【ポーランド旅行記①2019】阪急交通社ツアー参加での周遊旅開始!

ポーランド旅行記

今回訪れるのは ・・・

ポーランド!

世界の地理や訪問歴のある人にはその場所が分かると思いますが、だいたいの人は「ポーランドって、ヨーロッパのどこにあるの??」と思うのではないでしょうか?

 

このようにヨーロッパでも中央上部付近に位置するのがポーランドです。西側に位置するのは強国ドイツ、そして東側にはソ連があり侵略された歴史が多く悲しい歴史もあります。近年は第一次世界大戦後にやっと独立してポーランド共和国となり、その歴史としては他国に比べるとまだ長くはありません。

 

参加ツアー:【ポーランド航空往復直行便!決定版ポーランド8日間】

今回のツアーも阪急交通社のお1人参加のツアーを選択。ボクの本拠地は大阪なんだけど大阪からの出発ツアーもお1人参加が少なくなってきたので、東京出発のを選択せざるを得なくなってきた。勿論東京出発なので大阪から東京までの往復交通費は追加で必要で、阪急交通社側は大阪・東京間の移動手配をしてくれないので自分で交通手段を手配しないといけない。でもそんな手間や追加費用がかかっても普通のツアーに参加するよりかは”お1人参加限定旅”にこだわるボク。色々と話を聞くと結構そういう風に考える人も多いみたい。それに地方から来る人は当然のように交通費が追加でかかる訳だから追加費用発生で楽しいハズの旅を諦めるのも勿体ないのである。

 

今回のポーランド旅行の旅程

・初日
成田空港出発→ポーランド航空直行便→ポーランド到着・ワルシャワ宿泊

・2日目
ショパンの生家を見学→トルンへ移動→トルン市内観光【世界遺産】(聖母マリア教会、旧市庁舎、コペルニクスの生家など)→ポズナンへ移動・ポズナン宿泊

・3日目
ポズナン市内観光(ポズナン大聖堂、旧市庁舎など)→ヴロツワフへ移動→ヴロツワフ市内観光(【世界遺産】百年記念会館、旧市街広場など)・ヴロツワフ宿泊

・4日目
シヴィドニツァへ移動→シヴィドニツァ市内観光(【世界遺産】シヴィドニツァの平和教会、教会内でパイプオルガンのコンサートあり)→カルヴァリア・セブジドフスカへ移動→カルヴァリア・セブジドフスカ観光【世界遺産】(教会)→クラクフへ移動・宿泊

・5日目
【世界遺産】アウシュビッツ強制収容所とビルケナウ強制収容所観光(※ただしオプションで別行動のフリータイム選択もできる)→ヴィエリチカへへ移動→【世界遺産】ヴィエリチカ岩塩坑見学→クラクフ宿泊

・6日目
【世界遺産】クラクフ歴史地区観光(ヴァヴェル城、チャリトリスキ美術館、聖マリア教会、中央市場広場、織物会館など。自由時間あり)→ワルシャワへ移動・宿泊(夕食後、ショパンのピアノコンサートあり)

・7日目
【世界遺産】ワルシャワ歴史地区観光(聖十字架教会、旧市街広場など)→空港へ→ワルシャワ出発→ポーランド航空直行便

・8日目
成田空港到着・解散

訪れるルートは↑のようになっています!

ポーランドの旅行費用は??

・ツアー基本料金 249,800円 (11月14日出発にて※出発日付により変動あり)
・国内空港施設使用料 2,090円
・海外空港諸税・サービス料等 1,660円
・燃油サーチャージ  19,800円
・国内空港旅客保安サービス料 520円
・国際観光旅客税 1,000円
・海外旅行保険(阪急交通社付属分) 8,300円

費用合計 282,270円

ただし東京以外から参加する人は成田空港までの交通費も追加で掛かりますけどね・・・

 

ポーランドの見所!

ワルシャワの街【世界遺産】

ポーランドの位置は世界地図の中では分からなくても、ポーランドの首都であるワルシャワの名前は殆どの方はご存知であると思います。17世紀にポーランド国の首都となり歴史を育んできた都市であったが第二次世界大戦で占領したナチス・ドイツ軍により徹底的に破壊されてしまった。実に約9割以上の建物がその時に破壊されてしまったが、戦争終結後に街の建物などを綿密に描いていた絵などを参考にして崩壊前と寸分狂わない都市を再建した。ただし建物の一部には第二次世界大戦の銃撃跡なども組み込まれており過去の苦い思い出を忘れないようにとの思いも込められている。

 

こちらの写真は第二次世界大戦で破壊されたワルシャワの街。上の写真とほぼ同じ場所の写真である。隣国のナチス・ドイツにポーランドは支配されるが、市民が反旗を翻し蜂起を行った。しかし武力に勝るドイツ軍にあっという間に鎮圧されてその報復として徹底的にワルシャワの街は破壊されてしまうのである。しかしながらそのワルシャワの旧市街などを元通りに造り直したのを認められて、世界遺産(1980年)に認定される。

 

