美味しい十割そばを堪能し、名勝「仙巌園」を訪れる編-西郷どんと鹿児島周遊旅行記-16

【鹿児島周遊旅行記】4日目

【個人旅行】2019年10月13日~16日

 知覧で十割!

知覧にある武家屋敷群を歩き回っていると、このようなお蕎麦屋さんの旗を発見。ちょうど昼時だったので、そろそろお腹も空いてきた。

 

建物の雰囲気もいい感じで古そうな日本家屋だったので、試しに入ってみる事に。

 

 十割そばを食べる!

蕎麦屋さんの店内は、普通に昔ながらの古そうな日本家屋そのままな内装。ここで昼食を食べる事にする。まずはビールを頼む。やっぱりこれがあるとないで、昼食の美味しさが変わるのでね。

 

昼時だったけど、我々意外にはお客さんはおらず・・・ほかにテーブルが2席あった。店内はエアコンはなかったけど、扇風機がありそれだけで充分に快適だった。

 

なんとも質素な店内、まさしくおばあちゃんが住んでいる家のような雰囲気がする。

 

そして待つ事10分ほどで運ばれてきたそば定食(1200円)。知覧で食べるだけあって、とても美味しそうな感じがする!

 

普段よく食べる普通のそばに比べると、平べったく麺が短い十割そば。

 

そば湯と共にひじきもでてきます。こういったおばあちゃんがやっているお店のひじきは、とてもいい味を出していそうだ!

 

それでは「いただきま~~すっ!」って感じで、まずは西郷どんが十割そばを食べ出します。

 

そばも普通に食べるだけではなく、こういった日本家屋で田舎の雰囲気の中で食べるとまたいい感じである。

 

何だか懐かしく感じる栗ご飯である。黒ゴマが入っているだけで、彩りが豊かにも見える。

 

そんなお蕎麦屋さんで美味しく十割そばを頂きました!!

 

デザートは和風の餅っぽい。上には餡子が載っていて、甘すぎなくていい感じ。

 

 名勝「仙巌園」を訪れる

そんな十割そばを堪能した後は、世界遺産にも登録されている島津家の歴史が凝縮した庭園である「仙巌園」にやって来ました。


名勝「仙巌園」

住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1

 


入口で入場料を払って、敷地内に入って行きます。ここは先程の知覧とは違って、観光客が多い場所のようだ。

 

この仙巌園には世界文化遺産に「明治日本の産業革命遺産」として複合認定されている場所である。ちなみにこの複合認定は8県にまたがっている。

 

こちらは「旧集成館反射炉跡」で鉄製大砲の鋳造の為に造られた建物跡。1851年に薩摩藩主に就任した島津斉彬が海外からの脅威に対して、近代化を推し進めた。輸入に頼っていた武器や軍船を自前で造る為に着手されたのである。

 

ちなみにこちらは入場チケット、御殿まで入れるのは大人1500円。

 

薩摩藩11代目藩主である島津斉彬は諸外国から国を守る為のインフラ整備と新事業の工場群を「集成館」と名前を付けて注力した。1865年には五代友厚・寺島宗則・森有礼らが参加する使節団と19名の学生で構成した「薩摩藩遣英使節団」を欧米諸国に派遣し、先進技術を学ばせた。五代友厚は大阪の大阪証券取引所前に立っている銅像にもなっている人物である。ちなみに今初めて、大阪中ノ島にある日本銀行大阪支店が彼の邸宅跡だった事を知った。。

 

そんな先見の明を持っていた島津斉彬が近代化の日本を担ったといっても過言ではなさそうだ。まずは入口を進むと右手にお土産物屋さんコーナーが並んでいる。まだ建物が新しいので、最近改装されたような感じだった。

 

こちらは”示現流(じげんりゅう)”という、戦国時代に武将・剣豪として活躍した東郷重位が元祖で薩摩藩を中心に代々伝わる剣術である。その剣術の練習ではこのように立てられた木に向かって木刀を左右から振り下ろす訓練を行う。その為に木刀が当たった箇所が段々と削られて、このようにその部分だけが細くなってくるという。

