「なっとくのスペイン9日間」旅行記(日本旅行ツアー)の続きです。
スペイン旅行記(日本旅行ツアー) 3日目
モンセラット観光
3日目の朝、また朝食バイキング。並んでいる食べ物は昨日と代わり映えがなく、イマイチ食欲が湧かない。
相変わらず朝からモリモリ食べる男。
勿論野菜も沢山食べます。一応健康的な食事、量以外は・・・。
ボクは昨日よりは控えめな朝食を頂きます。あまり野菜の種類がなく、ベーコン関係が多い。
でも油ギッシュな肉系が多いので、肉系は控えます。
バスでモンセラットへ移動
朝8時にバルセロナのホテルを出発します。
この日から乗るバスが”ゆったりバス”となります。日本旅行さんの謳い文句では「シートピッチが90cm以上の快適なゆったりバスでご旅行をお楽しみいただけます」とパンフレットに記載があったやつです。
でも普段日本のバスに乗り慣れていると、そこまでのバスの違いが感じにくい。
しかも前のシート裏にネットやペットボトル入れがないので、手荷物や水を置くスペースがないのが難点・・・。
こちらはバルセロナ郊外にあるお墓。沢山のお墓が並んでいる。
これから行くのは奇岩が独自な景観を作り出しているモンセラット修道院。
バルセロナからはバスで約1時間の移動となります。
モンセラットに到着
隣に座った岡ちゃんと話をしていると、あっという間にモンセラットに到着。
バスを降りる前に添乗員さんから「バスを降りて修道院に向かうまでは早歩きでお願いします。というもの黒い聖母マリア像は時間が経てば、人が増えて待ち時間が長くなるので出来るだけ早く行くと待ち時間が少なくなるのでご協力お願いします」とアナウンスがあります。
モンセラット
バルセロナから北西へ約50kmの位置にある、日帰り観光地として人気があり奇岩がそびえるカタルーニャの聖地モンセラット。別名「のこぎり山」という名の通り、変わった岩山がそびえたつ絶景に見とれてしまう。
山の中腹にある修道院には「ラ・モレネータ」と呼ばれる黒い聖母マリア像が祀られており、9世紀に羊飼いの少年が洞窟でマリア像を発見して以来モンセラットは巡礼者が多く訪れる聖地となった。
周りの観光客はライバル。
早速修道院に向けて、早足で歩く。途中の絶景も「景色はマリア像の見学が終わってからでも見れるので、写真撮影は後回しにしましょう」と言われるので先を急ぐ。
それにしても見た事のない変わった岩山。これが自然にできたなんて・・・と感動。
ツアー参加者は全員で23人いたが、”早く歩けるグループ”と”ご年配のゆっくり歩くグループ”に分かれます。
この辺がツアーの難しい所。今回最年長は81才のおじいちゃん。その娘と息子嫁とその子供(孫)2人の3世代で旅行に参加していました。羨ましい!
そのおじいちゃんはスキー杖をついてましたが、そんな人に早く歩けとは強要できない。でもおじいちゃん、頑張って歩いてました。
ごっつい犬。
階段を上って修道院に向かいます。
奥に修道院が見えてきました。昔は朝イチにいけばそんなに並ばず黒い聖母マリア像を見学できたのだそうですが、最近は韓国や中国などのアジア系観光客が増えてきて、彼らはアジア系だけあってか並ばないように早めに来る習慣があるのだとか。
だから韓国人や中国人を見かけたら、追い抜いて一刻も早く修道院に向かいましょう!
このモンセラット修道院は11世紀に建てられたものの、1811年にナポレオン軍にて破壊され今見られる建物は19~20世紀に再建されたもの。
老夫婦が仲良く手を繋いで歩いている。微笑ましい姿。羨ましくも感じる。
急いだ甲斐もあって、早く修道院に到着。
ラッキーだったのか、この日はアジア系観光客の姿があまりなかった。
本当にキレイな景色。でも後回し。。。
”ご年配のゆっくり歩くグループ”も何とか追いついてきた。
そして修道院に入っていきます。
モンセラット修道院の中に進む
幸いな事にほとんど待たずに入れました。
この奥に黒い聖母マリア像が展示されています。
ただし上のガラス板に書かれているように「Silence」、「沈黙」とあり、また中は写真撮影が禁止されています。
ちなみにこんな感じで黒い聖母マリア像は展示されています。
「ガラスから出ている右手を触って願い事をすると叶う」という言い伝えがあるそうです。でも信仰心の無い私は全くそんな話には興味ありません。
その後一旦修道院を出ます。こちらの前の広場はパワースポットとして人気なんだとか。
他の国から来ているツアー観光客も見かけます。
こちらの修道院(教会堂)はフランコ将軍の独裁時代にも禁止されていたカタルーニャ語でミサを行うなど、カタルーニャ人の信仰と民族意識の中心を担ってきた存在でもあるのです。
そんなパワースポットで記念撮影!
常に色んなものから元気をもらい、常に元気を発散している男がモンセラットにも出没!?
ほんとにヨーロッパの教会って細かく彫刻した像が沢山あって、いつも感心してしまう。
そして、別の入口から再び教会に入ります。
ちょうど真ん中の部分が黒い聖母マリア像が置かれている場所。さっき通った所です。
天井が吹き抜けっぽく明るい。
ステンドグラスもほんとにキレイ。ヨーロッパに来た感じがする瞬間。
大きい絵画。産まれたばかりの赤ちゃんのキリストを抱えて、ロバに乗って移動するマリア様を描いている。
普段の悪事を反省しているのか?懺悔中の岡ちゃん。
さすがに旅行中は筋トレする時間がないので、軽く空気イスポーズで太ももを鍛える男。
わざわざこんな教会でする事でもないんだけど、なんとなくやってしまう性格。
なんとなく絵になるこちらの少年の背中。
中の広場で、「位置について~~!」
「よ~~い!」
「ドンっ!」で走り出す元陸上部の岡ちゃん。
この時は能天気に遊んで楽しんでいる彼ですが、この後”まさかの大惨事”に見舞われるとは夢にも思わなかったでしょうね。
そんな続きはまた次回!
↓↓スペイン旅行記:初回↓↓
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