”誘惑のトルコ”ツアー旅行記ブログ-1 事前準備&クチコミ編

トルコ周遊旅行編

 

バルカン半島訪問後、7月中旬にまた海外へ旅立ちます。

お次の国は・・・

『トルコ共和国』(Republic of Turkey)!!

 

ちなみにトルコ語では『Türkiye Cumhuriyeti』(テュルキイェ・ジュムフリイェティ)となり、通称はこちらのTシャツにもあるように『Türkiye』(テュルキイェ)と呼ばれている。なお日本語の漢字では「土耳其」と書く。

 

そして今回も「阪急交通社(トラピックス)」さんの”1人参加限定”ツアーでの参加となります。

 

【お一人様限定】トルコ周遊10日間(成田発カタール航空)

 

 トルコでは5つの世界遺産を訪問します

【世界遺産】

①イスタンブール歴史地区

イスタンブールは元オスマン帝国時代の首都であり、ヨーロッパ側とアジア側にも属した約1400万人が住む世界有数の都市である。旧市街地と新市街地に分かれていて、また大陸を分けるボスポラス海峡でのクルーズ遊覧は人気である。

 

②トロイ遺跡

「トロイ」って聞くと思い浮かぶ言葉が「トロイの木馬」。世代によっては同じ「トロイの木馬」でも、こちらの馬の形に作った木馬を思い浮かべる人もいれば、コンピューター・ウイルスを思い浮かべる人がいると思う。

 

しかしこのトロイ遺跡は、その復元された木馬でもなくコンピューター・ウイルスでもなく約4000~5000年前に都市を形成していた跡が発掘された場所である。

19世紀にドイツ人の富豪「ハインリヒ・シュリーマン」によって、それまでは神話上の話と思われていたこのトロイアの都市跡が発見される。そこには壊されては何回も都市を築かれた跡があり、実に9層もの都市跡が残っているのである。

 

③エフェソス(エフェス)遺跡

トルコ西部の小アジアで最大の古代都市遺跡群である。紀元前に造られたという遺跡が残っており、残念ながら「古代の世界の七不思議」に入っている”アルテミス神殿”は残存しておらず、復元された柱一本だけが立っている。

こちらの建物は世界三大図書館の一つと言われる「セルシウス図書館」である。

 

④パムッカレ(石灰棚&ヒエラポリス)

パムッカレはトルコ有数の温泉地で、段々になっている白い石灰棚から吹き出る温泉が見所の場所。一部の場所では裸足になっての入場も可能だが、滑り易いので歩く際は注意が必要。また近くにある温水の温泉プールでは下にローマ遺跡を見ながら入浴が可能である(水着と入場料が必要)。

 

この温泉が溢れる場所に紀元前190年頃に建造された古代遺跡があり、最盛期には10万人を超える人口が居たと考えられている。ローマ帝王ハドリアヌスもここを訪れ、温泉を楽しんでいたと思われる。

 

⑤カッパドキア

南北50kmに渡り、大昔に火山の噴火によって堆積した火山灰や溶岩が長年の雨などの浸食により出来たとされる奇形の岩々は生で見ると、一層感激する事間違いなしである!

 

別名「キノコ岩」とも呼ばれるが、自然の力の計り知れなさに感嘆してしまう。

 

また現地では上空からその奇形岩群を眺める”気球ツアー”も開催されているので、余裕があったら是非行ってみよう!今回のツアーでも阪急交通社としてのオプショナルツアーは無かったけど、現地会社のオプションで参加は可能だった。

ただし天候状況により中止になる事が多く、参加を申し込んでいたが案の定天候不良により中止となってしまった。ちなみに参加料は22,000円(日本円)でクレジットカードだと23,000円になる。当日は日の出前の朝4時にホテルを出発し7時半頃にホテルに戻る内容との事。

 

トルコ旅行の動機

今年になって既に4回も参加している阪急交通社の『<お一人参加限定>』にハマって、関西から出発する理想なツアーがなかったので成田発のツアーも探す事に。するとトルコ10日間のツアーを見つけて、旅行代金も他の国に行くよりも比較的安価で世界遺産も多く見所の多いトルコを選ぶことに。

 

旅行費用は??

