【チュニジア世界遺産紀行8日間】3日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
高級リゾート地?!
スースの旧市街地よりバスに乗って、約10分の場所にある「ポート・エル・カンタウィ(Port El Kantaoui)」に向かいます。
約10kmの距離にあります。
ポート・エル・カンタウィに到着!
スースの旧市街地より、海沿いの道を通ってこちらに到着します。
いきなり目に入ったのがアトラクション施設。輪っかに乗って、上下フリーフォールする乗り物。
遊園地のようで、若者の楽しそうな声と悲鳴が入り混じって聞こえる。
そんな楽しそうな音を耳にしながら、こちらの道を進みます。後でスーパーマーケットにも寄るそうです。そこで現地ガイドさんがオススメの”コールドプレス製法”のオリーブオイルを紹介してくれるそうです。
この辺りは1970年代後半に出来たリゾート地で、比較的新しく大型の施設が目立つ。
こちらには「ZOO」の看板がある。動物園?!
檻があり、中を見ると鶏やアヒルのような鳥が見える。
動物園といっても小型の施設のようだ。
「BOTANIC PARK」となっているので、動物園兼植物園かな?!
ヒトコブラクダと羊の姿も網の隙間から見えます。
ウサギもいます。
そういった様子を見ながら歩いていきます。
このポート・エル・カンタウィはサウジアラビアの大富豪達が、イスラム教の戒律が厳しく自国内では許されない「娯楽の極み」を求めて優雅なリゾート地として開発した場所。カンタウィ(Kantaoui)はアラビア語で「すべて上手く行く!!」という意味らしい。
イスラム教の戒律が緩いチュニジアならではのリゾート地である。
こちらからマリーナに入ります。
ちなみに2015年6月26日に、このポートエルカンタウィにある豪華な5つ星(★★★★★)ホテルの「リウ・インペリアル・マルハバ」(Hotel Riu Imperial Marhaba)で銃撃テロがあり、38人が死亡した事件が起きている。
このチュニジア旅行中にも、スリランカで同時爆発事件テロがあり合計258人が犠牲となった。
海外は国内でも紛争の絶えない国は多いが、チュニジアに関しては想像していたより柔らかい雰囲気の国に見えた。3年前のテロ事件以降は観光業が著しく落ち込み、国としてテロ撲滅に力を入れているので、少なくとも観光地の治安はいい方だと感じた。
こんな大型リゾートでテロが起きると、国の産業としても大打撃である。
こちらの門をくぐるとその先にマリーナがあります。
この辺りはヨーロッパ系の観光客が多く、アジア系観光客は全然見かけなかった。
アリーナを散策!
この周辺の地図。海沿いのリゾート地には27コースのゴルフ場もあるそうだ。ちなみにチュニジア人はゴルフはしなく、観光客向けみたい。しかもそのコースはある程度の腕前がないとコースを回る事が出来ないらしい。ボク位の年1~2回コースをぶっつけ本番で回るレベルでは無理そう・・・。
マリーナに入ると、そこにはヨットが隙間なく置かれています。
海からの気持ちいい風も吹いてきます。これで天気が青空なら、最高の気分になれたのでしょうが残念ながら曇り空でした・・。
マリーナの様子 動画
こんなヨットって1台、いくら位するんだろう?? しかも買ってからも維持費が結構かかりそう。。
周囲には観光客向けのちょっとしたお土産物屋さんもある。
こういうヨットで海に出た経験はまだ一度も無い。一回ぐらい、そういう経験ができる機会がこれから来るかな?!
ゆったり優雅な時間が流れている、このアリーナ。
ここはお金持ちの避暑地である。この辺りではベリーダンス・ショーもよく開催されていて人気だそうだ。
ヨットハーバーは先月函館でも見たしね。ヨットの価値は、それを眺めるのではなく乗って海に出る事によって初めてその価値が感じれるのである。
マリーナの様子 動画2
とりあえずこの植え込みの後ろに隠れて記念写真を撮ったが、この植え込みがとても臭かった・・・野良猫とかのトイレになってたのかもしれない。。
ヨーロッパのお金持ちのお嬢様のような女性とかも見かけた。コソっと写真を撮る。。
マリーナ近くのスーパーマーケットにて
それからマリーナ近くのこちらのスーパーマーケットに入っていきます。
お店を入ってすぐの棚にオリーブオイルが並んでいます。この辺りに置かれているのが殆ど”コールドプレス製法”で作られたオリーブオイルだそうです。
自分で使う用オリーブオイルであれば、PETボトル容器や缶タイプでもいいけどお土産としてプレゼントするなら瓶が一番いい。中段左側の250ml入りの瓶タイプが値段的にもお手頃なので、ボクらの団体だけであっという間に買い占めてしまって商品が無くなってしまった。。
まあオリーブオイルはこの後も買えるチャンスがあるだろうし、他にもどんな商品が置かれているのかチェックしてみる。
添乗員さんも何回もチュニジアに来た事があるらしいので、こういう時は”添乗員さんのオススメ”を買っておけば間違いないのである!
