【トルコ周遊10日間ツアー】7日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬
カッパドキアの観光は続く!
カッパドキアのホテルを朝出発し、トルコ石専門店に寄り道し首都アンカラに向かう前にもう一か所カッパドキアの観光地を見学します。
もう一度しつこいように言っておくけど、このカッパドキア気球ツアーに参加したかった。表向きにはオプショナルツアーはなかったけど、トルコ現地に行ってみると現地ガイドさんから気球ツアーのオプションの紹介があった。現金払いだと22,000円とそこそこなお値段だが、上空からのカッパドキアの眺めは絶景だそうだ。。
元々は今日観光で回る予定だった、ウチヒサール渓谷とゼルベ谷は昨日回ったので本日はこれからギョレメ野外博物館の観光のみ。終わったら首都アンカラへの移動のみといった本日の予定。
こちらでバスを降りて移動して行きます。心配していた降雨はほとんどなく、天気に感謝です。もし雨が降っても傘とかは差さないけどね。。
ギョレメ野外博物館の観光開始!
駐車場から歩いてギョレメ野外博物館に向かいます。
まずはこちらで手荷物検査があります。
X線検査機に手荷物を通していきます。ただいつもながら手荷物無しで動くボクはそのままスルーです。
入場チケットはいつもながら現地ガイドさんがまとめて購入してくれます。
ここギョレメは1985年に「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群」として複合遺産で世界遺産に登録された。それと言わんばかりに、こちらの珍しい模様をした猫ちゃんが挨拶してくる。
何とも独特な毛並みの猫ちゃん。日本の学校に入ったら、まずイジメられそうな感じ・・・。
中央に見えるゲートを入れば、一応そこからギョレメ野外博物館の敷地となります。
早速大きな岩山にくり抜かれた穴が見えています。この場所はカッパドキアでも観光名所で、カッパドキアと言えば奇形なキノコ岩だけではなく、こういった岩山をくり抜いて迫害を逃れて生活していたキリスト教徒が洞窟内に描いたフレスコ画も有名なようです。
男性はあまり興味が無いけど、女性陣は「LOVE×4お姉さん」がさっき購入したトルコ石のピアスに早速気付きます。「あ~~それ、カワイイ~~!」と言われて、ご満悦の「LOVE×4お姉さん」。。
こちらはギョレメ野外博物館の入場チケット、入場料は54TL。
ギョレメ野外博物館に入場!
という事でギョレメ野外博物館に足を踏み入れていきます。博物館とは言えども、野外にあるそのままなので、少しその呼び名に違和感を感じますが。
この辺りは4世紀頃からキリスト教徒が住み始めたそうだ。その後9世紀頃にビザンチン帝国が発令した「聖像破壊運動(イコノクラスム)」の影響で迫害を恐れたキリスト教徒がこの地に沢山逃れてきた。
そんな迫害を恐れたキリスト教徒がこの地の洞窟に教会や修道院を作り、隠れ住む。そんなギョレメの地には最盛期は400軒近くの教会があったとされる。
現在、このギョレメの地では約30箇所の教会が一般開放されている。
そんな洞窟の教会に描かれているフレスコ画は”カッパドキア様式”と呼ばれて、この地方独自の絵になっているようだ。
しかし迫害を恐れたキリスト教徒が、こんな岩山に穴を掘って住み着いたという事にまず驚く。必死に逃げる人間は、どんな場所にも逃げるのである。
こちらは笑顔の綺麗なお姉さん。自撮り棒で自撮り写真を撮っているという事は、1人旅を楽しんでいる旅行者のようだ。
この野外博物館には、何か所かそういった教会跡を見学できる。ただし残念ながらフレスコ画を保存する為に写真撮影は禁止になっている。写真で何もかも記憶を残すボクとしては、とても残念な事である。。
この辺りは元々の空洞を活かしてというより掘った穴らしく、掘った面は湿気を含むと硬くなって強固になるそうだ。なので洞窟が壊れる心配がないのだとか。
ギョレメ野外博物館の景色 動画
上の方には「暗闇の教会」と呼ばれる洞窟があり、そこは修復中だったが現在は内部が公開されている。しかし入場には別料金が必要との事。しかも中は撮影禁止との事。。