・ツアー基本料金 209,800円 (7月9日出発にて※出発日付により変動あり)
・国内空港施設使用料 2,090円
・海外空港諸税・サービス料等 5,070円
・燃油サーチャージ  0円 (カタール航空は無し)
・国内空港旅客保安サービス料 520円
・予約・発券システム手数料 1,800円
・国際観光旅客税 1,000円
・海外旅行保険(阪急交通社付属分) 9,520円

費用合計 229,800円

ちなみにボクは大阪に住んでいるので、成田空港までの交通費が別途かかります。

 

こちらが自分で手配した関西国際空港~成田空港までの航空券。”スカイスキャナー”で検索し、「Trip.com」の旅行予約サイトよりLCCジェットスターの飛行機を予約。大阪~東京の往復がたった11,446円というお値段。下手に新幹線などで行くよりよっぽど安価。まあLCCと飛行機はデメリットもあるので、単純にお値段だけでは比較できませんけども。

ただしオチとして旅行一週間前に、行きの成田到着時間で「もし2~3時間遅れたら・・?!」と考えてしまい、もう一便早い時間の飛行機を追加で予約(先に予約したのは変更もキャンセルも出来ない・・)。それにより追加出費8,500円。まあ下手に成田空港に着くまでにドキドキしながら一週間を過ごすより、”迷ったら進め!”を教訓に購入しました。

でも一番固いのは”前乗り”です。知り合いの社長は「大事な商談がある時は必ず前乗りする」そうです。今度からはそういう選択肢も視野に入れて考えてみようっと。

 

旅行に行ってみた感想は??

 

トルコを周遊するツアーはトルコが広いからバスに乗っている時間がとても長い・・・なので車内を快適に過ごせるグッズがあれば是非持って行った方がいい!

トルコは広く、色んな文化の影響を受けているので多種多様な遺跡や街があって見所充分で行って後悔はありません!

ツアー料金は安価ですが現地の物価はあまり安くありません。レストランで出てくるビールは一杯500円前後。

ツアーでトルコを訪れると、ツアーに組み込まれているお土産物屋さんに何軒か連れていかれます。中には絨毯屋や革製品屋やトルコ石屋などがあり、高額な商品を買わせる為に軟禁商法を使ってくるので「要らないのであればハッキリ断り、自分でその場で出ていく」行動が必要になる場合もあります。。

カッパドキアの洞窟ホテル「ウチヒサール・カヤ(Uchisar kaya)」でのハマム・マッサージは受けた人全員が「期待外れ!」と口を揃える内容。あくまで”ハマムの雰囲気体験”的なものと考えて、やりたければしましょう!

「トルコは親日」と聞くけどツアーで行くとあまり現地の人達と触れ合える時間がないので何とも言えない。どこの国も一般人は比較的親切だとは思うけど。。

トルコの通貨は?!

トルコの現地通貨は「トルコ・リラ(TL)」。ボクが行った2019年7月の為替では1トルコ・リラは約20円。なのでお買い物の時にはトルコ・リラに20をかけると計算しやすい。

なお「現地通貨への両替はトルコに着いてから空港で」と聞いていたので、トルコのイスタンブールに着いて空港内の両替所にて両替を行いました。すると前に並んでいたオジサンが「2万円だけだとレートが割高になるらしい・・・」という事で、ボクも一緒に2万円を出して合計4万円を両替しました。

 

すると一人分は820トルコ・リラ。これに20円をかけると16,400円と約22%も手数料が取られていました。予想以上の手数料に唖然とします・・・。その後にクレジットカードでのキャッシングサービスを利用した人がいて話を伺うと両替出来た金額は950トルコ・リラ位だったので、ガッカリ。

下記サイトにもあるようにトルコ・リラへの両替は空港の両替所ではなく、クレジットカードでのキャッシングが一番ベターなようです。

 

ただツアーで行くお土産物屋さんは日本円やユーロ・ドルも使えるので、それらのお金も持って行った方がいいと思います。

トルコのコンセントタイプは?!

コンセントC

ポピュラーな2つ丸穴差し込みタイプの 『Cタイプ』 です。

このCタイプは世界的にも使える場所が多いですね。

 

トルコに入るにはビザは必要?!

旅行 ビザ モロッコ2

これらの国に入る時は、観光目的で滞在日数が90日以内であればビザは不要です。

パスポートは150日以上の残存有効期限が必要です。

 

トルコの治安は?!

