【トルコ周遊10日間ツアー】5日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬
いつ着くの?コンヤ!?
コンヤに向けて移動
朝にパムッカレの世界遺産ヒエラポリス遺跡&石灰棚の観光を早々に終えて、一路トルコのアナトリア地方にあるコンヤの街を目指してバスで移動します。
トルコではほぼ晴天。やっぱり海外旅行中は晴天であるに越したことはない。景色の写真を写すと、青色が映えてそれと共に緑も引き立つし。
こちらはバス最前列で楽しそうにフロントガラス越しの景色を見ているオジサンの副業の名刺。元々は消防士らしく、それをリタイアして趣味でバリ島で観光会社を個人で立ち上げて、細々と営業しているそうだ。バリ島もこういう現地ツアー会社の縄張り争いがあって、空港とかでは客引きが行えずにレストランやバーで地道に営業活動を行っているそうだ。
そんな”バリ島”オジサンより、PR写真と動画が届いたので掲載します。個人的には1人で行くのも面白くないのでスペイン&ベトナムで一緒した”岡ちゃん”を誘おうと思ったのだが、この度結婚する事になり奥さんから海外旅行は今の所NGになっていて行けないとの返事・・・。
でもいつの日か、行きたいバリ島。
そしてせっかく知り合えたのでこのオジサンの会社を使って現地で遊びたい!
バスに揺られる事、約5時間程でやっとこさコンヤの街に入ってきた様子。
コンヤの街は人口約120万人で、トルコでは第6の規模になる。そこそこ大きい都市である。
コンヤでは2011年に首都アンカラまでを結ぶ高速鉄道が出来た事により、従来は10時間かかっていたのが1時間半程に短縮されたそうだ。
コンヤの街の景色 動画
コンヤと言えば中央アジアのバルフ地方(今のアフガニスタン北部)で生まれたイスラム神秘主義者ルーミー(メヴラーナ)がコンヤに定住し、1273年に亡くなるまでトルコを代表する神秘主義教団であるメヴレヴィー教団を開いた街でもある。その教徒の回旋舞踊が有名で、街中には至る所にその像が置かれている。
今夜コンヤで泊まるホテルが見えてきました。先に立ち寄ってトイレ休憩をするようです。
グランド・ホテル・コンヤに立ち寄る
まだこれから観光があるので、ここではトイレ休憩だけ。
五つ星ホテル★★★★★
【グランド ホテル コンヤ】Grand Hotel Konya
住所:Akademi, Yeni İstanbul Cd. No:231, 42130 Selçuklu/Konya, トルコ
このホテルも大阪トラピックスのツアー人達や読売旅行の人達も宿泊するが、ほぼ同タイミングでホテルに到着。旅行する日程はほぼ同じみたい、なので至る場所で会います。ここまで会えば、そりゃ1人位は仲良くなりますよね。
ホテルのエントランスには先程説明した”スーフィーの回旋舞踊”の人形が置かれている。
バスの中でもこれについての説明があったので、その像を前に興味深々の奥様方。
このようにスカートのような服を回転させて、ヒラヒラさせ右手を挙げた感じで回転する踊りだそうだ。
こちらはYOUTUBEにアップされていた”スーフィーの回旋舞踊”です。興味ある方はご覧下さい。
そろそろ手持ちのトルコリラが心細くなってきた人は、ここでも両替をしていました。ただし日本円用資金をホテル側があまり持ち合わせていない事が多い為に、多額の両替は出来ずに5000円程の両替だけだったらできるそうだ。
バスに再び乗り、コンヤの観光へ向かう
グランド ホテル コンヤでトイレを済ませて、再びバスに乗り込みます。これからコンヤ市内の観光に向かいます。
コンヤの街の景色 動画2
コンヤの街の景色 動画3
コンヤではトラム(路面電車)が走っていて、比較的綺麗そうな街並み。
バスの窓から見ている分には住み易そうな感じがする街。しかし”尖った思考”を持つ現地ガイドさんは「この地方に住む奴は運転が荒いので、運転時はとても注意する必要がある」と言っていたな。。
トルコでもオートバイを運転する時はヘルメットが必要。しかし街中を走っているバイカーの大半はヘルメットを着用していなかった。現地ガイドさん曰く「まあそれは自己責任で、もし事故った時が大変なだけです」との事。
コンヤの街の景色 動画4
途中高架になっている橋を進む。下には線路が見えて、これが例の高速鉄道の線路のようだ。大都市間の輸送時間が大幅に短縮されると、急激に都市の発展が進む。トルコはこれから注目の経済大国になり得る国であると感じた。
それにしても天気のいいトルコ。絶好の観光日和、多少は暑いけど、雨が降るよりは全然マシ!
