【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】8日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
モロッコのハーレム?!
バヒア宮殿(Bahia Palace)の見学
モロッコのバヒア宮殿を見学していきます。
住所:Avenue Imam El Ghazali, Marrakech 40000 モロッコ
入口を入ると直ぐに大きい鏡があるので、そこでまずは記念撮影。
ここは真っ白な壁。このバヒア宮殿は「モロッコのアルハンブラ宮殿」とも呼ばれていて、庭園と共に豪華な内装になっている。
ランプもお洒落な感じで照らしてくれている。
ちょっと歩くと中庭に出ます。ここにも色んな木が植えられていて、辺りはヨーロッパ系観光客の姿が目立ちます。
ここからイスラム芸術の粋を集めた傑作の建物が続いてきます。
こんな女の子も写真撮影に夢中。ここがどんな場所だったのか知っているんだろうか?!
”や~だ~♡姫”は全く関係ないガイドさんとの交流を楽しんでいました。こういう”人当たりの良さ”は天性の素質を感じました。
ちなみにマラケシュ公認のガイドさんは顔入りの証明書を必ずぶら下げています。
ここで当時の権力者が4人の奥さんと24人の愛人を囲っていたという。イスラム圏は一夫多妻制というシステムがあるが、それはお金が無いとできない。
モロッコの一般人男性は、そこまでの財力がないので結婚している人の殆どは奥さんは1人だけだという。そういう意味ではこれだけの女性を囲えたというのが、どれだけの財力を持っていたかというのを思い知らされるのである。
ここで地面のタイルを見ていると大学生の”ゆ~ちゃん”の靴に目が留まる。
カラフルでレインボー色のこの靴は「スケッチャーズ」というアメリカのシューズメーカーのだそうだ。日本に帰ってからこの靴を買おうと思ってスケッチャーズの店舗に行くも残念ながらこのデザインは置いてなかった・・・。
ここでも全然ガイドさんの説明を聞いていなかった。。
部屋の内部も細かい装飾に彩られている。そして、みんなが天井を見上げている。
頭の上を見上げると、とても豪華な天井が見える。自然光の入る窓があり、一面モザイクのような絵が描かれていてゴージャスである。
これだけ豪華な天井だったら、この部屋で寝そべって天井を見上げるのが楽しいだろうな!
ここは日本でいう「大奥」のようなものですが、江戸時代の大奥には身の回りの世話をする人も含めて多い時には1000~3000人も居たようです。。その規模の影響で江戸幕府の財政が傾いたとさえ言われるそうな。
女性ばかりの環境は、それはそれでギスギスした感じなんだろうな。外から見るのと中から見るのでは全然違うからね。
部屋から外を見ると、なんとも幻想的なシルエットが浮かび上がっている。
やっぱり天気のいい日は気持ちがいいね!
中庭に出るとキレイなタイルが敷き詰められた空間に、噴水が設置されています。
4人の奥さんもそれぞれに順番が付けられていたそうだ。一番下の人は毎日イジメられていたかもね。。
ちなみに3番目の奥さんを当時の権力者が気に入っていたので、彼女の名前「ハビア」をこの宮殿に付けたと言われている。ということは3番目の奥さんがイジメの対象だった可能性が強いな・・・。
そんな陰険なムードを癒すかのように4つの部屋の中心に置かれた、可愛らしいタイルが敷き詰められた癒しの噴水。効果があっただろうか?!
そんな当時の様子を想像しながら見学を楽しむ今回のツアー参加者一同。男には天国に見えるような場所も実際に自分が経験してみると、実は地獄のように感じるかもしれないね。
イスラム圏でよく見かけるドアの形。
前に転んだ時に膝から地面にぶつかり、擦り剝いて穴が空いてしまったズボン・・・・ではなくこういう”ダメージ”デザインのズボンを履いているヨーロッパ系観光客の女のコ。
こちらは宮殿内を清掃するオバサマ。宮殿のデザインに合わせてか、幾何学模様の入ったパンツを履いていました。
こちらの天井もまた素晴らしいデザインが施されいる。
窓の格子も何とも可愛らしい。この丸いのは手で曲げて作られているのだろうか?!よ~~く見ると形がバラバラである。。
こちらの天井は「アトラスシーダー(Cedrus atlantica)」という北アフリカのアトラス山脈原産のヒマラヤスギ属の木を使っている。原産地では成長が早く、大きな大木となり易く昔から建築材料として需要が高く、一時は伐採され過ぎて個体数が少なくなったそうだ。
結局この場所が今では観光用に開放されているという事は、当時の権力者の後は同じような事をするだけの力が無かったのだろうな。
何気なく壁にもラインのように彫刻が。
細かい装飾もこうやって光に当たるだけで、とても綺麗に浮かび上がる。
綺麗な壁の模様にも見惚れてしまう。実際にここに住んでいた人達はどう思っていたのだろうか?!
何気なく見ていたら、前に立っていた”ゆ~ちゃん”のピアスが鳥さんになっていた。どこかで買ったのかな?それとも最初からかな?全然気付かなかった。
いつも帰ってからブログを書いている時に「ガイドさんの話をもっと真剣に聞いておけばよかったな~~」と毎回思う。しかしながら毎回全然聞いていないのである・・・。
床も何気なしにキレイなタイルが敷き詰められている。
こういうもの凄い手間暇かけて作られたものなんだろうな。
宮殿内の様子 動画
出入口上部の模様が光によって浮かび出されているのが、なんとも幻想的な光景である。
こちらのお姉さんも写真撮影に夢中。写真を撮っている時は無防備になり易い傾向にあると思われる。
それにしてもこの宮殿の装飾がキレイで有名だからか、観光客の姿が多い。全然知らない場所だったが結構人気があるみたいだ。
こちらの広い中庭に出てきました。こちらは側室24人の為に造られた建物です。
ここにエキストラで美人さんのモデルとかを配置してくれていれば、それでよけいに楽しめたのに。
女性たちだけではなく、その子供達もここで勉強を学んでいたそうだ。そう思うと賑やかな場所だったのだろうか?!
この建物はブルーや黄色など、カラフルな色使いがされている。
宮殿内の様子2 動画
ここにも可愛らしい噴水が配置されている。
若めの女性は”インスタ映え”スポットでは、記念写真に大忙し。。
こちらでは”や~だ~♡姫”がヨーロッパ系観光客女子の写真を撮ってあげていた。観光地では写真を撮って欲しそうな人を見かけたら、交流も兼ねてコミュニケーションを交わしてみるのも楽しいですね!
こちらはアメリカからカップルで来ていた女性が記念写真を撮っていた。
「オォ~~ビュ~ティフル~~!」って言ってあげると、照れながら喜んでいましたね。
こんなバヒア宮殿の見学はまだまだ続きます!
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