【バルカン半島周遊6ヶ国】8日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月
長い旅も終焉!?
ベオグラード空港からドバイ空港へ移動
遂にベオグラード空港から飛行機に乗って、日本に帰る長い旅が始まります。ちなみにこちらの飛行機には乗りませんけどね。
飛行機が搭乗開始になりました。ラウンジでビールを2本飲んだので、おしっこを絞るようにトイレに行ってから登場します。
あまり大きくない飛行機。
左右に3列ずつの座席。体格のいい人が真ん中の通路に立つと、通行できなくなる位の幅。
このフライト・ドバイのCAさん、男性はチェックのシャツが制服代わり。初めは「この人、何してるのかな??」と思った位。。
いよいよ、バルカン半島から飛び立つ時が来ました。「さらばだ、バルカン半島!!」
下に見えるのはベオグラードの郊外。
マンションなどが多く立ち並んでいます。
中央には競馬場も見えます。あまりセルビアのベオグラードで競馬を開催しているイメージがないけども。。
こちらは機内のメニュー表。なかなかいい値段がします。
フライト・ドバイはエミレーツ航空のLCC航空なので、この辺の値段は仕方ないものでしょうね。
機内食の時間が来ます。エミレーツ航空経由でチケットを手配していると、軽食と小さな水が無料で付いてきます。
こちらがその機内食。
窓から外を見ると、鱗(うろこ)雲がキレイに見えます。正式には「巻積雲(けんせきうん)」と呼ばれて、温暖前線や熱帯低気圧の接近時に見る事が出来るので天気の悪化が近づいてると思われている。
フライト・ドバイの機内食はこちらのようなペンネと野菜。
左のは100ml入りの水。もう少し大きいサイズでも、いいんちゃうか??と思うが。。
ベオグラード空港からドバイ空港までは、約5時間20分のフライト。隣の席は空いていて、通路側に座っていた同じツアー参加の奥様とお喋りしていると、あっという間に到着。
ドバイに近づくと、そこは漆黒の世界に人工的な灯が眩しい世界が広がっていた。
ドバイの街はまだ空港から外に出た事はない。でもこの灯を見るだけで、何かを期待させられる感じがする。
ただドバイも最近のオイルマネーによる人工物ばかりで、人によっては味気ない都市とも聞く。
ドバイ空港に無事到着!
大きなターミナルが見えてきました。さすがにドバイ国際空港は大きな規模。2015年度の実績では旅客数が世界第三位のドバイ国際空港。
飛行機が止まると、シートベルト・サインが消える前にすぐに座席を立ちたがる人は「何をそこまで焦っているのだろう??」と思ってしまう。。座っていたくなく、立ちたがり屋さんなのか。
飛行機を降りてバスに乗り込みます。
フライト・ドバイの飛行機。
よくこんな乳飲み子を抱えた女性を見かけるが、本人も大変だが近くに座った人達も大変である・・・。
バスでこちらの場所に連れていかれます。
ここでツアー参加者の姿を全員確認し、荷物検査を受けます。
そして、次の日本に帰国する飛行機のゲートに向かいます。
段々日本が近づいてくる。
約2カ月ぶりのドバイ国際空港。もう慣れたもんである。
搭乗前に電光掲示板で、もう一度搭乗ゲートの確認をする。今回は珍しくターミナルBからの出発。これは初めてのパターン。
乗継時間が5時間程あり、解散する前に先に配布されていたガイディング・レシーバーの回収。無くしたら5400円の罰金です。添乗員さんによってはイヤホンは別に回収したりと面倒クサイ瞬間。
前回、訪れたプライオリティパスで入れるラウンジが搭乗ゲートのすぐ近くにあったが、先に頼まれていた香水を買いに行く。
それはターミナルCにあるので、ターミナルBから歩くと約15分位歩くのである。酒を飲みたいケニーさんには、しばらくその辺りで待機しておいてもらう。
ビクトリアズ・シークレットでお買い物
ターミナルCまでわざわざ歩いて来たのは、この「ビクトリアズ・シークレット」で香水を買うのが目的。
お目当てはこちらの香水。最初は「関空で買って来て!」って言われていたから探したけど、関空からは撤退していたのだった。
いくら”免税で買ったら安い”って言われても「通販で買った方が安いのとちゃうの??」と思いつつ商品を探す。
お目当ての商品はこちらの「ビクトリアズ・シークレット:ボムシェル香水」。密閉されていて匂いは分からなかったが、後で匂わせて貰うとどこかで匂った事のある”とてもいい匂い”だった。
「お金払うから買って来て!!」と言われていたこちらの香水。
現地ドバイの通貨で305ディルハム。日本円で約9,000円。
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楽天で買った方が値段もそこまで変わらないし、自分の欲しいタイミングで注文できるのでいいのではないかと思ったけど、買って帰ったらとても喜んでくれました。
その笑顔がボクにとっては一番のお土産ですね!
そしてビクトリアズ・シークレットで香水を買って、ターミナルBに戻ります。
そしてケニーさんと合流し、前回訪れたターミナルBにある”ラウンジB”を訪れます。
プライオリティパスの使えるラウンジで酒盛り?!
