【神秘のペトラ遺跡&死海&聖地エルサレム巡礼旅】6日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年8月23日~30日
楽しい昼食を!
ここはエルサレムの旧市街地でユダヤ人街に位置する場所。ここでフリータイム中に散策している時に見かけた一般家庭のドア。何とも凝った彫りが入れられていて、その上にはユダヤ人の象徴的な燭台「メノーラー」も彫られています。ユダヤの国でよく目にする燭台です。
他の家の玄関の扉も、凝ったデザインで見栄えがいい。家毎に違ったデザインなので、こんな扉を見て回るのも楽しい。
近くにあったパン屋さんに入って見る。そこそこのお客さんが入っていたボチボチの人気店っぽい感じ。
エルサレムの旧市街地も大きく4つのエリアに分けられていて、ユダヤ人街・アルメニア人街・キリスト教街・イスラム教街と住み分けがされている。この辺りはユダヤ人街なので、彼らに好みのパンが置かれているのだろう。
ちなみにこちらのパン屋さんでした。
エルサレム旧市街地の地図が宝石店の壁に張られている。一応現地ガイドさんが案内してくれるという宝石屋さんを覗いてみたが、あまり興味を惹かれるものはなかった。。
再び旧市街地を散策する
ちょっとした自由時間が終了し、また再集合しみんなで歩く事に。ここから徒歩圏内にある昼食レストランに向かいます。
エルサレムはキリスト教の聖地でもあるので、世界中から沢山の観光客が訪れるのでそれを狙ったお土産店が軒を揃える。エルサレムは他にイスラム教やユダヤ教の聖地でもあるが、世界人口の割合から見ると、圧倒的にキリスト教信者の数が多いので、そんなキリスト教徒の数に比例してキリスト教グッズ関連を置くお店が目立つ。
こちらは香辛料が山積みにしておかれている。イスラム圏の国でよく見られる光景だ。だがイスラム圏ではもっと山積みにして置かれているが。
そんなお土産店がズラリと並ぶ道を横目に見ながら歩いていきます。これらのお店をじっくり見ていると、いくら時間があっても足りない位。。
エルサレムの旧市街地には城壁がそのまま残されている。と言っても16世紀にオスマン帝国が支配していた時に再建されたもので、もっと大昔のものではない。もっと大昔からの城壁はその前に破壊されたようだ。
暑く日差しの強いエルサレムでは、日焼け止めクリームと帽子とサングラスは必需品。もし持って行くのを忘れても現地で購入すれば大丈夫です!旅の初心者は何でもかんでも荷物に入れて持って行こうとするが、旅慣れてくると「最悪現地で購入すればいいや!」とか考えて持って行く荷物が減っていくのである。
歩いて数分で目的のレストランに到着した模様。
アルメニア・レストラン【Bulghourji】で昼食
こちらが本日の昼食を食べれるレストラン。午前中はエルサレムの名所ばかりを見て、お腹&胸いっぱいだけど、実際のお腹は空いています!
【Bulghourji】
住所:The Armenian Patriarchate St 6, Jerusalem
お店の奥に通されると、外側からは分からなかったけど結構広く団体客が訪れるレストランのようだ。
テーブルに着くとすでに前菜の野菜が置かれている。ちなみにこれは1人分ではなく、みんなでシェアして食べ合う用。
こちらでは胡瓜のスライスしたもので、何かドレッシングが掛かっているようだ。
海外のレストランではミネラルウォーターも有料なお店が多いが、ここではサービスで付いていました。ただお店からのサービスか、旅行会社からのサービスかは不明。
イスラエルの料理って現地で採れたものしか提供しないと聞いていたけど、野菜に関しては普段口にするものと何も変わらない。キャベツやニンジンなども勿論同じ味。
まずは前菜を自分の好きなように取ります。ただまだメイン料理があるので、ここでお腹いっぱいにならないように控えめに取ります。
先程の自由行動時間に購入した”キッパ”を、早速ウッディ姉さんに被ってもらい記念撮影。キッパを被りながらノリノリでイスラエル料理に喰らいつくウッディ姉さん。
今回の旅も既に後半。なのでお互いにだいぶ打ち解けてきているので、食事時が一番お喋りできて楽しい時間かもしれませんね。本当に個人で1人旅するとここまで色んな人と仲良くお喋りする機会ってあまりないけど、この1人参加限定旅はこういった食事時のお喋りタイムが意外と楽しいのです。最初はみんな警戒しているというか、仲良くなってないので様子見しながら喋るけど、旅の後半はすっかりお友達となっているので何でもかんでも楽しくお喋りタイム。
こちらのオヤジテーブルに紛れ込んだ女子2人。カメラを向けるとちゃっかりカメラ目線で「あ~~、また写真撮ってる~~!!」っていう顔をしてくれましたね!
ついでに左の奥様にもキッパを被ってもらい、ハイチーズ!!
皆さんから、いい笑顔をいただきました(笑)
午前中の観光ですっかり喉がカラカラ状態になっていたので、何の迷いもなくビールを注文!
7ドルといい値段だけど、ビールの誘惑には勝てません!
