【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間】初日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
初体験のビジネスクラス?!
初のエミレーツ航空のビジネスクラスに搭乗し、興奮が冷めやらぬボク。「ここではしゃいでもみっともない!」と自分に言い聞かせて冷静を取り戻す。
ビジネスクラス用のアメニティー
するとすぐにフライト・アテンダントさんが”ビジネスクラス用”アメニティーを配ってきた。
なんとBVLGARI(ブルガリ)のポーチに入っている!
「さすがビジネスクラス!」と思った瞬間⑦!
こちらは男性用です。別に女性用もありますが、1人1個の配布です。
・髭剃り(TRUEFITT & HILL)
・髭剃りシェービングフォーム(Gillette)
・ボディーローション(BVLGARI)
・アフターシェービングローション(BVLGARI)
・オーデコロン(BVLGARI)
・制汗消臭剤(Rexona)
・歯ブラシセット
・ヘアーブラシ
・ティッシュペーパー
がこのビジネスクラス用アメニティーのポーチに満載されています!
こちらは女性用です。隣のオバサマが「写真を撮っていいよ!」と貸して頂きました!
男性用とはポーチの形が違っていますね。
男性用の内容物と似ていますが、髭剃りセットがなく代わりにコンパクトなどが入っていました。
勿論ウエルカムドリンクはシャンパンを頂きます!
飛行機が飛び立つ時までにグラスの回収に来るのかな?と思っていたら、飲み切っていなかったらそのまま置いといてくれました。
いざドバイ国際空港に向けて出発!
機内の照明がちょっと暗くなり、いよいよフライト開始。
ビジネスクラス用の席はほぼ埋まっている感じ。聞くところによると航空会社の利益はビジネスクラス用の席が一番の儲け頭らしい。
隣のオバサマは食事メニューを熟読中で、阪急交通社の「マルタ・キプロス9日間ツアー」に参加との事。
油絵の作家さんで、その絵を売ったお金で海外旅行を毎年行っているみたい。マルタ島は2回行った事があるそうで、キプロス島は初めてで131ヶ国目になるとの事。
噂で聞いていた”100ヶ国越え”の強者にビジネスクラスに乗った早々に出会っちゃいました。ご自身が芸術家なのでボクを見て「同じような何かの芸術関係の方ですか?!」と聞かれました。。
そんな大層な身分の者ではございません・・・。。
ウキウキ、ワクワクのフライト開始です。相変わらず楽しさが溢れ続けてきます!
エミレーツ航空のビジネスクラスの料金はツアー代金に対して、往復+27万の追加。
気軽に電話でビジネスクラスを申し込んでしまったが、所詮庶民のボクは1ヶ月前の支払日まで毎日自問の日々でした・・
「まだキャンセルできる・・・まだキャンセルできる・・・」と。
そりゃモロッコ10日間ツアー代金24万(諸経費別)に対して、ビジネスクラスだけの代金はそれ以上の27万円なんですからね。
よく聞くセリフで「ビジネスクラスに乗る位だったら、2回旅行に行く方がいい!」が何度も頭にチラつきました。。元々そう思っていた人間なんでね。
ただし何度か海外旅行に行くと「いつかはビジネスクラスに乗ってみたい!」という気持ちが強くなってきて、ましてや今回のモロッコまでは片道約20時間の長旅。
それを”ビジネスクラス使用の絶好のチャンス!”と捉えて申し込んだのですが、”自己投資”のつもりもあって自分の気持ちを押し通しました!
出発当日までは後悔の気持ちもありましたが、出発当日になると楽しさしか無かったですね!
エミレーツ航空のビジネスクラスの雰囲気 動画
帰ってきてこのブログを作っていますが、ビジネスクラスに乗ってきた感想は「ビジネスクラスを選んで、最高に良かった!」という気持ちしかないです!
空港からの対応、空港ラウンジの使用、機内の快適さ、機内食の美味しさ、機内ラウンジの楽しさ等々。
横のドリンクホルダーは青い照明が付いています。その上には見えていませんが、アイマスクと靴下が入っています。ちなみにエミレーツ航空にはスリッパは付いていません。
機内食のメニューとワインリストが配られます。
ドバイまでは2回食事が出ます。それぞれに和風or洋風が選べます。そして更に洋風は前菜・メイン・デザートが好きなものを選択できます。
こちらは和風の夕食メニュー。懐石料理で出てくるみたい。
後でフライト・アテンダントさんが食事はどうするか聞きに来てくれます。そこで夕食と朝食についても選んで伝えます。
無事飛行機も問題なく離陸し、まずは新しい映画のリストを見てみます。
ただ新作はあまり日本語吹替がありません。なので日本語吹替だけを探すと見れる映画が限られてしまいます。。
ちょうどこの出発日(2/25)にアカデミー賞の発表があり、主演男優賞を含む4部門を受賞した「ボヘミアン・ラプソディー(Bohemian Rhapsody)」が日本語吹替であったので見てみる事にします。
ちなみにこの映画「ボヘミアン・ラプソディー」は映画館で”爆音映画祭”を含めて3回も観にいった作品ですが、クイーンが大好きなボクにとっては何回見ても楽しめる映画です。
エコノミークラスではいつもマイ・イヤホンで聞くのですが、ビジネスクラスにはしっかりとしたヘッドホンが用意されていました。
「ボヘミアン・ラプソディー」のこのオープニングは、気持ちを高ぶらせてくれてとても興奮します!!
