西郷どんと鹿児島周遊旅行記-1 鹿児島でカンパチ丼を味わい、最南端の佐多岬に向かう編

【鹿児島周遊旅行記】初日

【個人旅行】2019年10月13日~16日

 鹿児島で再会!

2019年の10月に、トルコ旅行時に知り合った通称”西郷どん”に会いに行こうとこれまたトルコ旅行時に知り合った”LOVE×4姉さん”と鹿児島旅行を計画する。

旅行を計画した後順調に日々は進んだものの旅行直前に超大型台風が発生する。そして10月13日に出発し鹿児島到着の予定だったが、その前日10月12日に超大型の台風”令和元年台風第19号(ハビギス)”が日本大陸に上陸。その後は関東方面に移動し大災害を引き起こした。

大阪の台風の被害は殆どなく、飛行機も前日欠航しただけで当日も朝イチの飛行機は点検も兼ねて欠航となったがそれ以外の飛行機は問題なく出航。ボクは問題なく行けそうだったけど、”LOVE×4姉さん”はまさに台風が直撃する千葉からのお越し予定。そして残念ながら台風が千葉に直撃し予定していた成田空港からの飛行機は当日全便欠航となってしまいボクだけ鹿児島に向かう事に。

 

 伊丹空港から鹿児島空港へ移動

今回はJALの国内線でチケットを取っていたので、いつもの関西国際空港ではなく伊丹空港からの出発。伊丹空港内はリニューアル工事が終わった後で店舗なども綺麗になっていて、この保安検査場はスタッフが若くてとても元気良かった。保安検査に来る人達に大きな声で「おはようございます!!」と声出ししていて、その様子には少々感激した。

 

そんな元気なスタッフさんに負けるかとばかりに声を出して「おはよう!よろしく」と返し、保安検査を通過してターミナル内へ向かう。なお伊丹空港は「大阪国際空港」と正式名称があり、普段は伊丹空港って言っているので少々こういう表示を見ると戸惑ってしまう。。

 

台風19号も大阪は少々風が強かったけど、あまり被害はなかったようだ。ただ関東は場所によっては浸水して、死者が出たりで意外と大変だったみたい。

 

こちらは伊丹空港で買った、鹿児島で待つ”西郷どん”へのお土産のお菓子。大好きなじゃがりこの”たこ焼き味”

 

そして同じくカルビーのポテトチップスで”串カツソース味”も購入。中身の味はともかく、見た目のインパクトだけはありそうなのでこれを手土産に鹿児島に向かう事にする。実際鹿児島に着いて”西郷どん”へこのお土産を渡したら、結構喜んでくれた。

 

お土産は既に購入して用意万端で搭乗口に向かう。海外への国際線とは違って、国内線では搭乗時刻の20分前頃にしか乗る予定の飛行機が到着しないので少々ハラハラして待機していた。

 

JALの国内線は去年8月に甥っ子と共に長崎を訪問した時に使ったぶりで、JALはCAさんの愛想がとても良かった事が記憶に残っている。JALで早めに予約する”ウルトラ先得”だと、結構安く飛行機の席を予約できるので今回はそれをチョイス。

 

飛行機の席は左右にそれぞれ3席ずつの合計6席。フライト時間は1時間15分前後と国内線は短い。それにしてもJAL国内線のCAさんの丁寧さには感心してしまう。普段は国際線ばかり乗っているので、この辺のサービスには頭が下がる思いである。

 

そして大阪を飛び立ったかと思うと、あっという間に鹿児島空港に到着する。意外と小さい感じの鹿児島空港、一応国際線もあるみたいだけどそこまで本数はないみたい。

 

鹿児島空港で見かけた、ミッキーマウスとコラボした機体。こういったコラボした結果、旅客がどれだけ増えるのだろうか?!