途中、自転車で走っている人を見かける。意外とトルコではあまり見かけなかった光景。国土が広いから自動車に乗っている人の割合が高いみたい。
今日はこれからメヴラーナ博物館とインジェミナーレ神学校の見学をします。
コンヤの市内に入ってくると色んなオブジェも見えてきます。緑が溢れて、いい感じの街の雰囲気が漂ってきます。
道端では原チャリに奥さんと小さい子供を乗せて、3人乗りをしている家族連れの姿も見えます。赤ちゃんも後ろに座っている奥さんが抱えているだけ・・・と何ともデンジャラスな。。
イスラム神秘主義の影響で、アナトリア地方では随一の宗教都市であったが、1927年にアタチュルク大統領によってイスラム神秘主義教団は解散に追い込まれる。しかし今でもその名残が残った街のコンヤ。
絶対ツアー参加者のオジサン達は「今夜はコンヤに泊まる予定!」とか、冗談を必ず誰かが言いますので面白くなくとも愛想笑いでも返してあげてくださいね。
街には当然ながらイスラム国の建物が溢れている。
インジェミナーレ神学校に到着
こちらでバスを降ります。この中央に見えているのがインジェミナーレ神学校で、現在は博物館になっている建物です。
【Stone Works Museum of Fine Minaret】
İnce Minare Taş Eserler Müzesi
住所:Hamidiye, Alaaddin Blv., 42060 Selçuklu/Konya, トルコ
真ん前にバスが止めれなかったので少し歩きます。この周辺はとても人通りが多い。
1267年頃に建造されたイスラム神学校。インジェ=細長い、ミナーレ=尖塔という名前の由来。元々この建物にあるミナレット(ミナーレ)は今の3倍程の高さがあったらしいのだが、1901年に落雷が落ち現在の高さになってしまったそうだ。
33歳という歳の差を感じさせない、ナイスコンビの誕生。自分の親父と同い年の”お父さん”とツーショット!これからまだ残る旅行の中で更にこの”お父さん”との絆は深くなるのであります。
結構その時によって、機嫌が変わる感じの現地ガイド。「トルコ人は変人チックな面を持っている」と説明していたが、それが何となく理解できたような。
人口が約120万人の都市だけあって、中心部では人が溢れる。
ここでは写真ストップだけだったが、街歩き&ショッピングにするにはいい感じの場所そうだった。
インジェミナーレ神学校の景色 動画
こちらの正面にはアラビア語のコーランの文字や幾何学模様が刻まれているという。すごく細かい装飾である・・・。ちなみに今は彫刻の博物館となっている。
ここインジェミナーレ神学校は写真だけなので、足早に次に場所に向かいます。
コンヤの中心地はとても綺麗な感じ。新市街地が広がっている感じでしょうか。
こちらの墓地の真ん前でバスを降ります。
これから行くメヴラーナ博物館は、コンヤに立ち寄った観光客が必ず来る場所なので混み合います。ここでも他の観光客団体と何組か遭遇します。
”双頭の鷲”のマークがあります。この紋章は主に東ローマ帝国やその関連したヨーロッパ国家や貴族などで人気があります。
イスラム教では最後の審判によって人が生き返るかもしれないので、火葬はせずに土葬しています。でも死者が甦ったら、それはそれで怖いけどね・・・。
ここでもまた大阪トラピックスのツアー団体と遭遇します。毎回大きな声で挨拶していると、向こうの添乗員さんもボクを見かけると「お疲れ様です~~!」と声を掛けてくれるようになりましたね。
こちらは背面にトルコ国旗を付けて日除け代わりにしているのか? 身体障害者用の電動スクーター。
メヴラーナ博物館に到着!
そしてコンヤのメイン観光地、メヴラーナ博物館にやっと到着します。パムッカレを出発して、かれこれ7時間で到着。。
入口では金属探知機による荷物検査があります。
こちらがそのメヴラーナ博物館の建物。さっきのホテルに像が置いてあったように、独特な回旋舞踊のメヴラーナ教団:創始者メヴラーナ・ジェラルディン・ルーミーの霊廟(お墓)です。
その建物の前では、観光地に付き物のその都市の名前のアルファベット・オブジェがあります。こういうのを見かけると写真を撮らずにはいられません。。
この様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓トルコ周遊旅行記:初回↓↓
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