イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-8日目
ナポリ 夜の観光
アマルフィにて
阪急交通社(トラピックス)の「おまかせイタリア大周遊10日間ツアー」もこのアマルフィが最後の観光。これからナポリに向けて帰ります。
バスを待っているとお腹がポッコリと出ているオジサンを発見!すると日本から来ているお腹ポッコリ・オジサン軍団が絡んでいきます。
一番左のオジサンはフランスから来ているみたいで、日本人の片言の英語がなかなか通じませんが”ボディーランゲージ”でなんとか話をし盛り上がります。
言葉は通じなくても、意思・思考は通じる!ちなみにこちらの2人は同じ65歳でちょっと意気投合。歳が一緒って何気に繋がりを感じてしまう。
ミニバスでナポリへ移動
来る時に乗ってきたミニバスでまたナポリを目指して移動します。その車内で先程アマルフィで購入したレモンチェッロの味見をします。こちらのハイヒール型の瓶はそれだけでもインテリアになる程、可愛らしい!
バスで約1時間半の移動。
ウトウトしてしまったバスの道中、気付けばナポリ市内に入ってきました。一気に交通量の増えています。
雑雑としていて、混雑が似合う街のナポリ。
案の定、道は渋滞ばかり。渋滞が多い街や国はそれだけで経済損失をしている感じがしてしまう。。
ナポリのサンタルチア地区にて
渋滞を抜けて、ナポリのサンタルチア地区に到着。向こうには卵城と言われるお城がライトアップされて見えます。
卵城(Castel dell’Ovo)
こちらは通称”卵城”といわれる要塞跡。
ナポリにあるお城の中で一番古くに建てられた。元々は古代ローマ時代に別荘として使われ、その後教会となり11世紀にノルマン人によってナポリが支配されていた時期に海上の要塞として改築された。そしてナポリの支配者が変わる毎に改修されていき今に至る。
ちなみに”卵城”の由来はこの城の基礎(地下?)に”卵”を埋め込み「この卵が割れる時、ナポリに災いがもたらされる」と言った古代ローマの詩人の話が伝えられて、そこから来ているそうだ。
レンタサイクルでしょうか、2人乗りの自転車も用意されています。カップル用にはいいかもしれませんね。
ナポリの夜景
「ナポリを見てから死ね!」ということわざをあるらしい。世界中には見ないといけない景色・絶景が沢山あるので簡単に死ねませんね。。
ちなみにこのナポリの夜景は”世界三大夜景”の1つとされているそうで、他は香港・函館だそうです。香港の夜景は以前に見た事があるので残る1つの函館を見ないと死ねませんね(笑)。
この辺りはナポリでも高級地で治安は良さそうな場所。
この付近のホテルはそこそこのお値段らしい。やっぱり海が近い場所は人気なんだな。
発光する風船を持った物売りがその辺を歩いている。
イタリア最後の夜。
レストラン会場はこの付近だそうだ。
最後の最後までイタリアを満喫できるツアー。ナポリの夜景で締め。
ちょっと夜になると肌寒い気温になるので、テラス席はどうなのかと少し思うが。
ここのライトアップされたテラス席があるレストランに入っていきます。
最後にピザもいいのだけど、年齢層が高いツアーだしピザはもう2回も食べているのでもう出ません。
夕食レストラン会場に入る
こちらのテラス席のレストランに入っていきます。
Rossopomodoro Napoli(レストラン会場)
我々の席はテラス席であったが、寒くなっても営業できるようにビニールで仕切られていて暖房設備も完備されている。
まずは恒例のドリンクのオーダー。添乗員さんがそれぞれのドリンク代をアナウンスしていきます。
福知山のオジサンと弁護士オジサンと同じテーブルで”最後の晩餐”はビールで締めようという事に。ただ福知山オジサンは現金がなくなってしまったので「ビールは我慢するわ」との事。
イタリア最後のビールのお出まし。最後までビールの旅です。ちなみに弁護士オジサンの頼んだビールは日本語の入ったアサヒビールのジョッキで出てきて、イタリア感が少しありませんでしたが。。
こちらはテーブルセット。
まずは前菜に野菜が出てきます。これにはホッとする。
それからローストビーフとポテトが運ばれてきます。こちらがなかなか美味しく、ビールもあっという間になくなってしまいます。
という事でこの旅、最初で最後の”ビールのおかわり”を頼みます。福知山オジサンも弁護士オジサンに「最後だからおごりますよ!飲んで下さい」と言われるも「俺は借りを作るのが嫌いなんで」と拒否していたが、弁護士オジサンの再三の推しに「じゃ日本円で返すわ」と根負けし三人で改めてイタリア旅での出会いを祝して乾杯をする。
今まで旅をした話になり、南米に行った時のウユニ塩湖の絶景写真や動画などを見せるとかなり興味を示していたオジサン2人。酔いも入り、このテーブル男3人で盛り上がっていると横側はいつの間にか日本人の団体ツアー客でいっぱいになっていた。
よく見ると昼間にカプリ島のボートで出会い、それからアマルフィ海岸線でも遭遇したクラブツーリズムのツアー客でした。勿論ボートに乗った時に記念撮影をした娘さんもこの中に居てます。
□POINTこのクラブツーリズムの団体を見ているとやっぱり普通のツアーのダメな点な見えてきます。それは9日間ツアーで向こうも最後の晩餐なのですが、全然盛り上がっていません。毎食ずっとペアでテーブルを挟んでいるので、他の人達との交流が少ないのです。だから新しい会話もなく盛り上がりに欠けるのでしょう。
それに比べ、こちらのテーブルは(オヤジ3人組だったからかも・・・?!)下ネタまで飛び出して大盛り上がり。1人旅ツアーの醍醐味である”全く知らない人と交流をする”というのが、いいスパイスとなって色んな新鮮な話題で盛り上がれるのです!
そうしている間に楽しい時間はあっという間に過ぎていく。気付くとテーブルにはデザートが出てきている。
弁護士オジサンも最後の晩餐を記念に写真撮り。iPhoneの一番容量の大きいサイズを買っているらしく、旅の道中も所々を動画で熱心に撮影していた。「そこまで撮って後で本当に見るのだろうか?」と思う位であった。。
楽しい最後の晩餐も終了。レストラン会場を後にして連泊するホテルに向かいます。
ホテルにて
昨日スーパーで買った500mlのビールを飲む。今日は無難に栓抜きで開けたので、飲み口はキレイ。このビールを味わいつつ、イタリア最後の夜が過ぎていくのであった。。
この続きはまた次回に!
↓↓イタリア旅行記:初回↓↓
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