【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】4日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
首都アテネの夜の街を散策!
夕食前にホテル向かいのスーパーマーケットに行きます。
昨日夜な夜な食べて、美味しかったグミを大人買い!それとワイン・スパークリングワイン・ビールも購入します。合計で21.29€のお買い物なり。
ホテルのエレベーターの内側 動画
ちなみにこのホテルのエレベーター内はドアがありません。その為、昇る時は壁が下に行くので衣服とかを挟まないようにしないといけません。。
ホテルの周辺を散策!
スーパーで購入したものをホテルの部屋に持って帰り、また外に出かけます。
これから夕食なので地下鉄に乗る時間がないので、地下鉄の駅を下見だけしておく事に。ガイドブック情報には「ギリシャの地下鉄はヒッタクリが多いので注意!」と記載されているので、周辺を警戒しながら券売機付近まで向かいます。
それと海外で注意しないといけないのは「歩きスマホ」。日本でも一時”iPhone狩り”というひったくりが流行りましたが、ギリシャのように経済が悪い国ではスマホはどんな機種でも貴重品。
その為、盗んでそのまま転売するという手口なので、こちらからすれば「この機種は最新機種じゃないから大丈夫!」と思っていても、盗む側からすれば「全てスマホ」となります。
□POINT日本と同じ気分で歩きスマホをしていて、ひったくり盗難に遭う件数がここ最近増えているみたいなので特に注意が必要です!
そんな風にガチガチに警戒して券売機付近に向かう。人はあまり居ない地下鉄の駅。
ちなみに地下鉄のチケットは”どこまでの駅行き”で買うのではなく”時間制”で「90分乗り放題(1.40€)」・「24時間乗り放題(4.50€)」・「5日間乗り放題(9€)」となっている。
とりあえず地下鉄の下見は完了したので、ホテル周辺を1人で散歩してみる。
このようにホテル周辺をグルっと約30分程歩いてみた。
この辺りはある程度広い道の通りなので明るいが、一本裏の道に入ると歩道が狭く灯も暗く、すれ違うギリシャ人男性の顔つきが怖い人が多くちょっとビビりそうになる。。
そんな路地を歩く日本人が珍しいからか、すれ違うコワイ顔をしたギリシャ人にジロジロと見られる・・・。赤色の「RED SOX」ジャンパーと白ズボンの目立つ色の服装の日本人に逆にギリシャ人が警戒していたのかも。。
知らない間に地下鉄の2駅分位を歩いていた。これ以上行くと”治安の悪い地区”とされている「オモニア広場」周辺に行くので途中で右に曲がりグルっと回ってホテル方面に引き返す。
アテネの夜の街で見かけた男性の多くは、優しそうな顔をしている人が少なく、みんなコワばっている顔をしていた。
なので警戒してしまい、知らず知らずに拳を握りしめて歩いていた・・・。
そんなドキドキの道中ではあったが、問題なく「アリッサ駅」前に到着。ホテルの窓から見えていた駅だ。
先程下見をした地下鉄の駅を通り過ぎる。客引きのお兄さんに声を掛けられるも当然の如く無視・・・というか、何喋っているか分からないし。。
ホテルの夕食会場で晩飯を頂きます!
ホテルに戻り、そのまま2階にあるレストラン会場に向かいます。”気の早い日本人?!”のツアー参加者はほぼレストラン会場に揃っていました。
そしてこの夕食時だけビールは飲まずにお水を頼みました。これから夜のアテネの街に繰り出すので「万が一」を一応想定して、アルコールを控えます。
リゾット風のご飯料理の後はサラダ。健康の為に野菜はたっぷりと食べましょう!