 

ちなみに刀を打ち込む時は大きな声をあげて、刀を振りぬく。

 

ここに置いてあったパネルは2010年に公開された映画『半次郎』のもので、2009年にここでロケも行われたという。「オイどんが戦う意味は、必ずや誰かに届く~!」という感じの”西郷どん”である。

 

歴史的な建物群が世界遺産に認定されている歴史的な場所であるが、それよりも目を奪われたのが綺麗な緑というか日本庭園。

 

特にこのような松の木。これも単にここに植えた松の木が、自然とこういう形になった訳ではなくて誰かがこのような形になるよう矯正して出来上がった形である。

 

この「仙巌園」という名前は庭園内の奇岩が、世界自然遺産にも登録されている中国竜虎山の仙厳に似ている事から名付けられたという。

 

この広大な庭園は江戸時代1658年に島津家第19第当主である島津光久が、別邸として造らせたものである。それにしてもとても美しい松である。

 

南の玄関口として日本と海外を繋ぐ場所であった薩摩の国。この庭園のスケールがそんな力を持っていた事を教えてくれるような気がする。

 

2018年の大河ドラマ「西郷どん」でこの門を使ったシーンが撮影されたそうな。渡辺謙が演じた島津斉彬役がちょうどまさにこの場所に立っていたようだ。

 

こちらの門が「錫門」と呼ばれていて、元々江戸時代には正門として使われていた。ちなみにこの門は当主とその跡継ぎだけしか通る事を許されていなかったそうだ。

 

こちらが御殿で当主が別邸として滞在していた場所。前まではツアーガイド付きのコースでしか中は見学できなかったそうだ。ちなみに一般料金とは別料金が必要ですので。

 

 「仙巌園」御殿の見学

入口で靴を脱いで用意されているビニール袋に自分の靴を入れて、館内の見学です。基本はフリーに見て回れますが、一日数回は現地ガイドさんが説明してくれる時間もあります。せっかくだったら説明有りの方が分かり易くていいと思います。

 

御殿内はレッドカーペットのように赤じゅうたんが引かれています。

 

館内にはこのような釘隠しがあったそうですが、全然探しすらしませんでしたね・・・。

 

この御殿は明治時代には当主の本邸として使われる。1884年に改装が行われるが、現在はその当時の規模に比べると1/3になっているという。

 

内側には綺麗に手入れされている庭がある。こういった家ではペットは飼えないだろうな・・。

 

現代では消火栓なども設置されている。木造の建物だけに焼失したら大変だしね。。

 

島津家の家紋が入った灯篭。なんとも雰囲気がある。

 

島津家の歴代当主達や色んな要人が歩いていた廊下を同じように歩く。

 

するとちょっと広い間が出てきた。何かが置かれているようだ。

 

手前には蒸気機関車っぽい模型のようなものが見える。何だろうか??

 

大河ドラマ「西郷どん」で撮影された事についての説明。

 

こちらは今ではすっかり世界的なスターになった渡辺謙が「西郷どん」撮影時に来ていた服装である。

 

こちらは島津斉彬が開発させた電信機。

 

こちらは蒸気機関の模型、薩摩藩は国力を上げる為に西洋の技術を取り組んだ。

 

鹿児島は外国との玄関地として、諸国と交流があっただけにロシア皇帝にも贈り物をしていたようだ。

 

本物はロシアのエルミタージュ博物館が所蔵している薩摩焼の壺。1896年にロシア皇帝に贈られた時の物を当時の壺焼き職人のひ孫が2018年に複製を作ったという。

 

ひ孫にまでその技術が受け継がれているってのも地味に凄いね。でもこれってここから見てるだけだが、蓋は開かないハズ。

 

もし蓋が開いてもこんな豪華な壺なんて、よう使わないと思うけど。。もし召使に触らせて割られてしまったら、打ち首とかになってそうな。。となると大きいだけで邪魔なものになるのかな。ただ皇帝とかだと置き場所がいくらでもあるので、こういう大きな壺を貰っても困りはしないだろうけど・・・。

この続きはまた次回に!

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