この周辺には何個か、そういった教会跡の洞窟があるので一通り説明が終わると解散して、各自自由に見学して下さいとの事。
洞窟内が撮影出来ないとは、とてもガッカリな情報。。しかも一か所だけではなくフレスコ画がある洞窟は全てダメとの事でテンションがダダ下がり・・・。
この辺りのフレスコ画は主に12~13世紀に描かれたものだそうだ。
今日はトルコ国旗のTシャツとトルコ帽を被っていたので、何かにつけて注目を浴びる。ただ意外と日本人に人気で、他のツアー団体からカメラを向けられて笑顔でこちらを見られた。
本日元々観光を予定していた2箇所を昨日行ったので、余った時間でこのギョレメ野外博物館内をゆっくり観光できる時間に当ててくれるそうだ。
現地ガイドさんが別途入場料は必要だけど「暗闇の教会はオススメ」と言ってくれるけど、もうあまりお金を使うつもりも無いし、写真撮影がダメな時点でボクの選択肢はノー。
ギョレメ野外博物館の景色 動画2
さて自由時間となったので、自由に歩き回る事にする。
ここでは「リンゴの教会」「バルバラ教会」「蛇の教会」「暗闇の教会」「サンダルの教会」と何個かの教会跡を見学できます。
一応それぞれの場所にはこういった案内板が置かれていますが、あまり読む気力もありません。日本語で書いててくれればね。。
洞窟にはこのように人が入れるサイズの入口が掘られている。
そして階段なども丁寧に形取られていた。ただし階段はあまり幅が広くないので、降りる人と登る人が同時にはすれ違いがしんどい位の幅。
とりあえず自由時間が思った以上に長かったので、焦らずに観光しようっと。
ギョレメ野外博物館の景色 動画3
場所によっては4言語での説明されている場所もある。ただ残念ながら日本語表記は無かった。。
洞窟の中はこういった感じの洞穴。中では炊事場があったり、食堂のような空間があったり。地下に暮らすよりかは、地上の岩の中で暮らす方が快適だったのだろうかな?!
自由時間となると、だいたい1人で活動する。女性陣とかはよく集団になり易いが元々小さい頃からあまり群れないボクは、1人行動も全然気にならない。ただよく「1人でも旅行に行けるのでは?!」と言われるけど、めんどくさがりだしツアーだと効率的に観光できるので、個人で海外旅行しようとはまだ思わない。
昔はこういった階段にも手すりとかは無かったのだろう。登った先には十字架の絵が見える。
ただ予備知識無しでこういった遺跡を見て回るよりも、やっぱり現地ガイドさんの説明があって見学するのでは雲泥の差である。
キリスト教という宗教が生まれて、今日でも世界中で一番布教している宗教と言っても過言ではない。やっぱりそれだけ人々に受け入られる内容なのだろうか。個人的にはそんな宗教には全く興味が無いので、そういった内容については何とも言えないけど。。
高台に作られているので、中からは外の状況を一望できる。
こちらは岩山を削って、その中に階段を作ったようです。
ここの階段だけは、人の出入りが多くてメインの場所のような匂いがします。
これが「暗闇の教会」だろうか。
そのような看板もあるので、とりあえず登ってみる。トルコに来た時に空港で2万円を両替したけど、ちょっと少なかったような気がした。昨日のカッパドキアの洞窟ホテルで5000円程両替しようとしたけど、フロントのお兄さんがわざわざ「ここはレートが悪いから、ヤメた方がいいよ!」と言う程だったので諦めた。なのでわざわざ写真を撮れない洞窟に入る気も出なかった。。
こちらが暗闇の教会に通じる道。崩れる可能性があるからか、ちょっと補強されていた。
こちらの先が有料の暗闇の教会のようだ。現地ガイドさんはオススメと言っていたけど、無駄な出費は抑えようと、しょ~~もないスケベ心がここでも発動!
するとこんなメインの場所で猫ちゃんを発見!
猫ちゃんも人を見れば、そいつがどんな奴か分かるのか、ボクを見て寄ってくるではないか!見る目がある猫ちゃんのようだ!
そんな様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓トルコ周遊旅行記:初回↓↓

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