メイン料理はウエイターさんが大きなお皿で持って来て、取り分けてくれます。
ただ皆さん、もうすでにお腹の具合もいい感じになってきて一人前も食べ切れないご様子。「スモール、スモール!!」と言ってましたね。
この時横に座ったお姉さまの話を聞くと、すでに30カ国以上も個人旅行で行っている強者でした。「英語は全然喋れないけど、現地の日本人が集まる宿に泊まると交流が出来てとても楽しい」とか。
ちなみに次の海外旅行先候補に「今まで行った国でどこが一番良かったですか?」と聞いてみると「行った国はどこもいい国だけど、それ以上にそこで出会えた人との思い出が強いので一概に言えない」との事。海外旅行中に知り合った人が近々結婚するので、それに出席する為に海外にまた行く予定だとか。
そんなお姉さま曰く「お兄さんみたいなタイプは絶対個人旅行で行くべきですよ!!!」と強く勧告されてしまうのでありました。。
イマイチ美味しそうに見えないカツレツ。それなりに美味しかったのですが後の事を考えて、満腹にはせず腹7分目にして後は断腸の思いで残す事に。
そしてデザートはなんとリンゴ丸々1個!
こんなデザートの出方は初めてで、ちょっと驚きましたね!
こういう感じでそのまま出てきたら、ここで食べずに部屋に持ち帰るという手もありますね。
夜のアテネの街に繰り出す!!
夕食を食べた後は満を持して出かけます。歩いてアテネの中心地である「シンタグマ広場」まで行く案もあったのですが、ギリシャの地下鉄の乗車体験をしたい気持ちが勝ったので地下鉄の駅に向かいます。
ラリッサ駅(Larissa)にて切符を購入
こちらが券売機。以前ドイツに行った時に地下鉄に乗った経験を活かして、まずは英語案内に切り替えます。
あとはガイドブックを熟読したので「90分乗り放題」を選択し1.40€で乗車券を購入します。
ちなみにガイドブックには地下鉄の券売機付近で財布を出していると、スリに狙われる可能性があるので「切符を買う位の小銭はあらかじめポケットに忍ばせといて、財布を出さずに切符を購入しましょう」と書いてあったのでそれを実践する真面目なボク。。
アテネの地下鉄:ラリッサ駅(Larissa)に入場!
こちらが90分乗り放題の切符。果たして90分以内に戻って来れるだろうか??
その前に90分以内に戻るつもりはないんだけどね・・・・「ぶらタモリ」じゃないけど、街をブラつくのが好きなボクであります。
アテネの地下鉄(メトロ)の2号線(Red line)にあるこちらのラリッサ駅(Larissa)。
「To Elliniko」方面の電車に乗るとシンタグマ広場方面に行ける。人影は思った以上に少ない。
なかなか面白いデザインの看板。ただギリシャ語の文字って全然分からない・・・・。
ショーウインドウの中はこんな感じ。何なのかな??
スリに警戒しようとも全然人が居ないので、ちょっと拍子抜け・・・。
時間もまだ20時前位なのに全然人が居ない。。
電車がホームに入ってきた。ホームに人は居ないが、電車内の方がスリが多い。気を引き締めて電車に乗り込む。
シンタグマ駅(Syntagma)に到着
先程のラリッサ駅からシンタグマ駅までは4駅で到着します。地下鉄車内も人は少なく「ドア付近に立っているとスリに遭う確率が高くなる」とガイドブックに記載されていたが、そんなスリすら居なさそうな人影の少ない地下鉄車内でした。
駅で乗り降りする時はこちらのゲートで購入した切符をかざせば、ゲートが開きます。
無事シンタグマ広場に到着です!
無事シンタグマ広場に到着し、浮かれ気分で上に駆け上がります。すると道を挟んだ向かいに見えるのはギリシャの国会議事堂(Parliament Building)です。元々は王宮だった建物。
シンタグマ広場周辺の様子 動画
こちらの広場の先には沢山のお店が並んでいるストリートで明るい!
