コソボの世界遺産リェヴィシャ生神女教会は外から眺めるだけ・・・-バルカン半島旅行記26

【バルカン半島周遊6ヶ国】4日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月

南京錠の意味は?!

 プリズレンの街にて

コソボのプリズレンの街観光は続きます。ビストリツァ川沿いの道を進んで行きます。

 

先程のオスマン帝国時代に造られた石橋とは違い、また別の雰囲気を醸し出す橋が見えてきます。

 

こちらではよく見るような南京錠が橋の欄干に無数取り付けられています。

 

橋の左右の至る箇所に南京錠が付けられています。

 

そんな橋の上に怪しい人が立っていると思ったら、そこで南京錠を販売していました。小さいのから大きいものまで色々揃えてあります。マジックまで用意されていますね。

 

恋人のゲン担ぎでこういった錠前を橋に付けるのは、よく見る光景。

 

ただこれはあくまで儀式であって、これをしたからといって恋人の絆が強まるものではない。

 

個人的な考えでは、こういうのをするカップルほど別れやすいと思う。というのもそういうお互いの信頼関係はこういったものではなく、本人たちの心の中に築くものであるから。

 

まあこういう偽装的な儀式でも、ちゃんと商売になっているというのが面白い。人間の心理に着眼点を置いている。ただあまり錠を付け過ぎると橋が重たくなって崩れる可能性はないのだろうか?!

 

ここから見るプリズレンの景色がいいので、ここで皆写真を撮っています。

 

我々のツアー参加者はそれぞれ1人参加者ばかりなので、誰もこの南京錠の取り付け儀式は行っていなかった。。

 

 このビストリツァ川沿いには色んなお店やホテルなどがあった。

 

コソボでも首都プリシュティーナに比べると、こちらのプリズレンの方が観光客が多いようだ。

 

ビストリツァ川沿いの道を進んで行きます。

 

向かいからちょっと顔が怖い2人組のちょっとセクシー系なお姉さんが来ます。そ~~っとカメラを向けると・・・意外と通りすがりにピースサインをしてくれましたね!

 

その後、黄色のジャケットを着た集団が何か喋りかけてきます。

 

どうもこの辺りを清掃などしている団体のようで、啓発活動をしている所を写真に撮らせて欲しかったようです。

 

という事で「写真、撮るだけだったらタダなんで!」という感じでツアー参加者さん達も入って記念写真を撮ります。

 

その団体が去った後に、女の子達が通り過ぎますがどこかで見た事のあるような子だと思ったら、さっきカメラマン・オジサンが写真に撮っていた女の子達です。

女の子側もボクに気付いてくれて、ウインクしてくれましたね!

それはさておき、どこかに向かって歩いています。そんな集団に付いて歩いていきます。

 

 リェヴィシャ生神女教会【世界遺産】

少し歩くと教会のような建物が見えてきました。

 

こちらの教会には入れないので、横の道に入ってそこからの景色を眺めるだけのようです。

 

こちらは「コソボの中世建造物群」として他の建物と共に世界遺産リストに加えられている。12世紀にはセルビア正教の教会として造られ、その後オスマン帝国時代にはモスクに転用された。しかし20世紀初頭には元通りのセルビア正教の教会として修復された。

 

しかしその後、反セルビアの過激派アルバニア人により損傷を受け、数年前に火災が起こり元々は白かった外壁もこのようになってしまったようだ。残念ながら世界遺産であるものの修復の目途は立っていないそうだ。。

 

この建物を見終わった頃には雨脚が強くなってきた。ボクは基本傘をささない(海外では)男なので、雨は無視していたがこちらの奥様方は傘がないので、ビニールで代用していた。

 

ビニールで雨を防ぐといっても、頭だけしか隠せない・・・”頭隠して〇隠さず”・・・という状態???

