【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】4日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
アテネの夜の街を探索!
夜のアテネの街で、パルテノン神殿がある丘の上のアクロポリスの写真を近くで撮ろうとしていると暗い路地に来てしまいました。人けは無いが、そこにはオシャレな感じのレストランが。ただ片付け中で閉店間際の様子。。
遠くにある山の上がライトアップされている。あの山はなんだろうか??
道なりに歩いていると、いい雰囲気の場所がある。この辺りはレストランなどが並ぶ「スピカ地区」で観光客に人気の場所みたいだ。
夜のアテネの路地は街灯が無いので、お店の照明次第で明るかったり、暗かったりする。
もうちょっと高台から写真を撮らないと、アクロポリスの全景が全然見えない・・・。いい場所があるか、辺りを散策継続!
途中、雑貨店がまだ営業していたのでちょっと見学してみる。
ここはハンドメイドの木製品を売っているお店。オリーブの木を材質にしているようだ。
中には沢山のハンドメイドの木製品が置いてあった。
この時点で22時前頃、まだ開いているお店はあったが数は少なかった。
夜のパルテノン神殿
アクロポリス周辺を歩いていると、閉まってはいたが遺跡入場口を見つけた。そこから見てみるとそこそこパルテノン神殿を見上げれる。
勿論ながらこの時間にはゲートは閉まっているが・・・。
アクロポリスの上の左側に見える建物が「パルテノン神殿」である。「もうちょっと見晴らしのいい場所があれば、そこから見れればキレイに見えるのに・・・」と思うもアテネ市内はアクロポリスの景観を守る為に”8階建て以上の建物は造ってはいけないルール”があるそうだ。
アクロポリスの最終入場時間は16:30みたい。。
アクロポリス周辺の看板も、ご覧のように意味不明なステッカーが張られていてアテネの治安があまり良くないイメージを醸し出している。。
今立っているのは「ディオニシウス・アレオパギトゥ(Dionysius Areopagitou)」通り。近くに「アクロポリ駅」がある。
この周辺は木がたくさん植えられていて、パルテノン神殿の写真を撮りにくいようにしているのだろうか?と思う位。。
後ろ側には「アクロポリ博物館(Acropolis Museum)」がある。2008年に建てられた比較的新しい建物。パルテノン神殿付近から出土した青銅器や工芸品など、約4000点が展示されている。
こちらは博物館横の垂れ幕。
アテネの中心地だが、遅い時間なのでこの辺りもひっそりとしている。
キレイにライトアップされているので「もう少しちゃんと見えるスポットが近くにあればいいのに・・・」と思う。
パルテノン神殿が見える通りの様子 動画
だいぶ風が強かったですね。。
ほんとに木が邪魔・・・。この周辺を歩き回り”いい時間”になったので、そろそろホテルに引き返そう。
アクロポリ駅周辺のレストランは遅い時間まで営業している。昔はここに路面電車があったのだろうか?線路跡が見える。
ここから地下鉄に乗ってもいいが、違う路線だったらイヤなので「シンタグマ広場」まで戻ることにしてみる。
途中、凛々しい女性の像が置いてあった。「メリナ・メルクーリ(Melina Mercouri)」というアテネ出身の女優・政治家の人の像。
ハドリアヌス門(Hadrian’s Arch)
ふと後ろを振り返ると、ライトアップされた門が見えた。こちらが「ハドリアヌス門」で2世紀に建てられた門で高さ18m、幅13.5m。
ハドリアヌス門付近の様子 動画
道を渡ってハドリアヌス門に近づく。近くで見上げるとこの廃れている感じが歴史を感じさせてくれる。
ゼウス神殿
そのハドリアヌス門の奥にも何やら遺跡が見える。こちらも2世紀頃にハドリアヌス帝により建てられた「ゼウス神殿」。
こちらは昼間の時の写真。元々は紀元前6世紀頃に建設が始まったそうですが、幾度となく中断されてハドリアヌス帝時代にやっと仕上がる。