前菜の後はどんどんと料理が運ばれてきます。
料理を沢山持って来て、テーブルの上に置き場が無いくらいになります。今度はその料理をそれぞれに回して取っていくので、ちょっと忙しくもあります。。
本日のメインはこちらの料理。右側の揚げ物は日本人の感覚からいくとトンカツなのですが、ここはイスラエル。残念ながら違いました。
中身はマッシュポテトみたいなのを揚げたもので、どちらかというとコロッケをペッタンコにしたようなものでした。
料理の最後は甘いデザート。個人的には甘いデザートは不要なのですが、女性はデザートが付いていないと不満に思う人が多く、だいたいツアーで行くレストランではデザートが最後に出てきますね。
キッパを被って笑顔を頂いた2人。
いい笑顔をありがとうございますorz
ついでに横に座っていたツアー男性最年少のお兄ちゃんにもキッパを被ってもらう。本来はピンで髪の毛に挟んで被るらしいが、後頭部に上手い事押しあてるだけで意外と頭から落ちない。
やっぱりエルサレム観光を楽しむには、こういったキッパを被ると更に楽しめる!是非皆さんも周りの目など気にせずに、自分を解放してその土地を十二分に楽しんでみてください!
最後はコーヒー付き。でもここはオスマントルコ帝国が支配していた時代があるので、どちらかというとトルコ・コーヒー的な上澄みだけ飲むコーヒーで、下には粉が溜まっていた。
食後、出発の時間までレストラン付近を探索する。こちらは一般の住宅。ツアー最年少男性のお兄ちゃんに「試しに入ってみたら?!」と言うと本当に入って行った。勝手に住宅に入ると不法侵入にも成り兼ねないし、最悪の場合不審者と見られて銃で発砲されるかもしれないし・・・と思っていたら「犬が居て、吠えられました!」と知らぬ顔して戻ってきた。。
しかしこういう場所に生えている雑草を見ると、その雑草の生命力の逞しさを実感する。こんな石ばかりのレンガの隙間に生えるのだから凄いよね!
エルサレムの旧市街地は意外とキレイ。石畳の道にレンガ造りの家が並んで、何ともいい雰囲気である。
こちらの若手3人組も今回の旅にご満悦のようで「またこのメンバーで旅行に来たい~~!」と言ってましたね。ツアーでご一緒した人達に聞くと、意気投合して一緒に海外旅行に行ったり日本に帰ってからオフ会などを実施して再会する人もいるようだ。
ちなみにボクもひょんなことからトルコに一緒に行った人と再会する機会があった。
というのも”クマちゃん”という女の子から、知り合いの日経系ライターさんが1人旅参加限定旅の記事を書きたいらしく、1人参加旅経験豊富なボクに白羽の矢が当たったのだ。そしてその取材を受ける為に東京に行き、そこで再開したという訳。
キッパを被る”クマちゃん”、日本で見ると意外と普通の社会人に見えた。。
一緒に”LOVE×4姉さん”も召喚し、一緒にその後は後楽園でジェットコースターに乗ったり食事をしながらトルコ旅行を回顧し楽しみました!
↑↑↑こちらがその時取材を受けた記事。”ドイツやエジプトが目的地のおひとりさまツアーに参加した経験がある大阪市在住の30代男性”でボクのコメントも僅かながら紹介されています!
それはさておき再びエルサレムの旧市街地へ。こちらでは日本のように更地にして新しい家を建てるのではなく、枠組みをそのまま残してリフォームして住み続けていくので海外では建築年数が古い家が多いのです。
エルサレムも傍から見ていると色々と問題の多そうな街ですが、住んでみると都なんでしょうね。
街角にはこういったようにお洒落に飾りつけもあったりと、いい感じです!
実はエルサレムについて旅行に来る前は全然予習していなかったのですが、来てみるととてもいい国です。他の人の話を聞いていると「エルサレムに行ってみたいけど、治安がね・・・」という人が居てるけど、行ってみた感想から言わせてもらうと「治安は全然悪くないし、とてもいい街なので是非行くべき場所です!」と思う。
すっかりキッパが馴染んでいる、ツアー男性最年少のお兄ちゃん。今更だけど彼の事を”食パンマンお兄ちゃん”とあだ名をつけてみる。この後、催促するまでキッパを被り続けていた・・・「あっ、すっかり帽子返すの、忘れてました・・・」って。。
付近を散策し、レストラン出発時間ちょうどにお店の前に戻るけど、まだ全員揃ってなかったみたい・・・。ツアー参加者もその時のメンバーによって時間キッチリな人ばかりの時もあるし、時間にルーズな人が多い時もある。時間にルーズな人が多い時は、写真を沢山撮る人にその傾向がある。時間にルーズというよりかは沢山の写真が撮りたいので時間ギリギリまでを有効活用してる、その反面、集合時間に遅れちゃうって感じですかね。
レストランでアルコールと水分を補給し、お腹も一杯になったので再びエルサレム旧市街地の観光がスタートします。
この壁沿いの道も昨晩1人でこの辺りを散策したので、すでにお手の物。1人で街をブラつくと意外とその街の地理を覚えやすいのでオススメです。ただし夜間の女性1人での外出は危険と聞くので、そういった方にはオススメしませんが。。
こちらのシオン門もくぐるのは何回目だろうか。
第三次中東戦争時でこの辺りは戦火の中心だったので、その時発砲された銃弾痕が生々しく壁に残されている。そういう意味では未だにエルサレムという場所は活火山なのであろう。
この様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓ヨルダン&イスラエル旅行記:初回↓↓
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