【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】最終日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
アテネ市内の観光
昨日も夜中に雨が降り、今朝も雨がパラついているギリシャの天気。
ホテルで朝食バイキング
3連泊のオスカーホテルで3回目の朝食バイキングです。昨日アテネの夜歩きをしたオジサン達は先に来ていて、既に他のツアー参加者に昨日の武勇伝を話していたみたい。
ヨーロッパ系の観光客と見られる団体さんもバイキング会場に居たが、なかなかの体型をしていた。。
今朝はパンとスクランブルエッグとハムのあっさり朝食。ウエイトレスさんが透明な水っぽいのが入っているグラスをくれたので受け取って飲んでみると、水ではなくてスプライト。久々にスプライトを飲んだが、すごく甘かった・・・甘過ぎるくらい・・。
ホテルをチェックアウト
遂にギリシャ旅行も最終日。気合を入れる!!
オスカーホテルから見える朝の景色 動画
急な勾配でデンジャラスな階段とドアがなく壁がむき出しなエレベーターのあったオスカーホテルもこれで見納め。そういう意味では中々のホテルであった。
ホテルについては色々と文句を言われる方もいると思うが、最低寝泊まり出来ればボクは満足である。
カードキーは各自フロントに返却する。ついつい返却するのを忘れそうになる。。
スーツケースを見てるだけで、その人らしさが出るという。スーツケースにも色んなブランドがあって、ドン・キホーテの安いのがあったり、高級ブランドの高いのを持って来ていたりとそれを見るだけでも楽しめる!
小雨のパラつく中、バスでホテルを出発します。
アテネ市内へバスで移動
今日もあいにくの雨模様。曇り色の空の下では、いい景色の写真を撮っても映えないのでちょっと残念。。
楽しかった昨晩の思い出を前の方で話している声が聞こえてくるバスの車内。
これもまた”いいお土産話”が出来たね!
ギリシャ市内もヨーロッパのよくある街と一緒で、路駐だらけ。こういうのが経済発展を妨げる要因にもなっているのかもしれない。
アテネでは市内の車両混雑を回避する為に、ナンバープレートの最終桁が奇数か偶数かで、曜日によって市内への乗り入れ禁止という決まりがあるそうだ。
ただ実際の所は各家庭で2台以上の車を持っていて、その規制もあまり効果がないそうである。。
確かに交通の混雑は非効率で経済損失に繋がる。それを上手く回避できた国や都市だけが、経済成長を続けられるのである。
そういう意味ではアテネ市内を見ていると、ギリシャの経済発展が滞っているのが理解できる感じがする。
EU内でも”経済の破綻した国”というイメージが付いているギリシャ。ただ来てみるとそんなに悪い感じでもない。
ちなみにギリシャは医療費が無料で旅行中の外国人も無料みたい。15年位前までは薬も無料だったそうだが、今では薬は2割負担になっているそうだ。
こういう大きな壁に描かれている絵は落書きではなさそう。せっかく壁に描くなら、このようにアートっぽい絵にした方が見る人を楽しませる事が出来るのでいいのに。。
今日のギリシャも雨。この時期(1月)はオフシーズンなので、仕方ないのだが。。
昨日通ったアテネ大学付近をバスで通過する。昨日一緒に歩いたオジサンに「ここを昨日通りましたよね?覚えてます?」と声を掛けると「ああっ!!」との返事。。このオジサンにとっては刺激があり過ぎて、そこまで覚えていなかったのかもしれない。
馬に乗って、遠くを指さしている銅像が見える。こちらは「国立歴史博物館」でその前にある銅像はギリシャ独立運動の時の英雄とされる「コロコトロニス(Kolokotronis)」の像である。
今日は遂にギリシャを代表する遺跡である「パルテノン神殿」を見学する日!その国の観光の目玉は最終日まで取っておいてくれる方が楽しめる気がする。
昨日、催涙ガスを浴びたシンタグマ広場。今日は昨日の雑踏を忘れたかように普通に人々が歩いていた。
そして路面電車の線路の先に、こちらも昨日訪問した「リカヴィトスの丘」が見える。こう見ると結構、山の標高が高く見える。
そしてバスを降りる。
このメトロ「シンタグマ駅」の看板も見るのが3回目だ。
国会議事堂前に到着
昨日デモをしていた国会議事堂前に到着する。その前では警察が警備していた。
現地ガイドさんが「昨日、この前でデモを行っていましたネ!」と言っていたが、ボクらはその現場に居ましたね!