コリント式柱が元々は104本あったが、現在では15本のみが残存している。その原因は中世に起こった地震により沢山の柱が倒壊したと考えられているとか。
ハドリアヌス門を裏側から見てみると真正面にアクロポリスが上手い事、門の中にハマっている。
アクロポリスのパルテノン神殿とゼウス神殿を繋ぐ門のように見える。
ゼウス神殿付近の様子 動画
この付近も薄暗く怪しそうな場所だったが、誰も居なかった。。
シンタグマ広場に向かって歩いていると、何かの遺跡が見られる。
何が書いているか、全然読めない・・・。
この辺りも昔の遺構がよく見つかるのだろう。ただ全部それを残していると建物を建てれないし。。
夜道をトコトコ歩いていると、なんとかシンタグマ広場に到着する。
中央遠くに見えている山が気になる・・・。あそこから見ればアテネ市内の夜景が一望できそう。
後で調べてみると「リカヴィトスの丘」という標高277mの山で、頂上には劇場やレストランなどがあり展望台もあるそうだ。頂上まではケーブルカーで行く事が出来て、夜中26:30まで動いているみたいなので明日行ってみる事にする。
コカ・コーラの看板が「お帰りっ!」って言ってくれているような。。
ちょっと緊張気味で歩いたアテネの街。何とか無事シンタグマ広場に到着する事が出来た。
来た時とは違って、人影はまばらになっていた。奥に見えるホテルがライトアップされていて、とてもキレイ。
地下鉄「シンタグマ駅」に到着。来る時に購入した90分のチケットはもう使えないが・・・。
入口に向かう道には人が全然通っていないけど、物乞いのオジサンが座っていた。。
ギリシャの首都、アテネの中心街であるシンタグマもこの遅い時間では地下鉄の構内に居る人は少なかった。
かと言って、スリがいない訳ではないので「油断せずに帰ろう!」と気を引き締める。
再び地下鉄のチケット(90分1.40€)を購入する。安い切符を買っても、毎回そのレシートが別に出てくる。
帰りの地下鉄に乗り込む
入場ゲートを通過する。さすがシンタグマ駅はゲートが沢山ある。それだけ使用者が多いという事なんだろう。
地下鉄の乗る方向を間違えないようにチェックする。4つ目の駅「メリッサ駅」まで帰る。
そこそこ人がいるシンタグマ駅の構内。
地下鉄を待っていると、チラチラと見られる。日本人が珍しいのか?
右端に立っている中東系のオヤジと盛んに目線があった。怪しい風貌をしていたので警戒レベルを上げて対応する。。
地下鉄構内を見回すもアジア人系はほとんど見かけなかった。
程なくして地下鉄の車両が到着する。緊張感をもって車内に乗り込む。
怪しいハゲ親父が同じ車両の扉から乗り込もうとしている。とりあえずコイツだけマークしておこう。
行きに乗った地下鉄車両は今どこを走っているか、駅の所がランプになっている車両だったがこれはちょっと古い車両なのか普通に路線図だけであった。
ガイドブックに「扉付近に立っているとスリに狙われるので座席になるべく座ろう」と書いてあったので、それを真面目に実践して席に座るボク。。
ただ周りには観光客らしき乗客が見当たらないので、これではあまりスリも居なさそうな感じである。。
そして何の問題もなく。ラリッサ駅に到着する。
地下鉄の駅を上がると、見た事のある光景が広がっていてホッと安心する。。
地下鉄の駅からホテルまでは徒歩1分位の場所にある。駅もスーパーマーケットも近くにあって便利な立地のホテルである。
無事ホテルの部屋に戻って就寝・・Zzz
無事夜のアテネ散策を終了し、部屋に戻ってシャワーを浴びて歯を磨いてから、晩酌用のスパークリングワインを頂く。
ギリシャ旅行もあと2日。明日はエーゲ海クルーズである。
そして明日の夕食もツアーには付いていないので、またアテネの街に出かけて「リカヴィトスの丘」の展望台からの景色を見てからどこかで何かを食べようっと。
そう思いながら眠りにつくのであります・・・。
続きは次回に!
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