イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-5日目
バチカン市国観光
サン・ピエトロ広場の散策
サン・ピエトロ広場の中心の方に歩いてくると、周りの円柱が重なって見えてくるようになりました。もう少しで重なって見えるポイントに辿り着けそう!
ベルニーニ・ポイント(Bernini point)
【centro del colonnato】と文字が入っている円形のマークを足元に発見!こちらが噂の「ベルニーニ・ポイント」です。ここに立つと周辺の4重に並んでいる円柱が重なって一直線に見えるポイントなのです。
□POINTこれはこの広場を設計し「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」とまで言われたバロック芸術の建築家「ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ」(Gian Lorenzo Bernini)がこの地を訪れる巡礼者の為に造ったもの。彼はこの広場が「閉じられている・守られている場所であり、なおかつ開かれている場所でもある」という空間を造り、「神の救いの光が世界中に信者に届くように」という思いを込めたそうです。
こちらがそのベルニーニ・ポイントから見た円柱。見事に4本並んでいるハズが一本に見えますね。さっきまでは柱が周りの風景を邪魔していたが、こうやって揃うと外の世界が見えます。ただこの広場を設計した当時のこの広場周辺がどうなっていたかは分かりませんが、今の時代は「外の世界から光が入る」というよりは「外のアパート群が見える・・・」という感じで当の設計者ベルニーニの思惑が活かされない結果となってしまっています。。
広場には沢山の人がたむろっています。
サン・ピエトロ大聖堂を正面から見てみる。右側のオベリスクもよく見るとテッペンに十字架が刺さっている。貴重なオベリスクに手を加えるとは中々強引なカトリック。
広場ではみんな思い思いに記念撮影タイム。
サンピエトロ広場をぐるっと見回してみた 動画
広場内には大規模なミサの準備の為か、大きなトラックも停まっていた。
カトリックの総本山前で、にわかカトリック?男の”お祈りポーズ”。
「ベルニーニ・ポーズ!」と勝手に作ってる自分勝手な男。
サン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロ設計のクーポラを触る男。
「この辺がちょっと汚れてたので、拭いておきました」って感じ!
近くで見ると重厚な円柱。横から見るとギリシャの神殿のようだ。
やっぱりこういう観光名所に来て肌でそれを実感するのと、写真だけで見るのでは全然迫力が違う。これが旅の醍醐味でもあるのだ。
広場の端には露店がドリンク類を売っていた。
偉大なサン・ピエトロ大聖堂もこれで見納め。ありがとう!
辺りには警官が立っていて、救急車まで待機している。万全の態勢だ。
杖をついている障害者っぽい人が足を引きずりながら歩いていると、パトカーに乗った警官が何か喋りかけていた。本当に障害があるのか?それともスリで足を引きずるフリをしているのか? 油断できないと改めて感じた瞬間であった。
数は少ないがバチカン市国にも市民はいる。しかし彼らのほとんどは修道者であり枢機卿や司祭などである。またスイス傭兵もバチカン市民に当たるらしい。ただしバチカン市国で働く他の職業の人達は、イタリア国籍でそこから通勤している。という事はこの辺の警官もバチカン市民ではないのだろう。
大通りの脇にある建物に入っていきます。
「MOSAIC Capriotti」お土産物屋
こちらの「MOSAIC Capriotti」と看板のあるお店に入って、トイレ休憩&バチカン土産のお買い物時間です。
バチカン市国土産というと絵葉書が人気あるらしい。
それとカトリックの総本山だけあって、カトリックグッズがズラリと並んでいた。
こちらのお父さんは絵葉書を出すとの事で熱心に自分家の住所を書いています。「家族に出すの?」って聞いたら「いや、自分宛に出すんだ!」と言っていました。
こちらの細長いのは阪急交通社さんから頂いた記念のカレンダー。今回の旅をアテンドしてくれた添乗員さんから貰いました。
表紙をめくるとこんな感じのデザイン。
バチカン市国のお土産物屋さんでダビデ像の首振りバブルヘッド人形が欲しかったのですが、塗装のムラなどがあって購入を控えました。この後寄るお土産物屋さんでキレイなのが置いてあればいいのですが。。
この後は地下道を通って、バスの乗り場まで移動します。みんなエスカレーターに乗っていましたが、若者の私は元気よく階段を登り先回り。
バス乗り場に到着。ただ我々のバスがまだ到着してなかったので、しばらくここで待機する事に。
その間に近くにあるお土産物屋さんを物色するも、特に大したものは無し。。
そうしている内に我々のバスが到着。乗り込みバチカン市国を後にします。
という事でこの続きはまた次回に!
↓↓イタリア旅行記:初回↓↓
【コメント欄】