 

それでも楽しそうに??ビニールで雨を防ぐ奥様方の様子を見て、思わず微笑んでしまった。。

 

この辺りの歴史的建造物を案内する看板。絵が消えかかっているけど・・・・。

 

こちらのモニュメントは日本に関係するものだとか。車の銅線を集めて丸めた物だったような・・・。

 

こちらの建物は市役所で、資金援助してもらった国々への感謝の言葉が壁に刻まれているそうです。

 

ここには日本への感謝の言葉も綴られています。でも韓国への言葉はハングル語で表示されているのに、日本への言葉は日本語ではなくローマ字での表現となっています。。

 

 バスに乗り込み、プリシュティナへ移動

雨が結構降ってきました。その土砂降りに遭遇する前に何とかバスに乗り込みます。

 

これからコソボの首都であるプリシュティナに移動します。

コソボのプリズレンから首都プリシュティナまではバスで約1時間半程。

途中には遊園地のようなものも見えます。

 

小雨が降る中でも楽しそうに遊んでいるようです。

 

 途中でトイレ休憩を

途中、こちらのガソリンスタンドで一旦トイレ休憩。

 

水やビールがとても安そうな。。

 

という事でミネラルウォーターとビールと小さなミントを買って、合計で1.70€。

思った以上に安かった!!

 

 再びバスで移動

羊が放牧・・・というより放し飼いになっているような地区。。

 

 バスの車窓からの景色 動画

 

プリシュティナ付近に来ると雨雲はなく、雨は降っていません。

 

そろそろコソボの首都プリシュティナ近郊に入ってきたようです。ちなみに今回のバスドライバーさんは6ヶ国周遊しますが、ず~~っと同じ人が運転してくれました。

 

首都に近づくにあたって、さすがに車が増えてきました。

 

たまに見かけるチェーン店が多くなってきました。

 

コソボではユーロがメイン通貨となっているが、正式加盟国ではない。

 

 プリシュティナの街の様子 動画

 

大きなアパートが目立ってきました。今コソボでは建設ラッシュで10年後に訪れると、街並みが大きく変わっていそうな感じを受けます。ちなみに今走っている通りは「ビル・クリントン通り」と名付けられています。

 

 プリシュティナの街の様子 動画2

 

そしてコソボの首都プリシュティナで、クリントン元アメリカ合衆国大統領の絵が見えてきました。

 

その絵の下にはクリントン元アメリカ合衆国大統領の銅像もあります。5000€の費用で造った銅像で、クリントン氏は1999年にNATO軍によるセルビア爆撃を主導した事により、コソボの独立を支援したのでコソボではとても人気があるという。

 

それのすぐ近くには「HILLARY(ヒラリー)」というアパレル店がある。あのクリントン元大統領夫人とは全然関係が無いそうだ。


ここでビル・クリントンとヒラリー夫人でのジョーク話を添乗員さんが教えてくれた。

 

クリントン大統領夫妻が、ドライブの際にたまたま立ち寄ったガソリンスタンドのオーナーがヒラリー夫人の昔のボーイフレンドだったそうだ。
クリントン曰く「ヒラリー、僕と結婚してよかったね。もし彼と結婚していれば、今頃君は田舎のガソリンスタンドのオーナー夫人だったね!」と言った。

するとヒラリー夫人はこう言ったという。
「何を言うの、ビル! もし私が彼と結婚していたら、彼がアメリカ合衆国の大統領になっていたわ」
クリントン「・・・・・・スイマセン・・・orz」

 

という会話があったとか、なかったとか。。


 プリシュティナの街の景色 動画

 

バスの正面にマザーテレサ大聖堂が見えてきました。明日はここに入場見学する予定です。

 

このマザーテレサ大聖堂は2017年に完成したものですが、実はマザーテレサとは縁とゆかりもありません・・・コソボはアルバニア人の割合が9割を超えていて、アルバニア人で最も世界的に有名な「マザーテレサ」の名前を国政に利用する為に付けたのです。

 

本日宿泊するホテルの近くに入ってきました。首都プリシュティナはそこまで賑わってはいないようです・・・。

 

 プリシュティナのホテルに到着

バスの運転手さんがどこからこのホテルに入ったらいいのか、ちょっと迷いながら進んできました。

 

駐車場周辺に路駐していた車を上手い事避けて、バックで駐車できた瞬間にはツアー参加者から拍手が起こりました!

 

本日の観光は終了。後はホテルで夕食を食べて寝るのみ!

この続きはまた次回に!!

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バルカン半島周遊6ヶ国旅行記-1 準備編
トラピックスのツアーで訪れたバルカン半島周遊6か国旅行記。バルカン半島ってどんな国があるの???行く前に軽くお勉強を!

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