【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】6日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
真っ暗なサハラ砂漠で・・!
朝、外から他の部屋にノックしている音で目が覚めてしまいました。朝5時15分頃で周りはまだ真っ暗。モーニングコールが”部屋のドアのノック”というのは今回が初体験でした。
砂漠用の装備をしてサハラ砂漠へ出発!
足元はダイソー250円(税抜)のスリッパと100円(税抜)の足袋型靴下。顔はフェズのメディナで貰ったターバンを巻き、頭はギリシャで出会った”モーモー牛さん帽子”。それと砂嵐対策に知り合いに貰った水中メガネで完全装備完了!
そんなフル装備男と”メグちゃん”で、出発前に記念写真!
女性もこういう風にスカーフやショールを頭と顔に巻くと、一気にモロッコテイストに変身する。
他の人達の服装は人それぞれ。ただ砂漠といっても朝日が昇っていない時間は寒いので、足元については裸足では冷たいので避けた方がいいみたい。
砂漠を歩く組は砂漠が真っ暗なのでライトは必須アイテムです。ただ他の人が持参してきている可能性が高いので、必ずとは言いませんがライトはあった方がいいですね。
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ボクは友人から頂いた↑の強力LEDライトを持って行きました。このように頭に取り付けれるタイプだと、楽で使いやすいのでオススメです。
外で待っている4WD車に乗り込みます。
周りは真っ暗な中、車で出発します。ドライバーさんは昨日ホテルまで送ってくれた人と同じです。
朝の6時30分ぐらいですが、日の出はまだで真っ暗な道を進みます。
サハラ砂漠に到着!
サハラ砂漠の入口付近に近づくと、車のライトの先に寝そべっているラクダの群れが見えて一気に興奮してきました!
車が来ても、人が近づいてきても微動だにしないラクダさん。寝ている訳でもなさそうで、大人しい生き物です。
砂漠へ案内してくれるラクダの様子 動画
現地ガイドさんから「持参していたヘッドライトの光をラクダに向けると驚いて暴れるからダメだよ」と言われたのですが、車のヘッドライトが当たっても微動だにしていませんでしたね。
ここからサハラ砂漠へ行く入口地点なので、一応トイレもあります。先にトイレは済ませておきましょう。
ラクダ組はラクダに乗り込みます。ラクダに乗り込むときは足を曲げて寝転んでいる状態なので、ラクダが起き上がる時は注意が必要です。
ラクダが起き上がる時は、折り畳んでいる足を伸ばして後ろ足から起き上がるので、まずは後ろ側に重心をかけます。その次は前足を伸ばすので前側に重心を移します。それ程は難しくなく、教えてくれるので心配はしなくていいと思いますが。。
皆さん難なくラクダに乗れたようです。なお今回のツアー参加者では11名がラクダに乗られていました。一頭ずつにガイドさんが付くのではなく、5頭位は紐で連ねてそれを1人で操るみたい。
余裕満々の”メグちゃん”。無事ラクダに乗れて、自分の体重でラクダさんが潰れなくて喜んでいるようです!
ただ後で聞くと、ラクダは歩いている最中は結構揺れるので写真が撮りずらかったみたい。それと鞍がしっかりしたものではなく、鐙(足を引っかけるもの)がなく乗りずらかったみたいです。
サハラ砂漠をウォーキング!
ラクダ組を見送って、砂漠ウォーキング組は徒歩で進んでいきます。ご覧のように辺りは真っ暗なのでやっぱりヘッドライトは便利ですね。
砂漠を歩く様子 動画
陽が昇りつつあるので、地平線がボヤっと明るくなってきています。
砂漠を歩く様子2 動画
月が暗い砂漠の夜空に輝いています。「月の沙漠」という昔の歌を知っている人には、頭の中のこの歌が流れているのではないでしょうか?!
サハラ砂漠のぼんやりと明るくなりつつある地平線に、数人の人影とお月様が見えます。なんとも幻想的でキレイな風景です。
砂漠を歩く様子3 動画
ちょっとこちらで休憩。やっぱり太陽の無い砂漠はちょっと肌寒い・・・。
足元の砂は思った以上に細かく、硬めの場所と柔らかめの場所があり、柔らかめの場所では踏み込んだ足が沈み込んで上手く歩けなく意外と大変。。
でもそんなのもラクダに乗らずに歩きを体験しないと経験できないので、いい思い出となりました。前までは「砂漠なんて行っても面白く無さそう・・・」と思っていたが、実際に行ってみると「意外といい景色でキレイで楽しい!」と感じた。
サハラ砂漠の星空観賞でラクダか?徒歩か?選択できるが、個人的には”徒歩”がオススメである。ちょっと体力は要るが、サハラ砂漠の感じを体感できるし、道中写真も撮りやすいし。
ただボクの場合は以前エジプトでラクダに乗った経験があったので、パスして徒歩にしましたが夜の砂漠でラクダに乗る選択もいい経験にはなると思います。
砂漠の砂は、思った以上にサラサラでした。細かい粒子のような感じなので、砂漠にカメラ等を落とすと隙間に細かい砂が入って壊れたりする要因になります。その為、落とさないようにするか、ビニール袋に入れるかなどの対策が必要となります。
サラサラの砂漠の砂 動画
ご覧のようにサラサラな砂ですね。
地平線に小さなものが何個か並んでいますね。何か分かりますか?
正解は「ラクダ」ですね。
徒歩組だとこういう景色も写真に撮れます!
月の砂漠の絶景 動画
地平線にぼんやりした明るさの中で、ちょっとずつ進んでいくラクダ組の姿。とても印象的な景色です!
砂漠を歩いている内にだんだん明るくなってきましたね。もうすぐ日の出になりそう。
モワッとしていた明るさが、スッキリとした明るさに変わってきています。
日の出前の砂漠の様子 動画
徒歩だと柔らかい砂場に足を取られたりして、体力を使います。なのでそろそろお疲れの様子が見える人も出てきましたね。
遠くには別の観光客の姿も見えてきました。そろそろ朝日の鑑賞地点のようです。
こちらは別の日本人観光客団体のラクダ隊。我々のラクダ組はもうすでに先に行っているようです。
こういう風景でも絵になりますね。
「いや~~来て良かったな、砂漠に~~!」と実感します!
この辺が鑑賞スポットでラクダが待機する場所なのでしょう、足元には黒い小さな粒が沢山落ちていました。これはラクダの糞のようです・・。
そろそろいい感じに太陽が昇ってくる準備をしているような景色。
やっと朝日鑑賞スポットに到着すると、ラクダ隊が既に写真撮影タイムに突入しています。
風に吹かれて出来た、天然のゆるやかな砂丘がまたいい感じに見える。
自然の素晴らしさを肌で感じれる瞬間!
朝日鑑賞スポットの様子 動画
ラクダ組で来ていた”メグちゃん”はひたすら記念写真を撮っています。
この太陽が昇る前のボヤっとした風景は何とも神秘的な光景。それも太陽があるから、そう見えるのです。それだけ偉大な太陽の存在が我々地球上で生きる生物の命の源でもあります。
そんな太陽に感謝する時間でもありますね!
無事に朝日を拝める場所に辿り着いたので、後は朝日が昇ってくるまでの間は待機するだけです。
その様子は次回に続きます!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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