チュニジアでもハーブティーがよく飲まれるので買おうかと思ったが、パッケージが思った以上に大きくてかさばるのでパス・・・。
オレンジのような果物がイイ色していて美味しそうだ!
こちらのスーパーマーケットにはアルコールも置いてある。スーパーマーケットによってはアルコールを販売していない所もあるので、注意!
ちなみにこちらは「ブハ」といってイチジクの蒸留酒でアルコール度数は高く、40%前後である。せっかくなんで小さい方を試してみようかな。
こちらにはレストラン等で飲んだ「Celtia」ビールや「Beck’s」ビールも置いてある。前回モロッコの時に瓶ビール「カサブランカ」をお土産で持って帰ったが、本数が多いとお土産を渡す為に持ち歩く時間が長かったのでしんどかった・・・。
「Beck’s」ビールはドイツからの輸入品。
他の銘柄のビールも並んでいるが、全部輸入品である。
チュニジア産のビールは「Celtia」ビールのみ。320ml缶1本が1.99TND・・・という事は約70円・・「安っ!!!」
そんな安いチュニジア産ビールをお土産として欲しがる、ツアー参加者の奥様方。瓶だと重たいから、缶の方を買われていましたね。でも個人的にビールは缶で飲むより瓶で飲む方が美味しく感じる。
チョコレートやお酒、オリーブオイル等を籠に入れてレジに並ぶ。この辺りは観光客が多いからか、アルコール類が充実して置かれていました。後で行くチュニジアの首都であるチュニスのスーパーのアルコールの品揃えは、ここと比べると全然ダメでしたね。。
こちらをお買い上げ、クレジットカードで支払います。海外ではスーパーマーケットなどでも気軽に使えて、余計な小銭での支払いとか邪魔くさい事をしなくて済むので楽です!
本日宿泊するホテルに向かう
スーパーマーケットを出て、バスに戻ります。この後はスースのホテルに向かって夕食を食べて終了です。
この辺りにはタクシーも沢山停まっていました。この辺りはこれから夏のシーズンにかけて、もっと観光客が押し寄せるのでしょう。
遊園地の乗り物の様子 動画
ここで猫ちゃんを発見。最近だんだん猫ちゃん好きになってきて写真を撮っていると、そんなボクの姿をツアー参加者さんが見かけて「こっちに猫ちゃん、居てるよ!」と教えてくれるようになります。
「ニャンダ、お前エサを持っていないのか。ここに遊びに来るカネモチの人間はみんな食べ物をくれるニャ!」という顔?!
本当にイスラム圏の猫ちゃんは地元の人達に可愛がられているので、全く警戒心がなく平気で近寄ってきますね。
猫ちゃんは好きなんだけど、エサをあげるレベルまでは達していないのでゴメンね!
奥には「ハンニバル」の名前が入った大きなホテルが見える。
「ハンニバル」って聞くとボクの頭に浮かぶのはこの人。小さい頃、テレビでやっていたアメリカのドラマ「特攻野郎Aチーム」のリーダー:通称ハンニバル。カルタゴの将軍から取った名前だそうだ。
このハンニバルを演じるのはジョージ・ペパードさんで、シブいおじさんでしたね。代表作はオードリー・ヘプバーンと共演している映画『ティファニーで朝食を』(1961年)ですね。
この名前の元になったカルタゴの将軍:ハンニバルは、未だにこの地方では英雄とされている。チュニジアで流通している5TND紙幣に肖像が使用されているらしいが、5TND紙幣自体を見かけなかったな。。
バスに乗り込むと、添乗員さんから「阪急交通社からのささやかなプレゼントです!」とこのイチジクが入ったクッキーを1人1個ずつ頂きました。
スースのホテルに到着!
バスで約10分程移動し、本日と明日連泊するホテル「Marhaba Royal Salem Hote」に到着しました。
その様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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