【甥っ子ちゃんとの長崎旅行】3日目
【個人旅行-スカイマーク便】2019年8月5日~2泊3日
スカイマークの評価は?!
長崎空港にて
楽しかった長崎旅行も遂に終わる時が来ました。後はここ長崎空港から飛行機に乗って、関西国際空港に帰るだけ。
ここ長崎空港でも甥っ子ちゃんにチェックイン手続きを任せます。任せると言っても、スカイマーク担当の係員のお姉さんがとても親切に対応してくれるので、スムーズに行きましたね。
飛行機内に持ち込める手荷物には制限があるので、甥っ子ちゃんが背負っていたリュックサックは預け荷物になるようだ。ただしお土産を入れたいからと言い出し、荷物を預ける前に先に空港内にあるお土産をチェックしに行きます。
長崎空港内にはレストランも充実していて、このようにキッズスペースもあった。
色んな長崎土産が空港には置かれているので、いつもながら何を買おうか迷う。。
甥っ子ちゃんもダメ押しで、あれこれ欲しそうな感じ。中学一年生な割にそこそこお小遣いがあるようだ。
試食も出来るお店があるので、味見がてら昼飯も兼ねて(?!)お土産屋を物色する。こういったお土産屋さんを物色するのは、空港ならではの楽しみでもある。
こういったお土産を購入する時も、その人の買い物センスが表れる場面である。ただ買う側からの視点でお土産を買うか、お土産を貰った人が喜ぶ姿を思い浮かべながらそのイメージを想像して喜ばせようとして商品を選ぶか。
初日の晩御飯を食べた、長崎で有名な人気店である「四海樓」のちゃんぽんと皿うどんが販売されている。このお店が発祥地とされているだけあって、人気商品である。
そんな商品の前に立って、家族に「今、お土産物を吟味している最中なので楽しみにしててくださいね~~!」とメッセージを送る甥っ子ちゃん。
ちなみにこちらはボクが購入したお土産。
そしてお土産購入後、荷物を整理しリュックサックを預ける手続きを行う。スカイマークの受付で「保護者は居ますか??」という問いに、嬉しそうにこちらを指差していた甥っ子ちゃん。。
隠れキリシタン関連の遺跡が世界文化遺産に登録されているけど、こんな鎖国されていた日本の中で生き残っていたキリスト教の恐ろしさというもの感じた今回の旅。宗教ってのは”救い”だと感じる人がいるけど、ボクからしたら単なる「洗脳の道具」というイメージしかないのである。
そしてここ長崎空港でも展望デッキに向かいます。
その前にはここ長崎空港で就航する航空会社の写真や飛行機の模型が並べられています。
ここ長崎空港は1975年に世界初の”海上空港”として開港された。今では国内線がメインで国際線は僅かに就航している程度である。
ここに並べられていた飛行機の縮尺モデルを見ると、甥っ子ちゃんから「飛行機模型を買って!」と言われていた事を思い出す。新大阪駅付近に飛行機模型の専門店があるみたいで「帰りに余裕あれば寄ろうか?!」と甥っ子ちゃんに言っていたけど、帰りは何も言わなかったので結局寄らずに済んだ!
長崎空港で展望台フロアに出てきました。やっぱり外に出ると、ムワ~~って感じが凄いです。
やっぱり甥っ子ちゃんはまだ子供なので、自然とキッズランドという文字の場所に足が進むようです。
飛行場にはピーチの機体も見えます。こう見えて、まだピーチの飛行機に乗った事がないのです。仕事をしていた時は全然飛行機は使用せずに新幹線ばかりの出張でした。
厚く雲に覆われた天気の下、長崎空港にある唯一の滑走路が見えます。
こちらの展望台フロアに居た人の大体の目的は飛び立つ飛行機の姿を眺める事のようです。
そしてここで遂に飛行機マニアの甥っ子ちゃんは、伝家の宝刀である自前のカメラをおもむろに取り出します。
意外とカメラ本体よりレンズの方が重たかったりするようで、カメラ好きの人はそれはそれで色々と悩みがあるようだ。
目の前を飛び立つ飛行機に夢中になる甥っ子ちゃん。いい写真が撮れたかな?!
さすが、カメラだと望遠機能があるので、ここまでハッキリと飛行機の機体を捉えています。スマホだと全然望遠機能がないのでここまで大きく捉える事は出来ません。
飛行機の写真を撮り終えて、ご満悦な甥っ子ちゃん。
下に降りると、飛行機シュミレーターがあったので、どうしてもそれを体験したかった甥っ子ちゃん。
ただしそのシュミレーターが思った程に本格的なヤツではなかったみたいで、飛行機のタイヤを見れただけで満足な様子。
もう既に見学してきた展望デッキ。床にはこのような案内がありました。
保安検査を受けて、飛行場内に
長崎空港で展望台も見たし、お土産も購入したしという事で、保安検査を受けて飛行場の中に入ります。こちらは先程購入したおにぎり。昼飯代わりに頂きます。
意外と国内線に乗る機会がないので、こういった地方の飛行場に来ると少し小さい感じが否めない。普段は海外のハブ空港などの大きな空港を訪れる事が多いのでどうしてもそう感じやすいのかも?!
帰りの空港では、エビスビールを頂きます。至福の時間ですね!