”親日家が多いトルコ”って言われるけど、実際に旅行に行ってみるとそんな実感が全然なかった。治安については他の国と同様に外国なので日本と同じように思っていると痛い目に遭う事になる。なので”自分の身は自分で守る”事を意識して、「荷物は体の前に」「暗い夜道は歩き回らない」「下手に日本語を話す客引きには付いて行かない」等を守っていればそんなに心配はないかと思う。

 

これらの国に持って行った方がいい物は?!

旅行 ビザ モロッコ

7月のトルコは気温が暑いので、服装はTシャツ類だけで良かった。

 

パムッカレ(石灰棚)では温泉が吹き出る場所を歩くので、出る時に足を拭くタオルが必要。靴はここでは長時間歩かないのでサンダルでもいいかと思う。

 

ただし靴を入口に置いておくと盗難の心配があるので袋に入れるのだが、それをたすき掛けに出来る袋を持って行っといた方が手が空いて写真などを取り易いかと思う。

いつ如何なる時でもなるべく両手は空けておきましょう!

 

 水着と水泳帽

ホテルにあるプールに入る場合は勿論水着が必要です。パムッカレで宿泊した温泉プールでは”水泳帽”まで必要です。ボクは100円均一のお店で買いましたが、もし持って行かなくても現地ホテルの売店でこの水泳帽は安く売っているので、もし買い忘れても大丈夫です!

 

 チップ代わりの寿司キーホルダー!

もはやボクの定番となっている”お寿司”のキーホルダー。チップや写真を撮ってくれたお礼の代わりにあげると現地の人に非常に喜ばれます!

現地の人々とのコミュニケーション・ツールとしても重宝します!

 

まずは初日イスタンブールのマロングラッセやイチジク・ティーなどのお菓子が売っているお土産物屋さんのお姉さんへ。試食を沢山食べさせてくれたお礼にと。

 

革製品のお土産物屋さんで、ファッション・ショーに出ていたスタイルのいい女のコにもプレゼント!

 

とあるレストランで、珍しく美人さんの集金係だったので思わずコミュニケーションを。

 

今回も現地ガイドさんにお礼代わりに。ただお子さんはまだ2歳でこのプレゼントをあげても、多分理解できないだろうな・・・との事。

 

こちらは絨毯屋さんのオジサン。何も買わずに店を出て裏で休憩していたら、暇そうにしていたのでお喋り。ここの店員さんは基本的に日本語がペラペラだが、こちらのオジサンは30年以上も日本語を勉強しており、漢字まで読めた!ちなみに息子さんは千葉の工業大学に留学中だそうだ。

 

こちらはトルコ石屋さんでバイトしている女の子。日本語を勉強する為にもここでバイトしているとの事。ちなみに今年の9月から半年間日本の大学に留学予定。左のサトル・オジサンにこの寿司キーホルダーを託して「こう使うんですよ!」と教えると、すかさずこの子にあげていましたね!

 

ギョレメ野外博物館にて、記念撮影をしていた女の子達に入り込み、即席トルコ人として一緒に写真撮影。

 

途中に訪れたサービスエリアの店員さん。他の人に比べるとひと際、笑顔と愛嬌があったので寿司キーホルダーをプレゼント。

すると大喜びでハグまでしてくれましたね!

 

 トルコにモバイルWi-Fiは必要?!

私は基本的にモバイルWi-Fiは海外に持って行きません。基本的には現地のホテルのWi-Fiを使用するだけですが、現地のホテルはWi-Fiの速度が遅いホテルや部屋で繋がらないホテルもありました。

その為、そこそこ快適にWi-Fiを使いたいという人は下記からモバイルWi-Fiをレンタルしていった方がいいでしょうね。



イモトのWi-Fiを申し込むなら、コチラから!



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トルコでの注意点!

ガイドブックでトルコでの被害例で記載されている事例に多いのが”絨毯屋でのトラブル”である。 高額な商品を買わされたり、暴行を受けたり・・・と書いてある。

「でもこれはツアーで行く絨毯屋さんだから、安心でしょ!」と思って油断していると、別室に連れていかれて女性一人に対して成人男性が5~6人で囲んで「もう要らないから部屋から出して!」と言っても「お嬢さん、そう言わずにこちらの商品も見て下さい!」とか言って部屋から出してくれない”軟禁商法”のような感じで売りつけてくるのでご注意を!!

