ベトナム旅行 2日目
クチトンネルに到着
遠路はるばるホーチミン市内より約2時間かけて移動してクチトンネルに到着しました。
住所:TL15, Phú Hiệp, Hồ Chí Minh, 733814 ベトナム
まずはトイレを済ませてから、クチトンネルの入口に進みます。ここでは主にアメリカ人っぽい観光客を見かけました。
こちらはチケットカウンター。ですがガイドさんがチケットを購入してくれているので、ここは素通り。
入場チケット
こちらは入場チケットです。入場料は11万ドン、日本円にすると約550円。合わせてパンフレットも貰います。
この日も暑いので汗が出て、喉が渇くので水を持っておいた方がいいかもしれませんね。こちらの男性は水をお買い上げ。ちなみに私は”手ぶら派”なので、水などは持ちません!
入口にはお土産物が多数並んでいますが、これから入場なので何も買わずに進みます。
クチトンネルに入場
こちらが入場ゲートの入口。茅葺屋根が雰囲気を醸し出しています。
そしてこちらでチケットをもぎられ、肩に入場の印のシールを貼られます。
元陸上部で筋トレマニアの漢。逞しい体をしている。
こちらも負けずにポーズ。こう見えても家で器具を使わない筋トレを一応毎日しています!
まずはこちらの建物に入って、簡単に映像などを見て勉強を。
建物の中には木の椅子が並べられていて、こちらの建物は日本語のレクチャー専用。
前方正面にはモニターでベトナム戦争当時の映像と音声が流れている。こちらを10分程、静かに鑑賞する。
勿論映像と共に流れるのは日本語。ベトナム解放戦線の闘いや地元住民の暮らしていた様子などが流れます。その当時の様子を頭の中に巡らします。
こちらは蟻の巣のように断面図にされているクチトンネル。一本のトンネルではなく、このように3層構造になっていて地上から4m・6m・10mの深さに掘られている。そしてその先にはサイゴン川に通じていて、そこから脱出できるようにもなっていた。
実際にこちらのトンネルは生活用というよりは爆撃された時の”防空壕”的な存在で、空襲時に避難する場所であったようだ。しかしトンネル内には台所や寝室もあり、ここで数日は生活できるようにもなっていた。また作戦室などがあり、秘密作戦などがここで打合せされていたようだ。
クチトンネルのあった範囲の地図。南ベトナム解放民族戦線(通称:ベトコン)と呼ばれる組織がアメリカ軍と南ベトナムの当時の政権を相手にここで正に決死の闘いを挑んでいた場所である。
『独立と自由ほど、尊いものはない』
by ホーチミン
南ベトナムの独立を主導した「ホー・チ・ミン(Hồ Chí Minh)」はベトナムの英雄でベトナム民主共和国の初代国家主席でもある。その偉大さはベトナムのお札が全部彼の顔が印刷されているデザインでも感じ取れる。
どこの国でも独立を勝ち取るのに貢献した人間が英雄視されている。それだけ勇気と強い信念を持ち合わせていたのだろう。独立運動を主導するのにそれは必要不可欠なものなんだろう、想像も付かないぐらいだけども。。
地面の回転盤のワナ
そしてガイドブックで見た地面が回転盤になっていて、クルクル回転する罠が早速目の前に現れる。
ちなみにこの罠は実際に使われていた罠の跡ではなく、観光用に造られたもの。。まあこういう風に造られた罠があったのは確かみたいだが。
棒で押すと、グ~~っと地面の板が回転しだす。確かにこれはちょっと大きい造りなので、この罠を造るのに手間がかかってそうだ。
下には「ブスっ!」と刺さると痛そうな槍の先端のような突起物が待ち受けている。
「落ちたら、痛そう・・・」
とりあえずこの罠前で記念撮影を。「うわ~~!」顔の漢。
後ろにいる観光客の外人さんも見とれる”いい男”。初めて見る足袋型シューズに驚きを隠せないのか??
ついでに罠に触ってみると、意外と軽い。
クチトンネルの回転盤の様子 動画
小さな隠れ穴
そしてお次は枯れ葉だらけの場所で、なにやら小さな穴から出てくる外人女性を発見!
あっ!これもガイドブックに乗っていたクチトンネルの名物の小さく細い穴だ!
小さい入口なので狭そうなイメージがあったが、さっきまで中に入っていたこちらの外人女性は少しボリューミーな肉体をしている。「こんな体でも入れるんや!」と感じた瞬間。。
そしてお次はこちらのお父さんが穴に入る。手前にある板の上に、付近に散乱している枯れ葉を違和感なく載せておくのがポイントのようだ。
そしてその板を持って、穴にスッと引っ込む。このお父さんもお腹がちょっと出ていたが、難なく狭い穴に入っていった。。
するとご覧のようにどこに隠れているか全然分からない・・・。こんな地道な罠を大量に作って、世界一の軍事力を誇るアメリカ軍を撃退した唯一の国ベトナム。ベトナム根性の恐ろしさを感じる一幕。
こんなオジサンでも入れるので、中はちょっと広めなのかな??
隠れ穴に入るオジサンの動画
無事出る事ができて、ひと安心のオジサン。。
上から見るとポッコリ穴が空いている。
板を持ち上げて潜る際はこのようにバンザイの恰好をして、下がるように説明がある。
隠れ穴を体験してみる
まずは岡ちゃんが先に穴に入る。昨日買ったTシャツとバナナ帽子がなかなかお似合いの様子。なのでちょっと意地悪を仕掛けてみる事に!
(その内容は動画をご覧ください)
狭い穴の中を堪能した岡ちゃん。満足気に出てくる。
岡ちゃん、隠れ穴を体験 動画
それからボクもこの隠れ穴を体験!入口はそこまで狭くはないが、そんなにゆとりがある訳でもない。
底に足を付けると腰まですっぽりと入る穴。そして手に持つ板に枯れ葉をかき集めて載せます。
それから板を手に持ち、バンザイの恰好をして穴にすっぽりと収まっていきます。
こう見ると、穴付近もうまくカモフラージュするように枯れ葉を集めといた方が良かったですね。穴に潜ってみると意外と余裕があり、閉所恐怖症の人でも入れそうな感じでした。
シャキ~~ン!! って感じ。なかなか面白い体験でしたね。
自分も隠れ穴を体験 動画
他の人達も穴の中に入って、楽しそうに体験しています。
そんなクチトンネルの様子はまだまだ続きます。続きは次回に!
↓↓ベトナム旅行記:初回↓↓
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