 

 道の駅「たるみず湯っ足り館」にて

鹿児島空港の到着ロビーで出迎えてくれた”西郷どん”と三ヵ月ぶりに合流する。ちなみに”西郷どん”は今回の鹿児島周遊の旅行を色々と計画してくれていたそうだ。元々は”LOVE×4姉さん”と訪れる予定だったのにボクだけだとちょっと遠慮してしまうけど、”西郷どん”は嬉しそうに鹿児島のいい場所を体験させてくれるようだ。

 

 

この道の駅は足湯に入りながら鹿児島名物の桜島を見ながら、楽しめるスポット。ちなみに足湯は無料で入れる。

 

ただ足湯に入る想定をしていなかったので、靴下の替えもなくズボンも半ズボンを持って来ていなかった。なので足湯は残念ながら入らずじまい・・・・。

 

今回はわざわざ遠路はるばる来てくれた客人をもてなそうと、力が入る”西郷どん”。それにしても桜島を見た時はちょっと鳥肌が立った。今でも噴火をし続ける桜島はまさに鹿児島を代表する山である。そして鹿児島県民の生活にも密接に影響している。時期によっては鹿児島市内にその噴煙が降ってきて、目が開けれない時もあるという。

 

そんな鹿児島に来て、ご満悦な男。そしてここで重大な報告があります。それは今回の旅から、いつも旅行の写真を撮影していたスマホがソニーからサムスンのギャラクシー(galaxy)S10に変わったのである。以前のスマホは2年契約で他社への機種変更で違約金が発生する前にソフトバンクを脱会したいと思い、ついでにネットでの口コミランキングで断トツ一番人気だったギャラクシー(galaxy)S10に変えたかったというのもあった。

 

Galaxy S10(ギャラクシー エステン)SCV41 | スマートフォンをお使いの方 | au
Galaxy S10(ギャラクシー エステン)SCV41の製品・サービスのご利用ガイド。取扱説明書、オンラインマニュアル、はじめにご確認いただく操作・設定ガイド、アップデート情報、ソフトウエアダウンロ...

このギャラクシーS10は操作性が以前のXperiaと比べると断然に良くて、細かい設定が出来てとても使い勝手がいい。そして超広角カメラも備わっていて、レンズが3つもあるのだ。更に夜景を撮る時にその明るさが全然今までの機種と比べると明るく撮れるのだ。

 

そしてこの道の駅で昼食を食べる事にする。昼時なので混み合うレストラン、ここでは食券ではなくオバちゃんが注文を聞きに来てくれる店だったので気長に忙しいオバちゃんが席に来るのを待つことに。

 

こちらは”西郷どん”がオススメのカンパチの丼。話によると鹿児島は海が近いので、海の幸がとてもオススメなんだとか。たしかにオススメだけあって、とても新鮮で美味しかったカンパチの丼。これからの鹿児島旅行が断然楽しみに感じてくる瞬間でもある。

 

今回3泊4日で鹿児島に滞在する予定だけど、その全部の日程に渡って案内してくれる予定の”西郷どん”。彼はこの年の5月頃にそれまで働いていた会社を退職し、次の仕事を決めずに色々な事を見て回って経験したいようだった。まさにボクと同じような境遇で波長があったのだ。

 

そしてこの昼食でボクだけビールを頂く。”西郷どん”はこの旅、ず~~っと車で運転してくれるので昼食時はアルコールが飲めないのである。

 

 鹿児島最南端「佐多岬」に向かう

昼食後は”西郷どん”の運転する車で、鹿児島最南端の佐多岬を目指す。意外に遠かった佐多岬だけど、道中はお互いに歳が近いのもあって色んな話で盛り上がる。そして佐多岬の駐車場に辿り着くも、3連休の初日だけあって珍しく駐車場前で渋滞していた。それと共に沢山のバイクもあって、ツーリングする人達も多そうだ。

 

駐車場へは10分程待って、やっと入場出来て車を降りて周囲の景色を見回す。海がすぐ近くにあって、何とも気持ちがいい景色である。

 

そんな駐車場の中心には大きな木が植えられている。

 

鹿児島空港から実に2時間以上、南下して辿り着いた鹿児島県最南端の佐多岬。という事は九州の本土の最南端でもある。

 

まずは佐多岬の駐車場からの眺めた景色。こちらは南側の方角に当たる。

 

その南側の先には佐多岬の灯台が見える。鹿児島県在住の”西郷どん”も普段はなかなかこの佐多岬には来ないようで、数年ぶりにこの地を訪れたようだ。

 

佐多岬の駐車場からの景色 動画

 