今日はまだそんなに歩いていないので、まだまだ元気が余っている甥っ子ちゃん。
それにしても色んな航空会社があるけど、生き残り競争が激しいのでなかなか生き残る航空会社は限られている。今回乗るスカイマークも何だかんだでは2016年には民事再生法の手続きを行った。乗客の命が最優先な航空業界では簡単に利益を上げるのは難しいようだ。
スカイマークの飛行機で神戸空港へ
空港内で甥っ子ちゃんと遊んでいると、あっという間に飛行機への搭乗時間がやってきた。
今回はコクピットにいるであろうパイロットに向かって、手を振る事はしなかった甥っ子ちゃん。時間的な余裕が無いなか、飛行機機体をチェック中のパイロットさんがこちらを確認し手を振ってくれる可能性は殆どない事を今回勉強したようだ。
機内にはそれなりのお客さんが乗り込む。
飛行機マニアの甥っ子ちゃんは、機内でスカイマーク・オリジナルのフライトタグを購入する、500円なり。島原鉄道とタイアップしたデザインのようだ。
飛行機に全然関心を持たない人からすると「こんなのが欲しいの??」と思うかもしれないけど、飛行場の展望台でごっついカメラを持っている飛行機マニアのオジサン達のカバンを見てみると、このようなフライトタグがいっぱい付いているのである。。
そんな飛行機マニアの道を辿ろうとしている甥っ子ちゃん。まあ自分が行きたい道であれば、そんな道であろうと勝手に進んでくれたらいいのであるが。。
こちらは飛行場で買ってあげたサンドイッチ。飛行場で飛行機に乗るまでに食べずに、わざわざ機内に持ち込んで食べていた。。
また飛行機内で眠るボクを起こして、わざわざキットカットを渡してくれる甥っ子ちゃん。「こんなチョコレートよりも、寝かしてくれ」と目で訴えるボク。。
無事に神戸空港に到着!
そして今回も航空会社の皆さんの尽力の甲斐もあって、無事に神戸空港に帰還する。
そして日本の航空会社だと、何の問題もなく預け荷物を受け取れる事が出来る。これは日本企業の素晴らしさである。
今回は初利用のスカイマークだったけど、チェックインカウンターでの係員のお姉さんの対応がとても良かったので、また機会があれば是非利用したいと思った。
神戸空港の駐車場には車がズラリと並んでいる。
一番利用する機会が多い空港は関西国際空港なので、神戸空港は今回の利用が初めてだったのであまり帰ってきたという実感が湧かなかったけどね。。
帰り道はまた電車。神戸空港からはまずはモノレールにて三ノ宮駅を目指します。
空港に来た時とは違って、ちょっとゆとりのあったモノレール。ただ途中から乗客は一気に増えてきたけど。
飛行機マニアの甥っ子ちゃんは、この荷物に付けられるタグまで集めているという。。将来は家がゴミだらけになってしまうのでは・・・と少し心配する瞬間。
この時点で16時過ぎ。神戸港に差し込む、ちょっと落ち気味の太陽の光がまだ眩しい。
それにしても、本当に天気で良かった、この旅。元気も勿論だが天気も大事な旅行。
満足気な顔でモノレールの席に乗って、最後まで旅行を楽しむ甥っ子ちゃん。
最後は京阪で帰る為に、一駅だけ一緒に地下鉄に乗って帰り、途中でお別れ。別れ際に「家に着いたら連絡するわ!」と言われたけど、要らないと即答する。すると「そんなん言わんといて~や~!」と可愛らしさを出してくる甥っ子ちゃんでした。
<まとめ>
甥っ子ちゃんとの二人だけの旅行も今回が5回目。
だいぶオジチャンの性格も分かってきた甥っ子ちゃん。
何か文句を言っても、上手い事言い返されると思って今回も言いたい事はあまり言わなかったみたい。
それにしても中学一年生で、これだけ体力が無いとは思わなかった。
自分が同じ歳の頃は休み時間になった瞬間に教室を飛び出して、運動場に走って向かっていた印象しか残っていない。
そして初めて訪れた長崎の街。約70年も前に原爆を落とされて、悲劇を迎えた都市だが今ではすっかりそんな感じは全然見えなかった。
そんな大勢の人が死んだ出来事にも耐えて、新しい命を繋いできた長崎の街。
「被爆クスノキ」と呼ばれる木には、その生命力の凄さを改めて思い知った。
そしていつ崩壊してもおかしくないという、軍艦島にある建物群。かつて人間が住み着いて繁栄した場所もいつかは朽ち果てる時が来る。
1つの命が生まれるという事は、1つの命が死んでいく事でもある。
そんな命の儚さが逆に命の素晴らしさも教えてくれる。
『必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ!』
by 織田信長
その命については全ての人にとって平等である。
しかし平等な命もその人達の生き様によって、命の価値は変わる。
by 坂本龍馬
一緒に旅した甥っ子ちゃんもどういった志を持って、生きてくれるのだろう。夢は何だろうか知らないけど、自分の好きな道に行ってくれればいいと思う。
全然誇れる人生ではないけど、ボクから甥っ子ちゃんに送れるとした坂本龍馬のこの言葉を送りたい。
by 坂本龍馬
この命がある限り、自分の進みたい方に向かう。楽な事じゃないけど、とても楽しい事が待ち受けている道。
今後色んな障害や壁が目の前に表れると思うけど、そんな方向に甥っ子ちゃんが進んでくれたら嬉しいな!
<完>
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