クラクフの街【世界遺産】

このクラクフは首都がワルシャワに遷都される17世紀初頭まではポーランド国の首都であった都市で、歴史的にも古い都市である。そしてワルシャワと違うポイントとしてドイツ軍が駐留していたので、この街は第二次世界大戦で破壊されずに済んで昔そのままの街並みを維持しているのである。

ポーランドの都市の中でも一段と歴史を積み重ねてきた街も世界遺産に登録されている。特に夜は建物がライトアップされているので昼間とは違った顔が見れるので夜の街歩きはオススメである。

 

小人の街:ヴロツワフ

こちらヴロツワフの街も歴史的に古い都市であるが、ポーランド領になったのは第二次世界大戦後である。このヴロツワフには「百周年記念ホール」という建物が世界遺産に登録されているが、それよりも今人気になっているのは街中に400体以上が設置されているこのようなブロンズの小人像である。それぞれにデザインが違い、スポンサーによってその会社の特徴が出ていたりで見つけて街を歩き回るだけで楽しめる。ちなみにこちらの小人像はアイスクリーム屋さんの前にあったもの。なお、未だに増殖を続けているので次に訪れる時には更に種類が増えているようだ。

 

悲劇の跡地:アウシュビッツ 【世界遺産】

「アウシュビッツ」と聞くと意外とポーランドではなく、ドイツ国内にあると思う人が多いみたい。ポーランドの南部オシフィエンチム市(ドイツ語:ビルケナウ)に設置されたユダヤ人の強制収容所跡である。日本ではあまり第二次世界大戦中のユダヤ人迫害については認知度が低かったが映画「シンドラーのリスト」(1994年公開)で認知度が上がったようだ。

ただしこの「アウシュビッツ」は有名であるが、当時のポーランド国内外には数十箇所の強制収容所・絶滅収容所が造られ一説には殺されたユダヤ人は600万人を超えるという。キリスト教の教祖イエス・キリストをユダヤ人が殺したという事でキリスト教が大多数を占めるヨーロッパでは嫌われてきた歴史がユダヤ人にある。そして人があまりやりたがらない金貸し業などをやり富を得たがそれが逆に反感を買い、ナチス・ドイツが成り立つ前からヨーロッパでは迫害されていたユダヤ人。

そんなヨーロッパ系ユダヤ人達が無造作に殺される事になる第二次世界大戦中のナチス・ドイツの愚行。「ホロコースト」と呼ばれる一連の悲劇跡を見学する。ただし強制ではなく、悲劇的な場所なのでアウシュビッツを見学したくない人用にクラクフでの半日フリータイムも別行動で可能。同じ悲劇を繰り返さないようにと悲惨な場所が保存されているので、是非見る価値はあると思う。ちなみにポーランドの観光地の中でも一番観光客が多かった場所で、学生たちの社会見学もあったりで見逃せない場所でもある。

 

ヴィエリチカ岩塩坑【世界遺産】

個人的には全然期待していなかった場所だけど行ってみて一番ビックリしたのが、このヴィエリチカ岩塩坑である。単なる”塩の炭鉱”とだけしか思っていなかったけど、その奥は炭鉱跡とは全く思えない位に手の込んだ装飾が施されているのである。この広間は壁にキリストの軌跡の場面が彫られていたり、ビアホールなども完備されていたりと度肝を抜かれる。そしてこの炭鉱は体にいいらしく、中には治療目的で来る人も多いそうだ。ここに滞在中にはさっきまで鼻をすすっていた添乗員さんも、炭坑内ではさっきまでの様子がウソのように鼻詰まりが無くなり、慢性鼻炎であるボクもここの中では全然鼻詰まりが無くなったっけ。

ここで働けば持病のアトピー性皮膚炎もひょっとしたら治るかもしれないな!

 

ポーランドの通貨は?!

ポーランドはEU(欧州連合)に加盟しているが、通貨はユーロではなく「ズウォティ(日本ではズローチと発音)」(zloty)というポーランド独自の通貨がある。そしてそのズローチ(このブログではズウォティをズローチと統一)の補助通貨として「グローシュ」(grosz)がある。1ズローチ=100グローシュであり、1ユーロ=100セントと同じような関係である。

 

上がズローチのコイン(左が5ズローチ、右が1ズローチ)。下がグローシュのコイン(左が5グローシュ、右が1グローシュ)である。

このポーランドの通貨「ズローチ」の両替は日本国内でも可能、ただし場所は限られている。どこでも両替できる訳ではないので注意!

 

成田空港でボクが両替したのがこちらの「GPA外貨両替専門所」。国際線ターミナルフロアにあるので、飛行機にチェックイン後に両替をするのがベストかもしれない。

 

なお、下記HPのオンラインストアで空港に行く前に両替をする事も可能。

 

ポーランドのコンセントタイプは?!

ヨーロッパでも一般的な Cタイプ が殆ど。なのでボクは今までに持っている変換プラグで充分。

 

旅行記は次回から始まります!

という事でとても簡単にポーランドのお勉強をして、次回から予想以上に楽しかったポーランド旅行記をアップして行きます。駄文のブログではありますが、ご愛読をお願いできればと思います。よろしくお願いいたします

 

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