このラウンジでもまたケニーさんと酒盛りのスタート。このラウンジはドリンクをウエイターに頼むと、テーブルまで持って来てくれます。
ケニーさんもプライオリティパスを持っていながらも、あまりドバイ国際空港までは来ないらしいので、このラウンジBを気に入ってました。
ビールをそれぞれ2杯飲んだ後は、スパークリングワインに切り替えます。そしてツマミにクルミを持ってきます。
このターミナルB辺りはまだ最近改築されたので、比較的新しい店舗が立ち並ぶゾーン。
しかもメインの発着ゾーンではないので、そこまで人も多くない。
そんなラウンジでひたすらタダ酒を飲みまくるボク達。ちゃっかりお水も頂きます。他では買うとお金のかかるミネラルウォーターもラウンジではタダで貰えます。旅行好きの人は是非プライオリティパスを入手しといた方がいいかと思います。
日本行の飛行機に搭乗!
それぞれビール2杯とスパークリングワインは5~6杯飲んで、ほろ酔い気分で搭乗ゲートに向かいます。
日本への飛行機はこちらの世界最大級の2階建て飛行機に搭乗します。ただ勿論エコノミークラスなので1階にですが・・。
帰りの飛行機はあまり混み合っていませんでした。隣は居ませんでしたが、窓際にはお客さんが居たので横にはなれませんでした・・・。
こちらは搭乗券。シルバー会員になっているので、ドバイ国際空港では、ビジネスクラス・ラウンジに無料で入れるのですが他に行く人が居れば入りますが、いなければそこまで入りたいとは思いません。
乗ってすぐに消灯となり、天井には天の川のような星空が映し出されます。
初回の機内食は離陸後1時間程で出るのでパス。その後の機内食ではヌードルをチョイス。
やっと関西国際空港に到着!
約9時間のフライトの末、関西国際空港に無事到着しました。
添乗員さんは無くなったら困る荷物を機内に持ち込みしているので、「大変だな~~!」と後ろからその後ろ姿を眺めていました。
大谷君を見た瞬間、日本に着いた事を実感する瞬間。
その後、スーツケースを受け取りツアー参加者さん達とお別れをして帰ります。その時にケニーさんから「これから飲みに行くか??」とまた誘われますが、ちょっと時間が遅かったのでご破算に。。
今回のお土産は・・・?!
こちらは今回購入したお土産。ほとんど地元のスーパーで購入しました。というのもツアーに付き物の公式お土産屋さんへの訪問がなかったのでスーパーマーケットでしか買う場所がありませんでした。
こちらはアルバニアのイタリア系スーパーマーケットで購入した、イタリアの有名なバッジチョコ。母親へのプレゼントです。
こちらはミントが入っているケース。ケースも含めてのお土産として、知り合いにプレゼント。
こちらは板チョコ。板チョコをあげておけば、間違いはないですね!
そして今回はバルカン半島の宗教に付き物な”イコン”のデザインをした紙袋も購入。これを貰った人はあまりこの袋に興味を示していませんでしたが、ボクはここにバルカン半島のイメージを込めて見ていました。
という事で、バルカン半島周遊6ヶ国ツアーはこれにて終了です。最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。orz
<まとめ>
今回訪れたバルカン半島の6ヶ国、はっきり言って訪問前はそれぞれの国について全然予備知識がなかった。
添乗員さんも言っていたように「訪問国数を増やす」のが、ほぼ目的のツアーと言っても過言ではなかった。
①北マケドニア
②アルバニア
③コソボ
④モンテネグロ
⑤ボスニア・ヘルツェゴビナ
⑥セルビア
という6ヶ国を訪れた。
普段はあまりニュースなどでは聞かない国名ではあるが、陸続きの東ヨーロッパでは昔から争いばかりの歴史があった。
ヨーロッパではあるものの、オスマン帝国の支配下にあった影響でイスラム教が思った以上に普及していた。
そして学生時代、そんなに勉強してなかった影響もあって全然細かい事を知らなかった”第一次世界大戦”が勃発した場所でもあった。
そんな事すら頭になく、訪問中に少し頭に入って来て、訪問後ブログ作成中に歴史を調べるとそういった色んな過去の歴史が知識として少しずつ頭に入ってきた。
そんな暗い過去があるものの、それを未来に引きずっている感じはなく、これからは明るい未来が待っているハズの国々。
過去の歴史はあるものの、新しく生まれてくる若者達にはその責任はない。
そして国としても、他所に比べると貧しい国。
でもそんな悲壮感は全然感じない。
そこにあるのは若者達の笑顔ばかり。
マザーテレサが夢見た、貧しい人々の幸せ。
それは他人に作ってもらうものではない。
自分で創り出さないといけないものである。
でもアルバニアで子供の日にたまたま訪れたが、その勢いを感じた。
これまで色んな苦しみがあったこの6ヶ国。
その分、幸せな未来になって欲しいと切に思う。
それと共にまた今回も沢山のお友達が出来た。
一番は初日からホテルの部屋にお呼ばれして、酒飲みお友達となったケニーさん。
お歳の割には老け込まず、精力的に行動するお父さんでした。
その他にもユニークで楽しい奥様方ばかりで、今回もとても楽しめた。
これにより益々旅行に行く事に前のめりになってきた。この記事を書いている時点で国内旅行:2回 海外旅行:3回を予約している。
行けば、行くほどに楽しい旅行。
それ以上に自分を成長させてくれる旅行。
今となっては自分の人生には欠かせない旅行。
その1つ1つを大事に味わって、楽しんで行きたい。
いずれは果てるこの人生。
それまではひたすら楽しんでいきます!!!
以上。
<完>
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