スペイン旅行(日本旅行ツアー) 初日
バルセロナ 夜の観光
ホテルから夜の街に繰り出す
バルセロナの夜はこれからという事で、シャワーを浴びてから夜の街に繰り出します。
しかしホテルの周辺は人通りが全然ありません・・・。
サグラダファミリアへは徒歩で30分以上かかりそう。
「タクシーで行けばいい」とガイドさんは言っていたが、”探検は歩きでしょ!”と決意を決めて歩きだします。
「本当にここはバルセロナ?」と思うぐらい、人が居ません。
この通りでは何故か?卓球台が2台置いてありピンポンに励むカップルが。
壁の落書きは万国共通。星のカービーがスペインでも見れるとは。。
迷子にならないように、「地球の歩き方:バルセロナ編」だけ持って手ぶらで探検。
あまりにも人気がない。女の子が出回るには少し怖そうだが、我々は男2人。
「何かあれば、走って逃げよう!」
元陸上部の岡ちゃんは「はいっ!」と即答。
ちょっとした遊戯が置いてある公園。
遊戯ではしゃぐ大人子供のジャパニーズ。
碁盤の目のように整列した街かと思えば、途中で斜めの道があったり目印になるものがなかったりと迷いかける。
こういう時は野生の勘で方角を決め込み進む!
途中、”青もっこりビル”が現れる。
さらに歩いて進むとちょっと広めの道が出てきた。
どうも路面電車が走る線路のようだ。
そこは芝生が生えていて、天王寺のチンチン電車の路線が最近芝生を植えだしたのでそれを思い出す。
その道を越えると、ショッピングモールらしきものが現れる。見慣れた「M」のマクドナルドの看板も。
「GLORIES SHOPPING CENTER」(ショッピングモール)
中は世界的なチェーン店が軒を連ねる。
バルセロナで唯一ここにしかないユニクロ。カタカナを世界でも表示する世界的な企業。
この時間では大体の店は閉まっていた。どうも小さな観覧車もあるようだ。
誰かは分からないがモニュメントが。
「トーレ・アグバル(Torre Agbar)」
ショッピングモールを後にし、サグラダファミリアを手探りで向かう途中にさっきみた”もっこりタワー”を再び目にする。
ちなみにこの建物は「トーレ・アグバル(Torre Agbar)」といい2005年に完成した巨大タワー。
高さ142m、32階建て。東京の汐留にある電通本社ビルなどを設計したフランス人設計家のジャン・ヌベールさんの設計。
バルセロナの水道局のオフィスビルとして建てられました。こちらのバルセロナの人達にも「巨根」や「座薬」などの好ましくないあだ名が付けられているようです。
そして歩いていると、遠くにサグラダファミリアが小さく見えてきました。歩いた方向が間違ってなく、嬉しくなって足取りが軽くなってきました。
途中ガールズバー的なお店がありましたが、スペイン語を喋れないと楽しめないと思いパス。
サグラダファミリアが近くになるにつれて、人通りが増えてきました。
目的地まではあと僅か!
夜のサグラダファミリア発見!
遂にサグラダファミリアに到着。近くで見るとそのデカさに驚く!
夜のライトアップされているサグラダファミリアはとても壮大な感じ。
「ここは強振しかないでしょう!」ポーズでパチリ。
未だに建設中であるサグラダファミリア。クレーン車がそれを連想させる。
ライトアップされた夜のサグラダファミリアに到着
それにしても高い。カメラは縦に向けないと搭が収まらない。
この辺の搭は125mほどの高さがあるみたい。
こちらは太陽が昇る東側に面している「生誕のファーサイド」と呼ばれている。
このサグラダファミリアには3つのファーサイドがあるが、唯一このファーサイドのみ、これを設計したガウディの生前に完成した。
レンタサイクルで訪れている観光客もいた。バルセロナぐらいであれば下手に電車やタクシーを使わずにレンタサイクルで街を回っても良さそう。
夜風を切って、ちょっと涼しく快適そう。
この正面付近には人が沢山居てました。ただこの街は世界で一番スリの多いバルセロナ。
写真を撮る時も油断できません!
バルセロナはガウディさまさまの街。どの情報誌を見てもまずガウディの建築物が出てきます。明日のバルセロナ市内観光でも他のガウディの設計した建物群を見に行きます。
やっぱヨーロッパはサイクリングの人気が高いので、自転車に乗っている人が多い。
こちらは親子で記念撮影中。
このサグラダファミリア付近は一部車両通行止めで歩行者天国になっているが、猛スピードで駆け抜ける自転車ライダーもいてるので要注意。
サグラダファミリアに気を取られて上ばかり見上げていると、猛スピードの自転車にぶつかるかも。
8月は暑いバルセロナも夜は涼しい。
しかし、見飽きないサグラダファミリア。
ちなみにスペインでもこの足袋シューズは人気がありました。
同じツアー参加者からも多数問合せがありました。
「あんな靴を履いている人はただもんではない!」と思われていたそうです。
サグラダファミリアを前にして何を考えているのか?この男は。
写真撮影時の面白ポーズも、何回もしているとマンネリ化してきて同じポーズが増えてきます・・・「新しいポーズを生み出さないと」と考えている最中でした。
「受難のファーサイド」側の夜のサグラダファミリア
そしてこちら側は反対側の「受難のファーサイド」。太陽が沈む西側にあり、キリストの死がテーマになっています。
こっち側には観光用の2階建てバスツアーのバスが止まり、乗っている乗客たちはサグラダファミリアを見上げて写真撮影していきます。
ちなみにナイトツアーは他に5箇所のライトアップをしている場所を回るそうです。
バルセロナ観光ツアーバスが3台も一気に連なってきました。
バルセロナの夜観光でライトアップは人気なんでしょうね。どこの観光地も夜のライトアップで更なる価値を生み出そうとしているようです。
なんとも不適なポージング。
こちら側は装飾を排除して冷たい石の肌を露わにする事でガウディは”受難の苦しみ”を表現しようとしたみたいです。
何とも言い難い壮大感。
明日は昼間のサグラダファミリアを改めて見学の予定。
そろそろ帰ろうかとなった。時刻は23時過ぎ。歩いて帰るにはちょっとしんどい。
「バルセロナのタクシーは安いですよ!」と聞いていたので、タクシーを捕まえて帰路に着く。しかしタクシーメーターがサクサク上がっていくのに少し驚くも、目盛りは5セントずつ。冷静に考えれば約7円ぐらい。それを計算したら一気に体の力が抜けた。
来る時は40分程掛かって歩いてきたのに、帰りはタクシーで10分も掛からなかった。約7ユーロぐらいの運賃であった。
ホテルにて就寝
そして寝る前に買ってあったビールをもう一本あけるも、色が真っ黒。
黒ビールではなく、”コーヒービール”であった。そんなに美味しくはなかったビールを何とか飲み干して就寝する。
こうしてスペイン1日目のバルセロナの夜がふけていくのであった。。。
続きはまた次回!
↓↓スペイン旅行記:初回↓↓
【コメント欄】