その方向にとりあえず進んでみます。さすがにアテネの中心地である「シンタグマ広場」だけあって、多くの人で賑わっています。
それと車の交通量も多い! ただギリシャ人の運転マナーはそこそこ良さそうな感じ。
人が沢山居てるこの通り。レストランやファッション店などが並んでいて”首都アテネのど真ん中”って感じの場所である。
観光客や地元民で遅い時間でも、ごった返している。
とりあえず何も目標はないけど、歩き回って土地勘を付けたい。
ハドリアヌスの図書館
シンタグマ付近を何も考えずにとりあえず西に向かって歩き続けていると、急に左手の路地に何やら見えてきました。
こちらはなんと2世紀頃に”ハドリアヌス帝が建てた図書館”の一部だとか。
ふと見上げると、向こうの丘がライトアップされている。あれがパルテノン神殿である。
夜に遠くから見ると、とても幻想的に見える。
「アクロポリスの夜景は是非見ておかない!」と思って、勇気を振り搾ってきた甲斐があります。
ギリシャでもアメコミ映画のヒーローは大人気みたい!
途中にお土産物屋さんがあったが21時で閉店になるので、ゆっくり見回る時間がなかった。とりあえずもうちょっと歩いてみる事に。
ヨーロッパは遅めに晩飯を食べる習慣があるみたいで、この時間でも賑わうカフェやレストラン。
ただこのメインストリートは人通りがあるけど、横道は急に人影が少なくなる・・・。
ミトロポレオス大聖堂(アテネの生神女福音大聖堂)
途中、大きな大聖堂が見えたので近寄ってみた。アテネで一番大きい大聖堂でギリシャの首相就任式などの国家行事はここで行われているそうだ。
完成に15年以上掛かったらしく、正面のファザードには美しい絵が描かれている。
その大聖堂がある広場の反対側には像が置かれている。こちらは第二次世界大戦頃にアテネ大主教を務め、その後はギリシャの首相を務めたという「ダマスキノス大主教」の像だそうだ。
このアテネの街の中心地にある大聖堂。
普段は入場できるみたいだが、さすがにこんな遅い時間は入れない。。
なお、教会なのでラフな服装では入れないので入場したい方は服装に注意が必要です。
こんな21時過ぎの夜に写真を撮る観光客は辺りにはいなかった。。その為1人で好きなだけ撮影してしまう・・・。
この大聖堂の右奥には小さい教会がある。
「アギオス・エレフテリオス教会」(Agios Eleftherios)と呼ばれるもので、こちらの建物の方が古く12世紀に建造されてビビザンチン様式が人気だそうだ。
この教会辺りから「このまま真っ直ぐ行ってもアクロポリスから離れてしまうな・・・」と思い、左に曲がる。
「夜のパルテノン神殿がどこまで大きく見えるか、近くに行ってみたい!」と暗い路地を進んでいく事に。
22時前でもまだ開いているお土産物屋さんもあるが、大半は閉まっていてその影響で通りが暗くなっている。
しかしこの周辺は「プラカ地区」といって、観光客が沢山訪れる場所である。ただ夜の遅い時間は人気があまり無くなっていたが。。
暗い路地も全然人が居なくて、全く怖く感じないのでひたすらパルテノン神殿があるアクロポリスを見上げながら、一番近く写真が撮れそうなスポットを目指して暗闇の路地をドンドンと進んでいく。
ここが一番近くまで接近できた場所かな。
パルテノン神殿があるアクロポリスの写真を撮ろうとしても、その周りに沢山の木が生えていて邪魔をするように映り込んできて、なかなかイイ写真が撮れない・・・。
パルテノン神殿の写真を撮る事に夢中になっていると、全く人気がなく真っ暗な路地にやってきてしまった・・・・。
すると向こう側から2人組が歩いてくる・・・・警戒するとそれが相手に伝わるので、全然気にしてないフリをしながら”堂々”と歩くことに。。
その人達は普通にこの辺の住民みたいで”ただ歩いていた”だけみたいでした。。。
そんなこんなで勝手に力んでいるボクでした。。
勝手に「アテネの夜の街には悪党ばっかりがいる」と思い込んでいました。
行ってみると”フツーの街”の状態でした。。
こんなアテネの夜の街散策は次回に続きます!
↓↓ギリシャ旅行記:初回↓↓
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