 

こういった軟禁商法は絨毯屋さんに限らず、革製品のお店でもあったようで買った人に話を聞くと「もう買わないと外に出してくれない雰囲気だったので・・・嫌々だけど買っちゃった・・・」という人が数人いました。

こういう商法は日本人からすると「それは無いよ!!」という売り方だけど、文化の違うトルコではこういった商法は日常茶飯事のようです。しかもまたそれが大手旅行会社のツアーで連れていかれるお店であるのだから。


帰ってから阪急交通社の案内に目を通すと、最後の注意事項の欄に 「現地店員が多少強引な売り込みをする場合もありますが」と記載がありました。。という事は阪急交通社側も黙認している行為という事ですね。


「トルコ人は親日だから・・・」という勝手な思い込みで、油断して話を信用すると高額な商品を買わされる事になります。まあ”買い物も自己責任”なんで、そんな高額な商品を買えるという事はそれだけのお金を持っている人にしか出来ない事ではありますが、買うからには満足して納得できる対価を支払った買い物がしたいですよね。

欲しくない・買わない時はハッキリとした態度を示して、自分で部屋を強引に出ていきましょう。もし「絨毯欲しいのがあれば買いたいけど・・押し売りは怖いな・・」と思ったら、ツアー参加者で暇そうな人に声を掛けて横に付いていてもらうという策もありますね。

もしボクが同じツアーに参加していれば遠慮なくお声がけください!あなたのお力になります!

 

トルコ土産を事前購入するなら!

現地でのお土産を買う行為も旅行の醍醐味ですが、先にお土産を通販で買っておきたい人はこんなのをご検討されてみては?!

 カッパドキアの赤ワイン

ツアーの案内用紙に入っているパンフレットには税込2,808円+送料972円となっていたので、こちらの方がお得ですね。ワイン好きの方は現地で買うと、荷物にもなるし大量に買えないので事前にネットで購入しておくのが便利で楽ですよね!

 トルコで人気のチャイ(お茶)

トルコでは現地の人達が日常的に飲んでいるチャイ。アジアから伝わったお茶は現代でも人気で、コーヒーよりも飲んでいる人達が多かった。

 

 

 トルコのウエハースチョコ

「夏場はチョコが溶けるから、お土産に買いづらいな~~」と嘆く人用。こちらのサイトは送料が必要だが夏場は無料でクール宅急便で送ってくれる。

 

こちらの6箱セットで購入すれば送料は無料になり、一箱当たり約1,387円(税込)になる。多めに欲しい方はこちらもご検討してみては?!

 

 トルコのチョコレート

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「ウエハースチョコじゃなくて、チョコレートが欲しい!」という人にはこちら。 夏場はクール宅急便を無料でしてくれるのも有難い!!

 

 トルコのオリーブオイル

こちらはオリーブオイルでも最高級の”エキストラ・バージン”のオリーブオイルです。トルコは世界有数のオリーブ生産国なので、人気のオリーブオイルはお土産に最適です。ちなみにオリーブオイルは直射日光を当てると、成分が悪化するので直射日光の当たらない冷暗所に保存しましょう。

 トルコのバラ撒き用小さいオリーブオイル

1本が50mlと小さいボトルに入っているバラ撒きお土産用。「どうせ人にあげるんだから、少なくてもいい!」って人向けかと。

 

 トルコのオリーブ石鹸

ラーレリ社の自社農園で農薬と化学肥料を一切使わず栽培されたオリーブの木から採れた”オーガニック”オリーブオイルを使った手作りの石鹸です。あげて喜ばれるのは間違いなしですね。


【トルコ周遊10日間】の旅行記スタート!

そんな楽しいトルコ周遊旅行記は次回からアップしていきます!

よろしくお願いいたします。

【コメント欄】

  1. のっけから、巨大なトルコ国旗に包まれ嬉しそうなヒロキ君。いよいよトルコ編が始まりました。
    どんな旅になるのか楽しみです

    • トルコ旅行もとても楽しかったです。

      無精髭オジサンがトルコに行かれた時から、景色はあまり変わっていないかもしれませんが現在のトルコをお楽しみいただければと思います。