【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】3日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
メテオラ地方の朝
ホテルにて朝食バイキング!
「Famissi Hotel(ファミッシ・ホテル)」のレストラン会場にて、朝食を食べる。
この日は朝食時間は7:00~、出発時間は9:00だったのでちょっとゆっくり目に朝食バイキング会場に向かった。置かれている種類は最低限な感じで、ギリシャレベルではまずまずな感じ。
テーブルの上には添乗員さんが日本から持って来てくれているドレッシングが、丁寧に置き紙と共に置いてある。こういう配慮は日本の添乗員さんらしい所である。
今日の朝食は1人で食べるのも面白くないので、若め女子グループが座っていたテーブルに乱入しそれぞれと話をして交流する。
関東から来ている今回のツアーの最年少と見られる女の子は「以前ニュージーランドに旅行で行った時にツアーの参加者によくして貰って、とても楽しかったのでまたツアーで来てみました」との事。
人それぞれに色んな動機がある。聞いているだけで楽しく感じる。
ホテルの部屋からの眺め
今日の天気はあまりスッキリしていない・・・ちょっと雨がパラついている。。
メテオラの岩山の頂上付近は霧が張ったようにモヤッとしている。
ホテルの部屋からの眺め 動画
メテオラ地方の修道院に向けて移動
バスに乗り、メテオラの岩山の上に建てられている修道院に向かいます。
6箇所ある修道院。元々は24個もあったそうだが戦争の時にドイツ軍に大半が破壊された。そしてその内2つは女性専用の修道院となっている。
6つの修道院は
- メガロ・メテオロン修道院(Great Meteoron monastery)
- ヴァルラーム修道院(Monastery of Varlaam)
- アギオス・ニコラオス修道院(Monastery of St. Nicholas Anapavsa)
- ルサノス修道院(Monastery of Rousanou)
- アギア・トリアダ修道院(Agia Triada Monastery)
- アギオス・ステファノス修道院(Agios Stefanos monastery)
6つの修道院の内、どこを観光するかは事前には分からず当日現地ガイドさんより、訪問する場所を知らされます
□POINT長い階段を登る為に歩きやすい靴で行きましょう。そして現役の修道院を見学する為、ノースリーブやミニスカート、男性の半ズボンなどの肌の露出が多い服装や女性のズボンは避けた方がいいみたいです
「メテオラ」とは元々ギリシャ語で「メテオロス」や「メテオロ」が語源で「空中に浮いている」「隕石(空から落ちてきた物体)」という意味になる。
そういえばFF(ファイナルファンタジー)シリーズで”隕石を落として相手に大ダメージを与える”最強の黒魔法が『メテオ』でしたね。
それにしても変わった形の岩山が並ぶ。いつこのような”奇形な”岩山になったというのかは未だに諸説が沢山あり、ハッキリとは分かっていないという。
ギリシャだけに「ある時、怒り狂ったゼウスが天界から投げつけた岩石が残って、こうなった」という神話伝説も残っているとか。。
ここで一旦バスを降りて、写真ストップ!
あのメテオラの岩山の上に修道院が見える。。14世紀に建設された「アギオス・ニコラオス修道院」。
もうちょっといい天気だったら、最高だったんだけどね。。
後で「アギオス・ニコラオス修道院」を見学するそうだ、楽しみ!
看板が落書きされているのは、ギリシャらしくてご愛敬?!
遠くに見える岩山の上にも修道院が見える。
昔は岩山の上からロープで引っ張って、滑車で荷物や人が移動していたそうだ。。
ただ今では電気も引っ張られているが、昔は電気もない生活。。元々は下界から離れて、欲望を断ち切り、神の生活に近づき交信するのが目的であったという。
各自、思い思いに写真を撮ってバスに乗り込む。
メテオラ地方の岩山の景色 動画
再びバスに乗って、最初の修道院に向かいます。
その道中も奇形な岩山に見とれるというか、圧倒される。。
自然の荘厳さを感じる岩山。このいびつな感じは作れるものではなく、偶然だからこそ出来たものだろう。
バスの中から見えるメテオラの岩並 動画
天気がよくないのが、とても勿体ないが今の季節は仕方ないのだろう。
14世紀頃にセルビア人がテッサリア地方に侵攻してくると、大勢の修行者達が戦乱を逃れる為にこの地に渡ってくる。その後15~16世紀には最盛期となり、いくつもの修道院が建てられ最大は24軒にも達した。
その後メテオラは代々の国王の保護下となって、ギリシャ正教の聖地として今に至るのである。
所々には雪が積もっている。標高が高くなれば、なるほど辺りの視界は霧で悪くなっていく・・。
アギオス・ニコラオス修道院に到着
まずは最初の修道院に到着。手前の駐車場にバスが停まります。ここから修道院までは登り道になっているので、歩きやすい靴の方がいいみだい。
ここでも猫ちゃんがお出迎えをしてくれます。こんな岩山の上でもしっかり猫ちゃんはいるんですね!
ちょっと大人し目の猫ちゃんたち。餌がくれるまで永遠待つタイプっぽい。。
やせ細っていないので、キチンと餌付けされているのだろう。
入口の門から奇形な巨大岩が・・・。近くで見るとその迫力に驚いてしまう。。
幸い雪はあまり積もっていないので、道中滑る事はなさそうです。
途中の道は岩を削ったのか、そこそこキレイに舗装されている。
霧の影響ですぐ上に見えるハズの岩すら、ぼやけている。。
そして道を進むと奥に巨大な岩があり、その頂上に修道院らしき建物が見えてくる。
なかなか標高が高いこの場所。何やら神聖な”匂い”がしてきたような。。
アギオス・ニコラオス修道院の麓の様子 動画
階段を登って行きます。「階段を登るので歩きやすい靴で・・・」というアナウンスが事前にあったが、70代の女性の1人は果敢にもヒールを履いて来ていた。。
なかなか攻めている人でありました、色んな意味で。。
こんな所から滑り落ちたら、あっという間に”あの世”に行けそうに感じる場所。
そろそろ修道院っぽくなってきました。
ここは観光客も沢山来るみたいなので、ちゃんとゴミ箱も備えられています。
これから「アギオス・ニコラオス修道院」の中に入っていきます。
その様子は次回に続きます。
↓↓ギリシャ旅行記:初回↓↓
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