暗くなったヴロツワフで相変わらず街散策中に小人像と遭遇編-ポーランド旅行記-23

ポーランド旅行記:3日目
阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–

夜前のヴロツワフの街も綺麗!

ポーランドで小人像が街中に溢れるヴロツワフの街で、高台からヴロツワフの街を一望できるスポットである聖エルジュビェタ教会の塔から絶景を眺めて下に降りてくる。辺りは既に暗くなっていて、街灯には灯が灯り始めていて雰囲気が一段と良くなってきていた。

 

荷物をひきずる小人像

高い塔の上からヴロツワフの街を一望する景色を見れたので、それで満足してしまった。けど目の前にこのように小人像があれば、つい写真を撮ってしまう。。

 

新聞を手に新しい未来を期待する

特に小人マップを見ずに街歩きをしていたけど、そこそこに小人像が見つかる。現在は400体近くがこのヴロツワフの街に小人像が設置されているようだが、この旧市街地だけではなく街全体にあるのでそこまで密度がある訳でもない。

 

まだ集合時間まで時間はあるので、旧市街地のハズレまで歩いてみる。すると旧市街地を囲むような環状道路に出てきたみたい。

 

信号があるのでここで引き返す・・・・という選択肢は取らずに、試しに前進してみる。ちなみにこの時は全然知らなかったけど、ホテルはこの信号を渡って左側に進んで行った先にあった。

 

陽が落ち始めて、暗くなりつつあるヴロツワフの街。こちらのライトアップされている建物はヴロツワフ大学。ここの学生チームが小人像を製作した事がキッカケでこのように街中に小人像が溢れる事になるのである。

 

そんな旧市街地からオーデル川を挟んだ反対側にはモダンな建物が建っている。その一階には川べりで旧市街地を眺めながら食事できるスペースがあって、あそこで食事できれば気持ち良さそうだ。

 

16時半頃ですでにこのような夕暮れ状態。冬前後のヨーロッパは日照時間が短いので、なんだかちょっと損した気分になり易いような。。

 

ヴロツワフの街周辺の様子 動画

 

橋を渡った先には特に見る物が何も無さそうだったので、旧市街地側に引き返して歩いていると「WSHOKU」という日本料理屋さんの看板が見えてきた。結構ポーランドでは日本食が人気なようだ。

 

そんな和食レストランの店内を覗いてみると、イチゴミルクと日本語で書かれたトレーナーを着た女のコの姿が見える。

何気に凄いデザインのTシャツである・・・どこで手に入れたのかな??

フラフラと照明が明るい建物に引き寄せられて歩く。まるでイカのように明るい場所に釣られてしまうボク。。

 

万が一迷子になっても困るので、集合場所のある旧市街地の中心部を一旦目指して歩く。街中では他のツアー参加者さん達には全然出会わなかった。

 

また別の日本食レストランを発見。純粋な日本食というよりは韓国料理なども入っていて、アジア料理といったカテゴリーになるのだろうか。

 

まだ海外で寿司を食べた事はない。日本で食べる中華料理のように、海外で食べる寿司も海外の地域に合わせて味付けや食材が違うので、日本人が想像する寿司ではないようだ。

 

またまたこの店も窓から覗くと、日本食レストランっぽい雰囲気を感じる。

窓から店内を覗くのは大得意なのである!

こちらはポーランドでは伝統的なドーナツのようなパンを販売しているお店。

 

外側に砂糖をコーティングしたドーナツのように見えるけど、この生地には卵・油脂・砂糖・牛乳などが混ぜられており、中にはフルーツやクリームやアルコールなどが加えられており単なるドーナツではなくアンパンの方が近いかもしれない。

ちなみにポーランドではイースターに向けた2月の「脂の木曜日」と設定された日に、このパンをドカ食いする習慣があるらしい。ポーランド国内でその一日だけで約1億個(ポーランド総人口の約3倍)が消費されるのだとか。。

 

そんなパンを味わってみたいけど、丸々1個食べると晩御飯が入らないし、周りに一緒に食べてくれる人もいないしという事で諦めて街散策を続行する。

 

こちらのピザレストランでは既に大繁盛のようで、人で溢れている。まだ16時半頃で、ここに来ている人達は仕事が休みなのか?それとも仕事していない人達かな??

 

まあそんな事は差し置き、旧市街地の中心部広場まで戻ってきました。意外と貰った小人マップも見にくいし、暗くなってきたし、小人探索もそろそろお腹いっぱいになってきたし・・といった感じ。

 

11月中旬~下旬頃はヨーロッパのどこの街もクリスマスマーケットの準備中。クリスマスマーケットが目的なら12月中旬~下旬にかけてがオススメであるが。

 

集合場所付近に一旦戻る。集合場所のスーパーマーケットの出入り口で数名のツアー参加者さん達の姿を確認。そこで時間まで雑談するのもいいけど、もう2度と来ないかもしれない街なので時間ギリギリまで散策する事に。

 

さっき歩いた旧市街地広場だけど、全然日中とは雰囲気が違っている。それに気温も下がりつつあるので、真っ黄色トレーナーだけでは寒くなってきたし。。

 

この広場ではクリスマスマーケットに定番な乗り物の、メリーゴーランドを設置しようとしている真っ最中。

 

「どうせなら11月中旬からクリスマスマーケットを開催して欲しい!」と思うけど、それは11月中旬にヨーロッパを旅行する旅人の勝手な願い?!