10月中旬でもまだ暖かい鹿児島。大阪に比べると南側に位置する場所だけあって、温暖な鹿児島。真夏に訪れるよりもこの時期の方が暑さがちょっとマシになっていて、ちょうど観光にはいい時期のようだ。

 

初日のスケジュールはまずは鹿児島の東南に位置する大隅半島の最南端、佐多岬まで一気に移動。ここで鹿児島・九州本土の最南端を見て欲しいという”西郷どん”の計らい。

 

ここからでも佐多岬が見えるけど、奥に見える灯台がもっと近くに見える展望台まで更に近寄れるみたいだ。

 

この駐車場に生えている木は年季が入っている。これが普通の木じゃない所が何とも味があっていい感じである。

 

こちらが本土最南端、佐多岬の看板。ここを訪れた時は令和元年の10月、このブログが公開されるのは2020年令和2年の4月。ちなみにブログを作成している時は1月である。だんだん旅行する度に行った時とブログ作成時のタイムラグが出来てきて、ブログ作成に追われる日々が続く。

 

こちらは「岩崎與八郎」氏の功績を讃えた石碑が置かれている。鹿児島の実業家で岩崎グループの創業者で、戦時中は奄美大島から線路の枕木を出荷し莫大な利益を得ていたという。第二次世界大戦後は一転して、観光業に着手する。離島が多い鹿児島で屋久島などを結ぶフェリーを建造したり指宿で初めての観光ホテルを造ったりと鹿児島の観光業に尽力した人物である。

 

佐多岬から南側にあるハズの島々。”西郷どん”のお婆ちゃんは種子島に住んでいるらしく、数日前までは”西郷どん”も種子島に行っていたそうだ。

 

この駐車場の真ん中には木の枝が地面まで垂れているガジュマルという木がある。

 

この垂れ下がっている枝が何とも特徴的なガジュマルの木。生命力が強そうな印象を受ける木で、この根っこが地面に垂れてさらにそこから栄養分を吸収しようという感じを思わせる。

 

そしてこの駐車場からの景色では物足りずに、さらに奥にある灯台が見える展望台に向かう事にする。その道中、このトンネルを通って先に進む。

 

トンネルを進むと緑が溢れる景色の中に一本だけ、整備された道が見える。

 

こんな九州本土の最南端の岬へ続く道でも綺麗に整備されている。

 

緑が溢れる佐田岬。この佐多岬を開拓したのは、先程石碑に名前が刻まれていた岩崎與八郎である。今ではすっかり開かれたこの場所も、そしてどんな場所にも必ず開拓者は存在するのである。そしてそんな人達の成し遂げた歴史を知ると、感慨深くなるのである。

 

この鹿児島最南端の場所だけあって、電車では訪れる事が出来ずに車でしか来れないのでそこまで観光客の姿は多くなかった。

 

大自然に囲まれた佐多岬。辺りを駆け抜ける風が肌に触れて、それもまた気持ちがいい。

 

それにしても緑だらけの佐多岬。自然に帰れるような気持ちになれる場所である。

 

”西郷どん”は見た目とは違って、外見はちょっとイカつく見えるけど中身はめちゃめちゃ可愛らしくてウブな感じのお兄ちゃんといった感じ。そこが人気のある所のようだ。

 

それにしても気持ちいい風が吹く佐多岬。一日中眺めてられる場所でもある。

 

佐多岬の景色 動画

 

九州の端まで来ているので、この辺りはあまり開拓されておらずに綺麗な景色が手つかずに残されている。10月というちょっと夏が終わった後だけどまだ温暖で気持ちいい鹿児島。

 

  佐多岬展望台にて

佐多岬の駐車場から歩く事10分程で佐多岬展望台に到着する。

 

この展望台からは鹿児島最南端が一望できる場所。この奥に屋久島や種子島、硫黄島などがあるようだがどれがどれだかあまり分からない。

 

奥の岩場の上には佐多岬の灯台が見える。昔は灯台のある島との間にロープウェイが張られていて、灯台の場所にも行けたようだ。

 

とても気持ちいい鹿児島県。鹿児島に来るのは今回が初めてだけど、こんな自然に溢れて食べ物も美味しそうでこれからの日々がとても楽しそうに感じる瞬間であった。

こんな様子はまた次回に続きます!

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