【チュニジア世界遺産紀行8日間】3日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
旧市街は?!
ケロアンのメディナを散策!
チュニジアは資源が乏しいので、世界と勝負できる力があまりなくモロッコに負けている。
チュニジアではフランスから独立した際に学校は無料化に踏み切った。高校は4年生で大学に入れるのはその40%程。しかし大学に入ると約70%が卒業できるらしい。ちなみに大学生の60~70%は女性だそうだ。
ユダヤの影響なのか、青い扉や青いサッシで壁が白い建物が目立つ。もっとキレイな外壁だったら、いい感じの街並みになるんだろうけど、なんかちょっと残念な感じ。。
空じゃないけど、青色と白色の組み合わせがとても爽やかなイメージがする。青空に白い雲が漂っている景色って何気にキレイである。
こちらのサッシなどはブルーというよりは、スカイブルーのような明るい感じでこれはこれでいい感じの景観。
どうせならケロアンの建物はこのような色に統一すればいいのだ!そうすれば観光客は増えるハズ!
こちらの路地はイマイチな景観・・・特に目を引くものがないね。。
ツアー参加者さんの他の人達も、そこまで買いたいものがないらしく首だけ左右に振ってお店の商品を見ながら黙々と集合地点を目指して歩いているご様子。
なんと、ケロアンのメディナ(旧市街地)の通りには車も通ってくる・・・・恐るべしチュニジア・・・。
まあボクが勝手に「メディナ内には車が通行しないだろう」と思い込んでいただけなんだろうけどね。。
ここに吊るされているような派手な服が実は欲しかったんだけど、ちょっとの間見てても誰も寄って来なかったのでパスする事に。
モロッコに行った時は、もっと狭い曲がりくねった道で路上にオジサンとかが怖い顔して座っていたイメージがあるメディナだが、ケロアンのはそれとはちょっとイメージが違ったね。
モロッコのようなごちゃごちゃ感がないメディナ(旧市街地)なので、もう少し建物の外見をキレイにすべきかなと感じてしまう。。
初めにメディナに入る際に通った「ショハダ門」に戻ってきました。
メディナを脱出?!
チュニジアの小さい国旗が連なるロープが門の外に張られています。その国の国旗が沢山連なっている場所があると、どうしてもカメラを向けちゃいますね。
この場所は「マルティール広場」で道を挟んだ向かいには大きなカフェが2軒ほどあります。
イスラム教の世界では「カフェ」と言っても、その世界は我々の思っているような感じとはちょっと違います。
カフェのテラス席を見ると男性ばっかりしか座っていないのです。ほんと野郎ばかり・・・。
こちらは「ショハダ門」でメディナの入口として、目立つ場所。
イスラムの世界では、カフェでは男性がテラス席に屯して、女性は道を挟んだ反対側に座ります。その感じはちょっと異様な雰囲気・・・。
その異様な光景は「遠くからそれぞれを品定めしているのでは?!」と思わせるような感じです。。
キリスト教とかはテレビなどを見て、ちょっとはその文化を知っていますが意外とイスラム教の文化って知らないですよね・・・。
はためくチュニジアの国旗。ただあの旗はちょっと生地が薄いように感じる・・。
チュニジアは1990年に社会主義国から自由主義国に変わり、自由な市場になったがその分税金も高くなった。それを機会に女性達が働くようになったそうで、チュニジアでは大統領以外の職は全部女性も働いている。
晴れておらず、雲っているのでそんなに暑くありません。個人的には晴れた時位の半袖になれる気温が好ましく思う。
道端の屋台ではお花も売っていました。あまり花を売っているのを見かけなかった記憶があるような・・・。
この辺りの駐車スペースは有料のようで、監視しているオジサンがいましたね。
ケロアンの城壁の様子 動画
壁に描かれていた絵。誰なのか、全然分かりませんが・・・。
ケロアンのメディナ近くのトイレ
この後はバスに乗って、エルジェムにある円形闘技場に向かいます。なのでなるべくバスに乗る前にトイレに行っておきましょう。
バスに乗る前にこちらの有料トイレを使います。トイレチップは1TDN(約37円)です。
女性の方は全く男性のトイレがどうなっていようが興味は無いとは思いますが、一応写真に撮ってあるのでアップしておきます。。
バスでエルジェムに移動!
このケロアンから円形闘技場のあるエルジェムまでは約70kmの距離。
バスで約1時間超、揺られる事となります。
チュニジアでは徴兵制があり18歳になると1年間軍隊に入る事になります。しかし大きな持病があったり、早く結婚していて家族を養わないといけなかったり、家族の長になっていたり、父親がリタイアしていて代わりに働かないといけない場合は1ヶ月だけ軍隊で働き、残り11ヶ月は給料の半分を払えば徴兵が免除されるそうです。
チュニジアでは18歳から大人として認められます。18歳から選挙権が与えられて、免許の取得が可能になるという。
郊外に出ると、そこには見慣れたオリーブの木が見える。こちらはまだ植えたばかりでこれから大きく育つのを楽しみに待つ状態のようだ。
そんな小さな木が育ってくる10年後ぐらいにはオリーブの生産国として、トップ3に食い込む予定のチュニジア。
ここチュニジアもモロッコと同じように緑がいっぱいで、砂漠のような砂景色は全然無い。
走っているバスから通り過ぎていく景色を見ていると、道端でくつろぐラクダの姿が見える。
この辺にいるラクダは飼育されているものだが、野性のラクダも居てそれらは殆どが雄。そのラクダの捕獲方法はというと、メスのラクダをその野生の雄ラクダがいる場所に派遣し、そのメスラクダのケツ(?!)を追いかけて付いてくる習性を利用して捕獲するそうだ。そういう意味でも生物としてはラクダも人間も大きな違いがなく、雄の考えは単純なようだ・・・。
町を通ると羊を吊るしている肉屋をよく見かけた。そして殺したその羊を吊るしている横に、まだ生きている家畜の羊が普通に立っていた。。もしそれが人間なら、次に自分が殺されると分かって震える位の恐怖感を感じているだろうが、羊は何食わぬ顔をして立っていましたね・・・。
そして町中でその生きている羊を普通にシメている光景も見えましたね・・・羊の首を踏みつけて、そこにナイフを刺して・・・。
こちらはちょっと分かりにくいが、サボテンが隙間なく生えています。サボテンも砂漠に生えるだけではなく、こういった緑がある場所にも生えるのですね。
そろそろエルジェムの街に入ってきた様子。
これから見学するエルジェムの円形闘技場は、世界で現存する円形闘技場としては3番目の規模。
街角では色んな果物や野菜などが、車が通る道のすぐ脇で売られている。
エルジェムに到着!
正面にコロッセオのような円形闘技場が見えてきました。
エルジェムでの様子は次回に続きます!
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