イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-8日目
カプリ島観光
この阪急交通社の1人旅限定ツアー「おまかせイタリア大周遊10日間」も遂に最終局面に入ってきました。後半の一番の見所の”青の洞窟”を本日は観に行く予定です。
事前情報では、雨が降っていたり風が強かったりするだけで青の洞窟には入れないとの事。また添乗員さんのお話では、過去のツアーに来た人が3回来て3回とも入れなかったとかで急に「もしかして青の洞窟に入れないかも・・?!」と不安になってしまった。
ホテルにて朝食バイキング
宿泊している「ホリデイ・イン・ナポリ」内のバイキング会場にて朝食を頂く。
野菜類が無いのはイタリアのホテルのバイキングに付き物なので、そろそろ食欲が出なくなってきた。
そしてオムレツとソーセージはアツアツ状態で提供してくれている。
コーヒーマシンだけは大盛況。ほんとみんな、コーヒーは必ず飲む。いつの間にか日本はコーヒーの欠かせない国になってしまったんだなと実感する。
とりあえず朝食っぽい感じでクロワッサンとオムレツとハムとベーコンとソーセージをチョイス。毎日こういうのを食べているとコレステロール値が上がっていくのだろうが。
ホテルを出発
昨日の夜に見た景色と朝にホテルの外観を見ると全然印象が違う。当たり前か・・・。
「ホリデイ・イン」といえば世界的なチェーンのホテルである。安くもなく、高くもないイメージ?!
今回のイタリアツアーで泊まったホテルの中では一番の高層タワーでした。
□POINT集合場所は地上階と思っていたが、全員が居ないので地下1階のロビーに行ったらみんな集まっていた。こういう風に地上階とロビー階が違うホテルには注意が必要なのだ。
ナポリの水上バス乗り場に到着
バスで15分位の所にある水上バス乗り場に到着。そういえば旅行前に添乗員さんから電話が掛かってきた時に「船に乗るので船酔いが心配な人は酔い止め薬を持ってきておいて下さい!」って言っていたのを急に思い出すが、時すでに遅し・・。
南米旅行での思い出
以前ペルーのナスカ地上絵をセスナに乗って見に行った時の事を思い出す。あの時は急な蛇行運転と酔い止めの薬を忘れた影響もあって、ゲロゲロ状態になってしまった。。
これはナスカ地上絵を見に行った時の飛行場まで帰る機内の写真。全員グッタリとしているが、半分以上は酔い止め薬の副作用で寝ているのだが。勿論酔い止め薬を飲んでない人間はみんな案の定、酔ってグロッキーになってました。。
大阪人のオジサンの「あっ!酔い止めの薬、忘れたっ!」って言っていると、四国から来ていたオジサンが「ワシの余ってるから使う?」との神様のようなお言葉を頂く。思わずこの天の声に甘えて、薬を服用。しかも水無しで使える素晴らしいもの。グラッチェ!!
優しいオジサンのご厚意に甘えて、心配事が解消されてスッキリした!
やっぱり海はキレイだ!スッキリとした青空と海。
「これぞ、最高の景色である!」
どんな船なのか?楽しみな時間。
この船乗り場で現地ガイドさんと合流。
カッチョイイ船が入ってきた。「これに乗れるのかも?!」とワクワク気分に。
ただ残念ながらこの船ではないみたい。。
カプリ島行きの水上バスに乗り込む
こちらがカプリ島行きの水上バスのチケット。
こちらの船に乗り込むみたい。普段日本にいる時はあまり船には乗らないので、海外旅行中に乗る船は新鮮で遠足気分になれる!
水上バスの中は2階建てになっていて、1階の座席はかなり混雑している。とりあえず空いている席に座る。カプリ島までは30分前後かかるみたい。
ここでも他の日本人ツアーの人達の姿が見える。観光地は日本人と出会える場所でもある。
水上バス内でトイレに行ったついでに、甲板に出て景色を堪能する。
水上バスからの景色 動画
風はビュービューと吹いてはいるが、とても爽快!ちょっと肌寒いが「そんなの関係ないっ!」と思うテンションに。
カプリ島に到着
そして遂にカプリ島に到着します。ワクワク気分が絶頂になってきているのを感じる!!
船には他の日本人団体ツアーが何組か乗っていたので、そっちに付いていかないように注意しましょう!
カプリ島って青の洞窟以外にも何があるのか?
船着き場付近には観光客用のお店が入っているのか?建物が並んでいる。
カプリ島の船着き場から見た風景 動画
中々乗り心地のいい船でしたが、トイレの数が少なかったのが不満ポイントかも。特に女性用は時間がかかるので長蛇の列が出来ていました。
「遂にカプリ島に上陸しましたよ~~!」ポーズの男。この後待ち受ける大惨事の事など、この時は知る由もないのだが。。
□POINTカプリ島はナポリから約30km南にある、人口は約15,000人、面積は10.5k㎡、外周約17kmの島である。5つの小さい山があり、昔から別荘地として栄えている。”青の洞窟”以外にも他に”緑の洞窟”など3つの洞窟がある。
そしてすぐに”青の洞窟”を見に行く用のボートに乗る事に。
青の洞窟を見に行くボートに乗り込む
このボートの乗客、ほとんど日本人・・・。ここでクラブツーリズムの団体さんと鉢合わせ。ほぼ同じような日程で9日間のツアーだそうだ。
そしてこのボートに乗り込むのを待っている時に悲惨な宣告を告げられる。。。
「今日は青の洞窟には入れません!」
「・・・・・・・・・・・。」
何も言葉が出ない。。
「こんな天気が良くて、波も高くないのに・・・」
なんで???
「数日前からの雨で水面が高くなっているので、入れません!」
との事。
「オーマイガー!」
ツアーの他の参加者も同様にテンションがガクっと下がる。なんとか気持ちを持ち直し「また次にイタリアに来るきっかけができたね!」とポジティブな言葉を捻りだす人もいた。
「そうだ、そう思おう!」
今日はこの景色を見れただけでも幸せなんだ。
ちなみにカプリ島には青の洞窟以外に「緑の洞窟」「日の洞窟」「珊瑚の洞窟」などがある。知名度で言えば”青の洞窟”がダントツに抜けているのだが。
残念な気持ちになるのは簡単だ。でもそれはこの船に乗る50人ぐらいのみんなは思う事。そんな感じで普通になりたくない!そう思い気持ちを前向きに切り替える。
□POINT青の洞窟に入れる確率が高い季節は「4月・7月・8月・9月」だそうだ。その中でもオススメがそんなに人の多くない「4月」なんだとか。次はこの時期に行きたい!
ただ青の洞窟には入れなくとも、その真ん前までは行ってくれるそうだ。船に乗り込む船首に座る。
はるばる来たカプリ島も青の洞窟だけではないしね。隣に座ったのはクラブツーリズムでイタリア9日間のツアーで来ていたオジサン。「残念だけど仕方ないよね~」と言葉をもらう。
「また次があるさ!」と気持ちを切り替えた男。カプリの青に合うアディダスの青ジャージを着ている男。
そういう気持ちを乗せて、船は出発していくのであった。
この続きはまた次回に!
↓↓イタリア旅行記:初回↓↓
【コメント欄】