【鹿児島周遊旅行記】2日目
【個人旅行】2019年10月13日~16日
本当に日本一??
鹿児島県の出水市にある江戸時代に造られた出水麓武家屋敷群を訪れています。有料で見学できる施設・武家を見学した後は、武家屋敷群内を散策してみます。まずはこちらの神社に寄り道します。
諏訪神社にお参り!
本殿の前では獅子が出迎えてくれます。モコモコな毛並みのようです。
ちょうどこの前後にイベントがある為か、テントと椅子が多数並べられていたけどこの時は全然人が居なかった。
10月中旬の鹿児島だけど、そこそこに日差しは強かった。もっと真夏に来たらもっと暑かっただろうが。
そして真面目な鹿児島県民の”西郷どん”はお参りをしている。イカつい顔の割には真面目そうな性格の”西郷どん”である。
神社などに行くとほぼ必ずと言っていい程にお賽銭を入れる”西郷どん”。”義理堅く恩義を忘れない鹿児島県民”らしく、やっぱり西郷どんは鹿児島県民なんだと実感する瞬間。
そんな境内には”安産祈願”の象徴でもある「子宝犬」の像が置かれています。犬は多産でお産が人間に比べるとだいぶ軽く済むので、安産の縁起を担いで祀られています。少々ドライな性格と言われるボクは、こんな縁起物は全然信じていないので触りすらしません。
それで済むなら警察は必要ありませんからね!
こちらはおみくじ箱。ボクは全くおみくじに興味が無いけど、”西郷どん”は是非引いてみたい様子。
”西郷どん”がおみくじを引いてみた結果は・・・・「吉」。なになに・・旅行は”さわりなし、よろし”と書いてある。それにしても何とも微妙な表現で書かれているので、これが参考になるなんて全然思えない・・。
運勢は吉でもドヤ顔気味の”西郷どん”。鹿児島県民だけあって真面目なので、普段は遊び気分が少なく笑顔も少ないのかな?!
そんなおみくじは色んな所に結ばれています。中にはこんな木にも結ばれていたりと皆さん、やりたい放題・・・。
境内には木々も多くあり、丁寧に管理されているのが見て取れます。
そんな人々から愛される「子宝犬」から見える景色。とりあえず鳥居の方を見ているようだ。。
こちらはこの辺の家でも有力な地主の「伊藤さん」宅。
ただしここは一般家庭なので立ち入りすると、住居不法侵入となるのでご注意ください
こちらは素っ気ないデザインのマンションが武家屋敷群内に造れないとあって、屋根を瓦造りにした”武家屋敷風マンション”。苦肉の策のような気がするけども・・・・。
ちょうど気持ちいい時期に行ったからか、天気もよくて風も気持ちよくて、静かで気分のいい武家屋敷群。
さすがに現代ではこの道で車が通ったりする。ただそういった車が通るのを見ると、何かいい武家屋敷群の雰囲気が急にシューっと萎んでしまう感じがしたけど・・・
篤姫ロケ地「宮路邸」を見学
そしてこの武家屋敷群でもう一軒、平成20年のNHK大河ドラマ「篤姫」でロケ地として使われた家を訪れる。
こちらは江戸幕府13代将軍、徳川家定の正室であった篤姫のシラスで造った像である。
この家が篤姫とゆかりがある訳ではなく、ただ単に撮影で使われた場所なだけみたい。
この篤姫は鹿児島出身で徳川家に嫁ぐ事になる。この大河ドラマ放送時は地元鹿児島では他の地区に比べて断トツに視聴率が高かったという。
こちらは無料で入れるけど、敷地内だけで屋内には入れない。ただ屋内は普通にちょっと前まで人が住んでいたような感じだった。
ただ人が住んでいる感じはしなかったけど、庭は手入れされていた。
この辺で大河ドラマのロケ時には高橋英樹が扮する島津斉彬役が歩いたのであろう。
そう言いつつもボクは大河ドラマには一切興味が無くて、今まで全然見た事がないのだけど。。
この家の周りを一周してみたけど、特に何もなく普通の家のような感じ。家の中はカーテンが設置されていたりと普通に生活感があった。
錆びた郵便箱にはダイレクトメールが無造作に詰め込まれていたが。。
最近は人が住んでいないのか、辺りには蜘蛛の巣が張り巡らされていて家の周辺を歩いていると、蜘蛛の巣が引っ掛かる。。
玄関前に張られていた蜘蛛の巣、詰め込まれたダイレクトメールが入った郵便箱を見ているとここ最近人は住んでいないのだろうという印象を受けた。
そして13時を過ぎてお腹が空いてきたので、周辺を歩いて何かいい店が無いかを見てみる事にする。
坂道を降りて行くと、先程まで見学していた武家屋敷群の方向を示す案内が置かれていた。
道端にはこんなボロボロな自販機が置かれていた。どれだけ昔のものなのかな?!
日本一のお地蔵さまとは?!
こちらには何と「日本一」と表示されている。ただ何が日本一なのかは、ここから見ているだけでは表示されていないけど・・・。
そんなお地蔵さまを見る為には右側にある階段の参道を登っていく必要がある。
そんな頭上の提灯にはアサヒビールの文字が目立つ。
続いての提灯にはレーベンブロイやバリャリースなどの文字も見える。
アサヒビール系の飲料の名前が目立ち、どうもこの神社のスポンサーにはアサヒビールが付いている可能性が高く感じられる。
階段を登っていくと、左側にお地蔵さんが並んでいる。でもここにあるものは日本一のお地蔵さんではないようだ。これでは全然インパクトが無いのでね。
ここは八坂神社、全国にある八坂神社の総本山は京都市東山区にある八坂神社が総本山とされている。
八坂神社の境内に入ると、それらしきお地蔵さんが見えてきた。果たしてこれが日本一のお地蔵さんなのか?!
そう、コレが日本一のお地蔵さんです。でもこれぐらいの大きさだったら、日本国内に匹敵するような大きさのお地蔵さんがあってもよさそうな感じだけど。。
”顔が日本一真っ平なお地蔵さん”でも通用するかも?!
ちょっと高台にあるので、風通りがよくてここも気持ちいい場所。
八坂神社内の景色 動画
こちらのお地蔵さんは大正末期に作成されたもので、大きな一枚岩から彫られたもので頭から足までは2m60cmで、下の土台から測ると頭までは4m20cmもあるそうだ。
ここは結構風が強くて、そんな風に翻弄される鳥居横に設置されている旗。
あれっ?? 来た時は5体だったお地蔵さんが1体増えて6体になっている?!
その動くお地蔵さんの正体はというと・・・・”西郷どん”でした・・orz
う~ん、条件付きの日本一だったようで少々残念な感じ。。それと空腹が襲って来ていて、さっき見たような錆びれた自販機が平然と設置されているこの町に美味しそうな昼食を提供してくれるお店があるのかと不安がよぎる・・・。
まあお地蔵さんが大きいからって、それに比例するご利益がある訳でもないし。
「大きさではなくて、大事なのはあなたの心です!!」
そう、お地蔵さんからのメッセージだったような”日本一のお地蔵さん”でした。
この後の様子はまた次回に続きます!
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