 

ヨーロッパは赤褐色の街灯ばかりなので、暗がりもいいムードを醸し出しています。

 

11月中旬のポーランドはご覧のように人々の恰好を見ていると分かると思うけど、想像より寒かった。日本と同じ恰好が必要な温度で、冬服はあまり派手なのが無いので正直服のセレクトに悩んだ。。

 

集合時間まで旧市街地を散策する。よくツアーで行くと「可愛い街~!また絶対来たい~~!」って声を聞くけど、まず戻ってくる事はないだろう。。

 

火事の時ように水はいかが??

こちらの井戸の上にポツ~~ンと座っていた、小人像さん。井戸汲みに疲れたのだろうか??

 

ヴロツワフの街でも馬車を見かけるけど、そんなに台数は多くなかった。後日訪れる、これまた世界遺産のクラクフの街の方が圧倒的に馬車が多かった。

 

さて集合時間となり、全員集まった所でトラムが走る道沿いに停車しているというバスに向かいます。

 

ホテルに向かう

ツアー参加者さん達の中には何か買い物をしていた人がいて、話しを聞いてみると添乗員さんがポーランドで人気の陶器「ボレスワヴィエツ」のお店に案内してくれたようで、そこで陶器をお買い上げになったそうだ。

 

そしてバスに乗ったものの、10分もしない場所で停車。というか旧市街地からも歩いていける場所だったようで歩いて行っても良かったような場所だった。

 

しかもホテルの前まではバスで入れないので、手前で止まり各自スーツケースは自分で運ばないといけない。ボクとかは全然自分でスーツケースを運ぶのは問題ないけど、年配の人達にはちょっとしんどいみたいだったけど。

 

こちらが今晩宿泊する「CAMPANILE HOTEL」の建物。


【CAMPANILE HOTEL】

住所:Władysława Jagiełły 7, 50-201 Wrocław, ポーランド


 

バスの止まった場所からホテルまでは緩やかな坂道となっているので、各自ガラガラ~~とスーツケースを引きずっていきます。

 

そしてホテルにチェックイン。そんなに広いロビーではなかったので、ボクら団体がチェックイン待ちをしているとそれだけでロビーが満杯になってしまった。

 

こちらはこのホテルのWi-Fiのパスワード。ホテルによって色んなWi-Fiのパスワードがあるが、このように数字の羅列はまだ入力し易いけど、ホテルによって入力しにくいアルファベットを設定していたりする所もある。

 

ロビーの横がこのようにレストランになっているみたい。約1時間後にここで晩飯の予定。

 

隣にはビールサーバーも見えて、思わずゴクリと唾をのみ込んでしまう瞬間。。

 

傍から見ていると簡単にチェックインできそうにも見えるけど、色々と添乗員さんとやり取りしていたホテル従業員のお姉さん。

 

意外と綺麗な街だったヴロツワフ。さっきまで滞在していた旧市街地は歩いていける位に近いので後程添乗員さんが明日のデザートの仕入れ用に買い出しに行くので、希望者は一緒に街散策してスーパーまで付いていく事に。

 

ホテルの部屋は??

という事でチェックイン後にホテルの部屋に入る。いつもながらドアを開ける瞬間だけは楽しく感じる。

 

今まではホテルの部屋に入って、ベッドルームの写真を撮ろうとすると全部が入り切らなかった。けどこのgalaxyS10の超広角モードで撮影すると全部が入るので重宝する。

 

1人参加ばかりしていると、このようにベッドが2つ無いと段々不満を感じるようになってくる。

勿論寝る時に2つのベッドを使うのではなく、片方は荷物置き場として使うだけなんだけどね。。

こじんまりしたホテルのようだったけど、まだ室内はそんなに古くはなさそうで綺麗だった。

 

トイレなどの水回りも問題なく、使えて綺麗。清掃はそれなりに行き届いていた。

 

最近忘れがちなのが、シャワーからお湯が出るかのチェック。何だかんだいって、お湯が出る事が多いのであまり気にせずチェックを忘れてしまう事が多い。。

 

ポーランド旅行で3日目になったので、そろそろ現地通貨で細かいお札とかも入手できた。ボクが大学時代に専攻していた経済学のゼミの卒業論文で「ヨーロッパ各国の通貨と歴史について」を取り上げた(と言いつつも約20年前の事なのでほぼ覚えていません・・・)のを少しだけ思い出す。ユーロ圏となり、利便性を追求して通貨を統一するけどこうやって紙幣を見るとその国の歴史が詰まっているのである。

だいたいの国ではその国の紙幣に印刷されている人物はその国で尊敬されていて、今その国があるのもその人のお陰って事が多い。だから紙幣はその国一番のアイデンティティーであるのである。

なので個人的にはユーロで統一するのは反対だけど、こうやって旅行するとユーロに統一してくれていた方が楽なんだけどね。。

という感じで旅はまだまだ続きます!

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