ビザンチン時代に起源を持つケリビア要塞には、タンポポが沢山生えている-チュニジア旅行記36

【チュニジア世界遺産紀行8日間】5日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】

黄色い花に見惚れて・・・？！

 城塞跡の見学

まだまだケリビアの街の城塞跡の見学は続きます。

 

 城塞跡の様子　動画

 

関東組のお姉様と記念撮影。後ろのケリビアの街が一緒に入るように撮ればよかった・・・と反省。

 

昔の要塞跡も今では緑に覆われて、のどかな場所となっている。

 

こちらの足元には穴が空いています。

 

こちら側にも大砲が置かれています。もし本当に使われていたものなら、発射する角度はあまり調整できなかったのではと思いますが。。

 

はい、こちらも残念ながら落書きが。。

 

ケリビアの港を攻めてくる敵を狙っているハズの大砲。

 

城壁付近は風が強いので皆さんフードを被ったり、スカーフを巻いたりしていた。

 

高層タワーは無いケリビアの街。しかし灰色の空色では全然テンションが上がらない・・・。

 

風は強いがこの城壁は1000年以上もこの風に耐えてきた訳だ。頭が下がる思い。。

 

 城塞跡の様子　動画2

 

壁沿いに城塞内を歩いていきます。足元は平らで歩きやすい。

 

城塞内の広場は花とかが植えられているが、もう少し観光要素を加えた方がいいように感じる。ちょっとこれだけでは寂しい感じがする。。

 

またもや銃眼よりケリビアの街を眺める。

 

そういえばこの旅の為に海水パンツを購入したが、結局一度も使う間が無かった。。次回以降のお楽しみである。

 

ほんと城塞内はこんな感じの殺風景。まあ植えられている花もそこそこ綺麗だが、結局そのレベル。どうせなら土台付きの写真スポットになるような大砲でも置いておいた方がよさそう。

 

ここで階段を降りて、内側を横断して行きます。ちなみにこの階段を降りる際に足をくじきそうになりましたね。。危ない・・危ない・・。

 

ケリビアの街を守ってきた城塞跡。地球の歩き方には「夏場には入口付近にカフェがオープンしていて、遠方からのファンも多い」と書かれていたが、本当だろうか？！

 

港町はどこでも貿易の要として、発展していった。現代では温暖な気候と透き通るハズの海色で人気のスポットだそうだ。

 

城塞跡の端にポツ～～ンと一本だけ立っているヤシの木。あの強風を年中浴び続けても立っているという事に少し驚く。。

 

相変わらず景色を記憶する代わりに写真を撮りまくる男の後ろ姿。常に獲物を狙う感じが出ている？！

 

こうやって見てみるとタンポポがキレイ！

 

生命力の強いタンポポ。チュニジアのビザンチン時代に造られた城塞跡でも逞しく生きている。

 

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ちなみに”たんぽぽコーヒー”というものも発売されている。コーヒーというがコーヒー豆は使用されていないのでカフェインを含んでおらず、眠症患者や子供、妊娠中や授乳期の女性が飲んでも問題ない。勿論味がコーヒーに近いので”たんぽぽコーヒー”と呼ばれている。

 

城塞を見に来たのか、それともたんぽぽ畑を見に来たのか？？

 

城塞跡を見に来て、ついでにたんぽぽを見たのだ！という事にしておこう。

 

こちらにはちょっとした広場があります。こちらで兵士がトレーニングをしていたのでしょうか？！

 

”ジェンガ”のように積み上げられた石達。ちょっと押したら意外と簡単に崩れたりして・・・。

 

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たまに数人で遊ぶと面白いジェンガ。。

 

チュニジアに元々住んでいたのはベルベル人やフェニキア人だが、7世紀頃にアラブ人に征服されその後混血が増えて現代では民族的には見分けはほとんど付かない。

 

アラブ人の征服が大きく歴史を左右しているのである。

 

こうやって花の高さまで腰を下げて写真を撮るといい感じに写る。

 

いつかこのような花にも興味が出てくる日があるのだろうか。結構花や植物好きの人は多い。

 

こちらのお父さんはしゃがみ込んで撮影している。77歳だがしっかりしていて、とても元気。よく歩くし、よく食べるし、よく飲むし。。お次はバルカン半島12日間のツアーに行くらしい。行先はボクと同じだが日数が長いので羨ましい・・・。

 

ここでこの城壁跡の観光は終了。バスに乗る前にトイレに行っておきます。

 

水の出ないトイレ。手を洗うのにはウエットティッシュを使いました。

 

最後にもう一度、高台での強風を浴びておこうっと。落書きされている大砲さんにお別れをします。

 

扉には海軍のようなマークが描かれている建物。

 

来た道を戻ってバスに戻ります。

 

カルタゴ時代からローマ時代、ビザンチン時代を経てアラブ時代が長くその後にフランス統治を経て独立を果たすチュニジアの歴史が書かれている。

 

最後に現地ガイドさんも勉強の為か、こちらのパネルを写真に撮っていました。その横では今回のツアー参加者の中では唯一のスモーカーのお父さん。観光後の一服が至福の時間みたい。

 

この城塞はビザンチン時代に建てられたものだが、その後幾度となく増改築が行われた。それだけこの街を守りたかったのだろう。

 

城塞跡からのこの荒れ狂う海もこれで見納め。

 

正直、天気のいい日に来れればもっと気持ち良かったのかもしれないね。

 

相変わらず波が荒々しい・・・。これがチュニジア！

 

バスに乗り込み、次の目的地に向かいます。

 

 昼食会場へ移動

再びバスに乗り、昼食会場へ向かいます。そんなには遠くない場所のようです。

 

ケリビアの街を通っていきます。そこそこ車の交通量は多いようです。

 

近くにローマ時代の遺跡があるみたいだが、寄り道はしない。他でもローマ時代の遺跡を見れるのでわざわざ行かないみたい。

 

砂っぽいチュニジア。水は貴重品なので日本みたいにしょっちゅう車を水洗いするなんて事はないそうだ。洗ってもすぐに砂っぽくなるだけだし、貴重な水をそれに使うなんて文化はこの地方の国には無いのである。

 

昼食のメインはエビのパスタだそうだ。横に座られていた奥様が「ちょうどシーフードが食べたかったのよ！海が近いから」と言って、喜んでおられましたね。

 

地元で露店が広がっているマーケットが見える。そこそこ賑わっているようだ。

 

この辺りは観光客の姿は見えず、地元の人達ばかり。こういう場所の方が生活感があって楽しそう。

 

買い物はしなくともどんな物が売っているかだけを見ているだけでも面白い。

 

バスで走っていると、またモスクのミナレットが見えてきました。こちらはちょっと特徴的な感じで何気にオシャレな感じ。

 

こちらの建物にはうねるように生えているサボテンが。。生命力の逞しさを感じる。。

 

こんな感じで昼食の様子は次回に続きます！

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2019.07.03