【トルコ周遊10日間ツアー】2日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬
3本の巨大な・・!?
やっと到着したトルコ。スーツケースはポーターさんが運んでくれるので、そのまま歩いてバスが停まっている場所に向かいます。
イスタンブールのマンションの宣伝。意外とイスタンブールには高級住宅が多く、ボスポラス海峡沿いの眺めのいい場所には数十億~数百億とも言われる高級な邸宅が並んでいるそうだ。
こちらのVISAカードの宣伝には、イスタンブールでも人気のブルーモスクとガラタ塔が夜にライトアップされている景色が写されている。
空港の到着ロビーに現地ガイドさんが待っているらしいので、進んで行きます。
どうやら添乗員さんが現地ガイドさんを見つけた様子。
「は~~い、一旦ここで集合して下さい~~!」という感じの添乗員さん。
空港でトルコ・リラに両替!
現地のトルコ・リラに両替するには「ここがいいのでは?!」との事で、空港内の両替所で両替を行う事に。
前に並んでいたオジサンが「何人かでお金集めて、まとめた金額で両替した方がレートが良くなるような事をお姉さんが言っている!?」との事で、2万円を両替する予定だったのでそのオジサンと一緒に合計4万円を両替する。
するとキッチリ半分ずつに紙幣を分けて、渡してくれた親切なお姉さん。でも両替が終わってレートを確認してみると、2万円両替に対して820リラ。約2割ほどの手数を取られていた・・・トルコでの両替はクレジットカードによるキャッシングサービスが一番レートが低く、お得に両替できるようだ。。
実際にキャッシングサービスを利用した人は同じ金額を両替していたが、やっぱりそっちの方がお得だったみたいで、100リラは多く両替できていた。
ちなみにこちらは2階建てバスのような外装デザインをしたエレベーター。中々面白いデザインである。
各自両替を済ませた所で、次はバスに向かいます。
観光客が一番騙されやすいというか、カモにされる可能性が高いのが空港に着いた時である。まだその土地・国の事を全然知らず、土地勘もなく油断している瞬間である。
バス乗り場に到着したらと思うと、添乗員さんが「1人居ない・・・」と言い出し、探索の旅に出かけた。。
意外とその探索に時間がかかり、10分位は掛かっていたと思う。女性では一番高齢のマダムさんだったが「両替をしている内に誰も居なくなってた・・・」との事。ただこちらのマダムはあちこちを探さずに、元の場所で待っていたので見つけやすかったみたいだ。
ツアーで迷子になった時はあちこち動かずに、その場所に留まる方が探しやすいとの事。
こちらが両替したトルコ・リラ。阪急交通社のツアーでは事前に添乗員さんが電話をくれるが「1万円じゃ足りないと思います。ビールとかアルコールを飲まれる方は2万円ほど両替された方がいいと思いますよ!」と言っていたが実際には2万円じゃちょっと足りない位だった。
イスタンブール市内に向けてバスで移動
約20時間の飛行機での移動の末にイスタンブールに着いたものの、これからそのままイスタンブールの市内観光に向かう。
こちらは現地ガイドさんのシナン(スィナン)さん。「日本人には発音が難しいから”シナン”と呼んで下さい」との事。日本にも住んだ事があるらしく、日本語はペラペラのガイドさん。
こちらは初日と最終日に宿泊するホテル:ホリデーイン。この辺りは昔の空港近くだったが、郊外に当たる場所なので、イスタンブール市内に出ていくには時間がかかるそうだ。しかもイスタンブール市内の道は混み合うので1時間以上は必要とか。
車線が多く混み合う道路。人口約1400万人を誇るトルコの大都市のスケールの大きさを初日から実感する。
イスタンブールの道路状況 動画
大きなアウトレット。先程見えたホリデーイン:ホテルからは歩いて15~20分はかかる距離にあるのだとか。
そんな大渋滞って訳じゃないけど、交通量が多く車の絶対数も多いので混み合っているように見える道路。
郊外には沢山のマンションが立ち並んでいる。トルコも最近トルコリラが暴落して安くなっているが、決して物価が安い国ではないとの事。
途中見えた飛行機の機体は、中をレストランに改造したものだそうだ。
「トルコの首都は??」って聞かれたら「イスタンブール!!」って答えちゃいそうだが、それは正解ではありません!
