バルカン半島周遊6ヶ国旅行記-29 コソボ:プリシュティナ-グラチャニツァ修道院編


【バルカン半島周遊6ヶ国】5日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月

コソボの世界遺産は?!

コソボのプリシュティナ近郊にある「グラチャニツァ修道院」前に着きました。

大きな扉ではなく、横の小さな扉を抜けて門を入って行きます。

 グラチャニツァ修道院を訪問

こちらの建物が「コソボの中世建造物群」として世界遺産に複合登録されているグラチャニツァ修道院(Manastiri i Graçanicës)

門をくぐると世界遺産だけあって、他の国から来ていると見られる観光客の姿が見えます。

1310~1320年頃に建てられたビザンチン様式の建物で、14~15世紀には多くの修道僧が暮らしていたそうだが今でも奥の建物にも住んでいる。

そんな世界遺産の前でツアー参加者の奥様と記念写真を撮る。この奥様だけが5年パスポートでそれ以外の参加者は皆10年物のパスポートを持っていた。その理由はというと、このパスポートを取る時に10年にしたら80歳代に差し掛かるのでそれぐらいの歳では海外旅行は無理だと思ったそうだ。でも現に80歳代の女性が今回は2人、このツアーに参加していた。

こちらのグラチャニツァ修道院の内部は、写真撮影が禁止である。

その為に修道院の外側だけを写真に撮る。

芝生の中に入って、側面の写真を撮ったが芝生が朝水やりした影響かで濡れていて、靴が濡れてしまった・・・。

こちらは入口の門の方向。左にお土産物屋さんがあり、右側には無料のトイレがある。

修道院の入口に立って、内部の写真を撮る。手前の空間はこの修道院が出来た時からあった訳ではなく、後から改築で付け加えられた。




この修道院も例に及ばず、オスマン帝国支配時代に破壊されたが現在では修復されているがそこまで保存状態がいい訳でもない。

こちらのトイレは無料で使えます。

修道院内部は写真撮影が禁止なので、残念ながらその美しいフレスコ画はお見せ出来ません。ただその煌びやかさは必見の価値があります。

修道院内では写真撮影が禁止でしたが、堂々と写真を撮っている欧州系観光客のオジサンが居てましたね・・。「知らない事ほど、怖いものはない!」とはこの事かと思った。。

 グラチャニツァ修道院の景色 動画



この修道院の壁は意外と薄く、こちら側の壁のすぐ裏にはフレスコ画が描かれていました。ちなみにフレスコ画は剥がれやすいので、保存にも注意が必要みたい。それと画を描く時も濡れている状態の時に塗っていかないといけないので、大変なようだ。

壁には削れた箇所が目立ちます。この辺りでも戦いがあったのでしょうか?!

修道院の奥には、修道僧が住む建物が見えます。

こちらはグラチャニツァ修道院の後ろから見た写真。修道院内には司教しか入れない専用の2階スペースがあります。細い階段が隠されていて、2階部分から正面辺りにキリストの画が見える、とても神聖な場所なのだとか。

こちらの建物はまだ比較的新しいような感じ。

これ以上の侵入は出来ないようだ。

この奥は修道僧たちのプライベートな場所。

黒い服を着た修道僧の姿が見えます。

こちらは修道院の増築された部分を横の窓から、中を撮ってみた。

ただここの画と内部のフレスコ画では、全然美しさが違う・・・。ただ内部の綺麗なフレスコ画も数年前までは”ろうそくのすす”で黒く汚れていたが、2年程前に画のクリーニングを行い煌びやかな美しいフレスコ画に復活している。

この修道院ができた当時は、この辺りには他の建物が無かったそうだ。

教会の中に描かれている画の中で、鍵を持っている人物が居てる。その人物は”聖マルコ”でキリストの第一弟子である。イタリアのベネチアでサンマルコ大聖堂に聖人として祀られている人物である。

ちょっと修道院内でフリータイムがあったので、お土産物を見てみる。

こちらがそのお土産物屋さん。

場内には薔薇もキレイに咲いていた。

こちらのオジサンは色々物色しながら、アクセサリーを嬉しそうな顔で買っていましたね。

ボクはというと、修道院内が写真を撮れなかったので本を購入。本当はしっかりと載っている本が欲しかったのだが20€というなかなかのお値段だったので、見送りこちらを購入(4.2€)。

ただ中身は現地の言葉で書かれているので、全然読めず・・・。

グラチャニツァ修道院の断面図。

修道院の4つの小さな屋根の膨らみの裏側には弟子の画が描かれています。

狭い感じの修道院内では至る場所に描かれているフレスコ画。

でも写真に撮らないと、見ただけではすぐに忘れてしまうのであった・・・。

 バスでプリシュティナ中心部へ移動

グラチャニツァ修道院の見学もそこそこに、再びバスに乗りプリシュティナ中心部へ戻ります。

ここでも目に付くのは、建設中の大きな建物ばかり。

本日はプリシュティナの観光をして昼食を食べてから、次の4ヶ国目モンテネグロへ長時間かけて移動します。

何故か一部の道路が封鎖されていて、迂回してバスが走っていましたね。

このゴミ箱に描かれているのは、落書きか、それともアートなのか?

屋根が丸いドーム型をしている古そうな大聖堂前でバスを降ります。

こちらの公園のような場所を、中を進んで行きます。

先程もバスから見えたセルビア正教の大聖堂。コソボ紛争の影響でセルビア人が国外退去に追いやられ、廃墟と化した建物。ただしセルビア人の割合は少なくなったが、まだ僅かにはいるのでこの建物を撤去すると体制的に問題があるかもしれないのでそのまま放置されている。

この大聖堂の奥に、ボコボコとした特徴的な建物があり、更に奥にはマザーテレサ大聖堂が見える。

人種間の紛争はいつも時代になっても、消えないものである。そういう意味では島国の日本は人種間の紛争がほとんどないだけに”幸せな国”なのであろう。




 プリシュティナ市内の景色 動画

奥に進んだ所にある特徴的なデザインの建物はクロアチアの有名なデザイナー「Andrija Mutnjakovic」が設計した国立図書館である。屋根の上がボコボコっとしているが人間の脳みそをイメージしているらしい。これが全部で99個あるそうで「人間は100%な存在ではなく、完全ではないよ」というメッセージが込められているそうだ。それと共に窓には金属製の漁網で覆われている。

だんだんとマザーテレサ大聖堂が近づいてきます。

 プリシュティナ市内の景色 動画2

ちなみにこの王立図書館では、大事な書物は地下に所蔵されているそうです。書物は空気に触れると、酸化して劣化しやすいので地下で大事に保存されている。

そんな説明を聞きながら、どんどんと進んで行きます。

その先にある通りに出ると、全然車が走っていません・・・何でかな?!

この様子はまた次回に続きます!

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バルカン半島周遊6ヶ国旅行記-1 準備編
トラピックスのツアーで訪れたバルカン半島周遊6か国旅行記。バルカン半島ってどんな国があるの???行く前に軽くお勉強を!