ふと横を見ると機動隊が乗っていると思われる装甲バスが。昨日の今日なので警備は厳重にしているようだ。

国会議事堂前の道は、雨が降ると滑りやすいので足元には注意が必要です!
シンタグマ広場の方面も今日は昨日と違って、落ち着いている。
国会議事堂前に近づいていきます。
無名戦士の墓(Tomb of the Unknown Soldier)
国会議事堂前には1823年からの独立戦争やそれ以降の戦争で犠牲になった兵士たちの霊を慰める為に造られた石碑がある。そしてその前に「エヴゾナス」という民族衣装を着た衛兵がそれを警備している。
無名戦士の墓近くの様子 動画
なお、ここは衛兵さんに近づいて写真撮影をしても構わないが、手前にある段差を乗り越えると近くで警備している兵隊さんに注意されるので気を付けましょう!
衛兵さんは雨の降る日は、こちらのブルー屋根の小屋の中で待機しています。
この壁には紀元前4世紀頃に活躍した古代ギリシャの歴史家である「トゥキディデス」の言葉が彫られている。
例えば右側は「英雄たちにとっては世界中どこでも彼らの墓になりうる」と書かれているそうだ。
天気のいい日は衛兵さんがこの小屋の横に立っていて、目以外は一切動かさずに30分立ち続けている。
こちらは衛兵さんではなく、こちらを警備する軍人なので怒られないように注意しましょう!
衛兵さんは1時間毎に人員が替わります。雨の日は交代の際に、付添人に傘をさしてもらっていましたね。。
再びバスに戻ります。海外では警官や軍隊の人を撮ると怒られる事が多いので、こっそり警官を撮影します。。
相変わらずの雨模様も折り畳み傘を日本から持ってくるのを忘れてきたボク。ただいつも海外では雨が降っても傘はささないが。。
昨日も見た「ゼウス神殿」が少し見える。ホテルから出なかったツアー参加者の人は間近で見る事が出来ないので、少々残念だろう。
雨も重なってか、交通渋滞が発生している。こちらの現地ガイドさん曰く「ギリシャ人は雨降りに慣れていないので、雨が降ると渋滞します」との事。
また別の像が見える。
お次の見学は近代オリンピックの第1回目(1896年)が開かれた競技場である「パナティナイコ・スタジアム」。
パナティナイコ・スタジアム(Panathenaic Staduim)
□POINT紀元前331年に競技場として建設された歴史ある建物。その頃は観客席が無かった。現在の観客席は第1回近代オリンピック開催の前年に富豪からの寄付を受けて、昔の姿に復元して大理石で造られた。なお観客はおよそ約68,000人が収容できるそうだ。
2004年のアテネオリンピックの時にマラソンのゴールにもなった場所である。その時は日本人の「野口みずき」さんが優勝したので、記憶に残っている人もいるのではないでしょうか。
スタジアムを訪問した時は風が強くて、オリンピックの旗やギリシャ国旗がなびいていてイイ感じであった。
この観客席で本当に68,000人も入るのかな?!
パナティナイコ・スタジアムの様子 動画
オフシーズンがいいのは”他の観光客が少ない事”。それに尽きる・・。
中には入らないので外側で写真撮影大会。入場料を払えば、入場できるみたいだったが。
昨日の夜歩きで一段と打ち解けたこちらのオジサンは、今日は写真にカットインが多めであった。ボクは撮った写真に人がカットインしても全然気にならないタイプなので、余計に多くなったのかも?!
本日のアテネ市内の現地ガイドさんです。
「グリコのポーズって、こんな感じでした?!」ポーズ。。
今日はまだまだ見学する場所があるので、そろそろパナティナイコ・スタジアムを後にします。
アテネ市内の観光の続きはまた次回に!
↓↓ギリシャ旅行記:初回↓↓

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