そこそこに緑が多く、大きなアパートが立ち並ぶイスタンブール。
左側には城壁跡のようなものが見えてきた。
イスタンブールの街にも旧市街地と新市街地が存在する。しかもイスタンブールは”アジア側”と”ヨーロッパ側”と2つの大陸に分かれていて、世界的にも珍しいロケーションにある都市なのである。
こちらの海岸沿いの道には、城壁跡が続いている。
この旅行時7月10日は、トルコでは暑い時期に当たるのだが我々が滞在している時は、その暑さがちょっとマシだったらしく、現地ガイドさん曰く「あなた方はとてもラッキーです。もうちょっと前だったら、30度を越えていて灼熱の暑さだったからです!」との事。
バスから見るイスタンブールの景色 動画
初日の観光はまずは”ブルーモスク”と一般的に呼ばれるスルタンアフメト・モスクとアヤ・ソフィアを見学します。観光客がとても多く、人が多いのでスリにだけは必ず注意してくださいとアナウンスがある。
バスを降りてブルーモスクに向かう!
バスを降りるとブルーモスクが見えるが、残念ながら只今改修工事中。6本あるミナレットも全部は見えない。。
温度はそこそこだが、日差しは強いので女性の方は日除け関係を持って行った方がよさそう。
巨大なモスクが見えてきた。オスマン帝国時代の1616年に建造されたモスク。青っぽく見えるイズニック産のタイルを使っているので”ブルーモスク”と呼ばれる。ちなみに地元民はブルーモスクとは言わないそうだ。
いよいよイスタンブールの街歩き開始!
トルコで一番、観光客に人気の都市はここイスタンブールの街だそうだ。色んな昔からの建物があるし、見所充分。
この辺の建物は、昔ながらの建物で上の階になる程、せり出しているのが特徴だ。
この辺りの建物はカラフルに外装が色付けされていて、見ているだけで楽しい!
道は石畳、イスタンブールがオスマン帝国時代の首都だったのでトルコで最も発展していて巨大な都市である。
何気にカメラを向けると、そこに居たお兄さん達はポーズしてくれた。
こういうフレンドリーな雰囲気は大好きである!
ヒポドゥロームを進む
こちらの広場は200年前後にローマ皇帝によって造られた古代競技場跡。ここでは映画「ベンハー」に出てくるような戦車レースが初めて行われた場所と言われている。この付近にある建物の地下にも古代競技場跡などの遺跡が埋まっているそうだ。
こちらの建物はマルマラ大学。
そしてこの広場の一番南側にあるのが”切石積みのオベリスク”とも”コンスタンティノープルの柱”とも言われるコンスタンティヌス7世によって建てられたオベリスク。
まずはトルコ初の猫ちゃんに遭遇する。しかし人慣れしていないようで、すぐに去って行きました。
こちらは元々青銅で覆われていたらしいが、第四回十字軍の遠征時に略奪されて石灰岩が剥きだしのボロボロな外見になってしまっている。
ちなみにこの柱は競技場の見た目のバランスを取る為に造られたという説もあるそうだ。
そしてこちらは「テオドシウス1世のオベリスク」と言われる、エジプトのカルナック神殿から持ってきたものである。
このオベリスクの土台には、テオドシウス1世とその家族のレリーフが見られる。
高さ25mのこのオベリスクは、エジプトのカルナック神殿で紀元前15世紀に当時のファラオである”トトメス3世”が建てた物である。それを300年頃にローマ皇帝テオドシウス1世がこの地に運ばせた。
2018年5月に訪問した事のあるカルナック神殿から、持って来られたもの。行った事のあるカルナック神殿の記憶が少し甦る。そういえばオベリスクだらけだったっけ。
こちらのレリーフにはテオドシウス1世が300年頃に運ばせたと刻まれている。
約3500年前に人間の手によって造られたオベリスク。各面にはスエヒログラフと言われる象形文字が刻まれている。
ただし、この広場にはこれらの歴史的にも重要なオベリスク類が置かれているにも関わらず、ガイドさんの案内は全然なかった。恐らくブルーモスクとアヤ・ソフィアというイスタンブールでも人気の観光スポットをスムーズに周る為にここで無駄な時間を費やしたくなかったのかと推測。
トルコのイスタンブールに行く事があれば、この広場に置かれている”蛇の柱”を見てみたかったのだが残念ながら見逃してしまった・・・。ギリシャのデルフォイから持って来られた柱である。
てっきりこれらのオベリスクの北側にあるものだと思い込んでいたが、実際にはこれらのオベリスクの間にそれがあったのだ。。ゆっくりと見学していれば気付けていたのに・・・ただ実は写真には小さいながらもそれが写っていたのである。
最終日にボスポラス海峡クルーズのオプションがあり、それを行かなければイスタンブールで自由時間が出来るので、そのタイミングでリベンジします!!
という事でイスタンブール観光は続きます!
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