”誘惑のトルコ”ツアー旅行記ブログ-9 イスタンブール-トプカプ宮殿②編


【トルコ周遊10日間ツアー】2日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬

油断できない生活!?

 ハレム(元宮殿跡)の見学

引き続きイスタンブールにあるトプカプ宮殿という元宮殿跡にある、ハレムという昔の王様達が過ごした建物跡を見学していきます。

 こちらの奥の壁には絵が描かれていたようですが、損傷が激しく残念ながら剥がれ落ちています。。

こちらの天井のハニカム構造は、正六角形を隙間なく並べた構造である。ちなみにハニカムとは英語で「蜂の巣」を意味する。

そしてこちらは豪勢な手洗い場。

こちらの間は「スルタンの浴室」で、入浴中に敵に襲われる事を想定し何と風呂横に柵が設置されているのだ。それにしても何ともお洒落な柵である。

天井はこういった感じで、主に自然光を取り入れた場所であったようだ。

こちらの間には風呂だけではなく、更衣室・マッサージ室・休憩室とかもあったそうだ。勿論ここでもハマムもやっていたようだ。

それにしても一番無防備になる入浴時を守る柵が、その時代の物々しさを表している。周りは敵だらけで、身内も信用してはいけない時代だったのであろう。

それだけ警備が厳重な建物でも、やっぱり王様達はお風呂に入りたかったのだろう。それだけ当時でも欠かせなかったお風呂。どの時代、どの国の人にも重要だったのだ。

こちらにあったのは浴槽ではなく、サウナ風呂だったようだ。

そんな風呂跡を見学後は次に進みます。

 「スルタンの大広間」に進む

この場所はスルタン(王様)が親しい友人や側近を招いて持て成した、ハレム内でも最大の規模を持つ部屋。

こちらに置かれた絨毯は年代物でとても価値がある代物のようだ。絨毯はいいものだと百年以上は使えるという。これだけの歴史的な建物に敷くならいいけども、単なる個人宅に置くにしては豪華すぎる。。

でも絨毯屋さんのオジサン達は平気で「イイ物は孫の代までも使えますよ!」という決め台詞を使って勧誘してくるのである。

ここにはドイツ皇帝ヴィルヘルム2世から贈られたという”金張りの肘掛け椅子”が置いてある。ヴィルヘルム2世は第一次世界大戦時にオスマン帝国と同盟を結んでいた時代のドイツ皇帝。

豪華な天井裏の装飾。こういうのが大好きなオスマン帝国の建築家。

 スルタンの大広間の景色 動画

ここの広間はとても豪勢。恐らく一番金銭的な価値があるのは、この中央から吊るされたシャンデリアかな?!

タイルはオランダ製と、凝った内装になっている。

こちらの間にある鏡はヴェネチアングラスから造られていたりと、各国の高貴な工芸品で華どられた部屋。当時の外交関係が垣間見れる瞬間でもある。

こちらはイギリスのヴィクトリア女王から贈られた時計。このヴィクトリア女王は先程金張りの肘掛け椅子を送ったドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の母親である。

なおこの時計は9時5分で止められている。これはオスマン帝国が滅びた後に”トルコ共和国を建国した父”と呼ばれる初代大統領アタチュルクが亡くなった時間である。新宮殿と言われる「ドルマバフチェ宮殿」にある時計はすべてこの9時5分を指したまま止められているのである。

このハレムでも一番豪勢な部屋で、スルタンは一時的に気を抜いて気の合う仲間達とリラックスして楽しんでいたのだろう。

次の部屋に向かう廊下には壁中にタイルが敷き詰められている。

こういった空間にも美を追求して、色んな装飾を施していたようだ。

次々と部屋を見て回るのでじっくり見ている時間がありません。気になる部分はシッカリ写真を撮って残しておきましょう。

 「皇子の部屋」に入る

続いて入ってきたこちらの部屋は「皇子の部屋」と呼ばれる、12人の皇子達が生活していた場所だそうだ。

窓は格子というよりはハニカム型の格子になっていて、拘束感は感じられなかった。

この皇子の部屋は2部屋に限り公開されているようだ。

跡取りとなり得る子供は大事にここで世間と隔離されて、監視下に置いていたようだ。

ただし、彼ら皇子達はお気に入りの女官と過ごす事が出来たそうだが、その女官との間に子供を作る事は禁じられていたそうだ。

迷子になりそうなハレム内。

それにしても「こんな天井裏の装飾って、どれだけ時間が掛かるんだろうか?!」と考えずにはいられない。。

ベッドが何個かあるので、ここは相部屋で皇子達は暮らしていたのだろうか?!




 皇子の部屋の景色 動画

イスラムによく見られる、左右対称の幾何学模様。

皇子達も一般人には理解できない生活があったのだろう。しかも生まれた環境下で強制的にそう生きないといけない。自由も自分の意思も関係ない生活環境。

そう思うと一般庶民として生きれる事に幸せを感じる!!

ハレムも実際に見学してみると、王族の生活の大変さが理解できた。

外に繋がっている空間がある場所に出てきた。「寵姫たちの中庭」と呼ばれる場所。

こちらの建物はハレムの女性達が外気を浴びれる場所であった。周囲の木造の部屋に彼女達は生活をしていた。

「寵姫」とは君主の寵愛する侍女や愛妾の事。ここの窓の格子は何とも言えないデザインになっている。

高台にあり、眺めのいい場所。ここで寵姫たちがお喋りをしつつ、自分達の地位向上のチャンスを虎視眈々と狙っていたのだろう。

オスマン帝国を象徴する花はチューリップだが、薔薇も好まれていたようだ。

そんな部屋などを見ながらドンドン進むのである。

トルコに着いた初日から、ブルーモスク、アヤ・ソフィア、トプカプ宮殿と3つも入場観光を続けてきたので人によってはそろそろお疲れのご様子。

こちらはパン工房があった部屋だそうだ。



ちなみにこちらはトイレだとか。

そんなパン工房には全然興味を示さないツアー参加者一同。。早くこの場所から出たいような・・・。

そんな思いが通じたのか、やっとハレムの出口に辿り着きます。

ビザンチン時代の建物が残るイスタンブール。

やっとハレムの見学が終わって、ホッする。しかしイスタンブールは見所が多くて2日あっても全然足りない位の都市。

イスタンブールの観光は、トルコに着いたこの初日と最終日のみ。しかし最終日は午前中のみの滞在となり、オプションで”ボスポラス海峡クルーズ”が入っている。この時点ではまだオプションの申し込みはしていなかったがクルーズ自体に興味が無く、あまり乗り気ではなかったので最終的にはオプションを申し込まず自由行動をする事となる。

こちらの穴からは地下水を組み上げる事が出来たそうだ。

この辺りには宝物館があり、「トプカプの短刀」という国宝級のお宝も展示されているそうだ。

この様子はまた次回に続きます!

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