここでも右側に階段が見えます。あれも登る用の階段ではなく、死者の為のものなのか?!

そんな事を思っていると、下の方で岩が削られた場所に今回のツアー参加者の中で男子最年少のお兄ちゃんがひょっこりと座っています。

 

ただし添乗員さんに「世界遺産なので遺跡に登ったりする事は止めてください!」と言われて退散する様子。今彼が足を掛けている階段は実際の人間が上り下りする為のものなのか?!

 

こちらの面には何個かのお墓跡が並んでいるが、地面が土砂などの堆積物で数メートル上がってきているので、入口が消えてしまっているものもあった。

 

でも死者の為にここまでの物を造るって、それほどまでに尊敬されていた人物なんだろうな。

 

 人気のサンドボトル屋さんに立ち寄る

そしてここで現地ガイドさんがちょっと寄り道。

 

形は大小のボトルに砂漠の絵が描かれたボトルが、いろんな種類が置かれている。

 サンドボトル屋さんの光景 動画

 

その店頭ではこのお兄さんがサンドボトルを手作りする実演をしていました。

 

こちらに置かれているサンドボトルの絵柄は全て手作りなんだそうだ。そして出来た絵は蓋を外して砂がこぼれない限りは崩れずにそのままなんだって。

 

 サンドボトル屋さん周辺の光景 動画

 

ボクはというと、そんなサンドボトルには興味がないけどサンドボトル屋の猫ちゃんには興味深々!

 

またこれが可愛らしい猫ちゃんで・・・。

 

このサンドボトル屋さんのマスコットみたいな感じ。

それにしても可愛い!!

店内には色々とサンドボトルが置かれています。

 

サンドボトルはこのようなデザイン。上に入っている文字は好きな文字を指定すれば、入れてくれる。英語でもアラビア語でもいいし、自分の名前をアラビア語にするのもしてくれる。

 

本当に看板猫のような貫禄を見せる猫ちゃん。

 

「いいデザインのは見つかったニャンか??ボクは売り物じゃないニャンよ~~!」という顔?!

 

ここでまたウッディ姉さんがまた伝家の宝刀であるカメラをパシャパシャしていた。

 

中東のイメージがいい感じに出ているサンドボトルとウッディのショット。

 

こうやって人形と旅するのも、それなりに楽しそうだ。ボクも何か仲間となる人形でも探してみようかな?!

 

ふと後ろを見ると、そんなウッディ姉さんの様子を不思議そうに眺める猫ちゃん。

 

サンドボトル売りのお兄さんが席を離れた隙に、その席を占領する看板猫ちゃん。

 

名前まで入れてくれて、後は大きさにもよるけど10~15ドルのサンドボトル。

 

お金は前払いで、自分の気に入ったサイズとデザインで、入れて欲しい文字を指定。後は帰りに立ち寄ると出来上がりをお持ち帰りという流れ。個人的には帰ってきた時にこのお店は跡形もなく、ドロン状態を楽しみにしていたのだがちゃんと真面目に商売をしていました。

 

こちらの女性陣は買う気満タンのようで、あれこれとどれにするか悩んでいる様子。

 

文字を入れた状態のサンドボトルはこんな感じに仕上がるようです。中東の記念品ってイメージが出て、いい感じ!

 

さてやっとどのデザインにするか、決まったようです。

 

他の人達はもう待たずに先に行っちゃってましたが、そんなのお構いなしにこちらでの買い物が優先な三人。このお兄さんがステッカーを持っているので、ちゃんとそこに自分の書いて欲しい文字を書き込み、注文します。

 

支払いはドルが勿論通用します。というかツアーで来る人達は多分ドルばかりしか持っていないので、殆どがドルでの支払いだと思いますが。。

こんな感じでペトラ遺跡観光は続きます!

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