映画を見ていると、まずはおつまみのナッツ類を持って来てくれます。
そしてなんとこれが温かいのです!
「さすがビジネスクラス!」と思った瞬間⑧!
それから食前酒の白ワイン。いつもならビールを飲む所だが、さすがのビジネスクラスでも生ビールはなく缶ビールしかないので、それならと白ワインを選んだ。
エコノミークラスよりグレードの高いワインで、白赤それぞれ2種類の銘柄から選べる。
こちらは隣のオバサマが頼んだ和風の夕食です。エコノミークラスのプラスティックの容器とは違い、ちゃんとお茶碗まであります。勿論和食なのでお箸も付いています。
それにしてもさすが日本食、沢山の小鉢があります。
機内食の洋風夕食をいただきます!
こちらがボクが頼んだ洋風の夕食。スープはどれにしようか迷い、日本人のフライト・アテンダントさんだったので「お姉さんのオススメは?!」といつもの如く聞いてみました。
すると「でしたら、かぼちゃのスープはいかがですか?」と返ってきたので、それを選びました!中に入っている”揚げレンコン”がサクサクで、濃厚なかぼちゃ味のスープはとても美味しかったです!
スープの後は最近大好きなサラダ盛りを頂きます。
それに付属していたのがこちらのエキストラバージン・オリーブオイル。勿論ドボドボと全部野菜にかけて頂きました。
こちらは何かな?と思っていたらバターでした。そういえば最近パンを食べる時には全然バターを付けないっけ?!その動作自体が面倒クサイし、そこまでパン食べる時に味が欲しい訳でもないのでね。
こちらは爪楊枝代わりに歯間ブラシが入っていました。
野菜を食べ終わって、これらの写真を撮っていると「トントンッ!」と隣のオバサマから肩を叩かれて、この”箸置き”を「あげる!」って貰いました!
ちなみにこちらの面は箸置きの裏側です。ちゃんとエミレーツ航空のロゴが入っています。
更に隣のオバサマから「このパンもあげる!」と差し入れがありました。
こちらはガーリックトーストで食事とは別にフライト・アテンダントさんがパン類を持って来て、配ってくれる分です。
有難くいただくと、ガーリック味がいい感じに口の中に広がってとても美味しい!!
ビジネスクラスの食事時はエコノミークラスみたいにカートで「ガラガラ~~」と来るのではなく、それぞれフライト・アテンダントさんが手で運んできてくれるのです。
そうして油断していたら「ド~~~ン!」とメイン料理が目の前に置かれました。選んだのは「ビーフ テンダーロイン ステーキ」で焼きニョッキ&枝豆サラダ&トマト&きゅうり&パンが添えられています。
「テンダーロイン ステーキ」って書いてあるけど「所詮機内食のステーキなんて・・・・」と思いながらカットし、食べてみると・・・・・
このステーキが「めちゃくちゃ柔らかくて、美味しかった!!」のです。
「さすがビジネスクラス!」と思った瞬間⑨!
というもの関空⇒ドバイ行は日本の食材を積んでいるので、日本人好みの柔らかい肉を使用していたのです。それと焼きニョッキもモチモチとした触感で、ちょうどいい按配!
その機内食の美味しさに、あっという間に完食してしまいました。
隣のオバサマもそんな嬉しそうに食べているボクを見て「私もステーキにしたら、よかった・・・」と残念がっていました。。
これだけでは機内食は終わりません。
食後のデザートが出てきます。デザートは
・フルーツタルト
・ミルクチョコレートのデリース
・季節のフルーツ
・チーズ盛り合わせ
と4種類から選べます。
それと共に”高級チョコレート”なるものが置かれます。それは「CANONICA(カノニカ)」というスイスのチョコレートで日本にはまだ未上陸らしいです。
このチョコレートは「カノニカ」さんが創業したスイスのチョコレート屋さんで、スイスの素材を使って”真心を込めて作った”チョコレートだそうです。
ちなみにこのチョコレートは味わわずに、今回の添乗員さんにプレゼントしました!
添乗員さん「も、もらっていいんですね、このチョコ?!」
ボク「もちろんです、どうぞ!」
添乗員さん「あっ、ありがとうございます!後で食べさせて頂きます!」
機内食を食べ終わると、照明が暗くなってきて天井には星空イメージに変わりました。皆さまお休みの時間です。。
ボクはというと”寝るのが勿体ない”ので映画を見る事にします。
こんな旅の続きは次回に続きます!
↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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